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イニシャルKさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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21.  うなぎ 《ネタバレ》 
以前見た時は期待しすぎたせいかイマイチな感じがしたのだが、15年ぶりに改めて見てみるとそこまで悪くなかった。妻を殺した過去を持ち、仮出所後も刑務所で服役中に飼っていたうなぎにしか心を開かなくなった人間不信の男と、彼が偶然助けた自殺未遂の女の「人生の再生」を淡々と描いているのだが、やはり昔見たときはこのテーマが少々わかりづらかったのかもしれない。シリアスなストーリー展開だが、ところどころにあざとくない程度に笑えるシーンが盛り込まれていて見やすくなっているのもよかった。(人間不信の男が客商売の床屋を開くという矛盾も考えてみれば笑える発想だ。)今村昌平監督のカンヌでの最高賞受賞作といえば本作と「楢山節考」だが、個人的には本作のほうが「楢山節考」よりも好み。とはいえ「復讐するは我にあり」のようなギトギト感はなく、これはやはり今村監督の演出が丸くなっているのだろうなあと感じられる。(直球勝負の映画だった「黒い雨」よりはギトギト粘りのある映画だとは思うが。)冒頭の主人公が妻を刺殺するシーンは緊迫感とインパクトがあり、このシーンは印象に残った。今村監督の映画はあまり見ていないのだが、また機会があれば日活時代の若い頃の監督作も見てみたい。(2013年10月8日更新)
[DVD(邦画)] 6点(2005-07-28 17:38:18)
22.  ウルトラセブン 《ネタバレ》 
高畑勲監督のデビュー作である「太陽の王子ホルスの大冒険」などと同時上映で劇場公開された「ウルトラセブン」の第18話。「ウルトラセブン」といえばシリーズの中でも特に名作とされ、今も人気が高いのだが、このエピソードは印象としては平均的で、まあいつも通りな感じで、どうせ劇場で上映するなら「ウルトラ警備隊西へ」とかでも良かったような気もするが、面白くないかと言われれば、そうでもないというのが正直なところで、ベル星人の作り出す疑似空間の森は閉じ込められたソガとアマギに感情移入しながら見るとそれなりの怖さは感じることができるし、ベル星人の出す鈴虫の鳴き声のような怪音波もちょっと不気味に感じる。(基地でこの音が流れたとき、ダンは即座に反応して耳を塞いでいたが、やはりセブンは地球人と違って敏感なのだろうか。)登場する敵はベル星人のほかに、操演による巨大なクモやスフラン(吸血植物)などが出てくるものの、やはり「ウルトラマン」の第8話「怪獣無法地帯」と比べても予算不足なのか、似たようなシチュエーションながらこちらのほうが地味に感じられる。それにしても脚本の都合とはいえ、ダンの言う通り彼に後を任してウルトラホークに退避するキリヤマたち、見ていてもうちょっと気遣おうよと思ってしまう。でも、それだけに疑似空間が消滅しかけたときに一人ダンを助けに行こうとするアンヌが印象に残る。このあとのエピソードでもアンヌ一人がダンを気にかけている描写(「セブン暗殺計画」など。)があるので、こういうのが積み重なってあの最終回につながっていくのだなと思う。やはりこの「ウルトラセブン」というはダンとアンヌの物語でもあるのだ。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2021-08-23 02:25:12)
23.  ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国 《ネタバレ》 
前作「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE」の続編の体裁を採り、ウルトラマンゼロを主人公に彼の別次元宇宙での冒険を描いている。ウルトラ戦士が総登場し、つくりとしてもかなり力が入ったお祭り騒ぎ的映画だった前作とはうってかわって、ルーキーヒーローであるゼロの本格的デビュー作として製作されているという印象で、前作から比べればウルトラシリーズの劇場版としてはいつもの感じだが、登場したばかりの新キャラが主人公として活躍する内容としてはこれでいいのだろう。ゼロの仲間となる新ヒーローたちは円谷プロのウルトラシリーズ以外のヒーローのリファインになっていて、小ネタも多く、前作ほどではないが、少しでも好きであればそれなりに楽しめる。石坂浩二がナレーションを担当しているのもオールドファンを意識してのことだろうけど、まさに小学生時代に夢中になってこのシリーズを見ていた者としてはやっぱり嬉しいものがある。(出番もけっこう多い。)ゼロと一体化するのはラン(小柳友)という青年だが、一体化している間は完全にゼロの意思だけで動いていたり、変身の回数に制限があるというのが面白かった。でも、今回はいわゆる怪獣らしい怪獣はあまり出てこなかったのでそこがちょっと残念だったかな。音楽は川井憲次が担当しており、とくにベリアル軍のテーマは不安を煽るような曲調が彼らしく、印象に残る劇伴だった。(川井憲次はこういう曲、うまいと思う。)それから一言ほどしかセリフの無い80とユリアンの声優に長谷川初範と萩原佐代子を起用しているあたりもなんか良い。
[DVD(邦画)] 5点(2017-06-22 00:26:39)
24.  歌麿をめぐる五人の女(1946)
溝口健二監督が終戦の翌年に手がけた時代劇。タイトルから浮世絵師・喜多川歌麿の女性遍歴を描いた映画かと思っていたが、どうも違う。出てくる女たちは田中絹代以外はほとんど印象に残らず、はっきり言って誰が誰なのかもよく分からない。歌麿の浮世絵師としての生きざまを描いたものとしても物足りなさが残る。それに物語にも入り込みにくかった。溝口監督らしさは田中絹代演じるおきたの描き方や、溝口映画では定番の長回しなどに見られるが、全体として深みのない映画で、凡作の域を出ていない。この時代の溝口監督は低迷していたようだが、この映画もその一つではないだろうか。ただ、田中絹代は好演していて、晩年の溝口作品の顔としてのその後の活躍を予感させる演技を既に見せており、これから溝口監督と田中絹代は数々の名作を生み出していくことになるのだなあと感じることができる。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2012-12-27 17:33:52)
25.  うる星やつら いつだって・マイ・ダーリン
「うる星やつら」の放送開始10年を記念して作られた劇場版第6作。もうこの頃には原作もアニメもとうに終わっているという状況で作られた作品で、あまり評判もよくないのだが、確かに今まで見た劇場版シリーズの中ではいちばんテレビっぽい印象で、出来としてはイマイチかも。それでもいつも通りのドタバタラブコメとしては普通に楽しめる作品にはなっていると思うし、不評要因の一つとされているいつもと違うキャラクターデザインも確かにラムの風貌とか若干の違和感は感じるが、そこまで気にはならなかった。でも久しぶりに作られた作品というのもあるのかもしれないが、やっぱりあまりにもテレビっぽい軽いつくりで劇場版という感じはほとんどしない。
[DVD(邦画)] 5点(2011-11-09 01:56:07)
26.  うる星やつら4 ラム・ザ・フォーエバー 《ネタバレ》 
劇場版第4作。今回は「ビューティフル・ドリーマー」と同じく夢と現実みたいなテーマを描いていて世界観としては嫌いではないのだが、どうも押井守監督に対抗意識を燃やしたやまざきかずお監督があえて同工異曲のテーマに挑み、そして失敗しているような印象でせっかく雰囲気の良かった前半からいきなり後半は雰囲気が変わったように見え、意味不明の展開になってしまったのが残念。前半の雰囲気を保ったまま最後までいってくれたらひょっとしたら傑作になっていたかもしれないが、やまざき監督にそこまでの力量はなかったようだ。(背伸びをしすぎたとも言えるが。)これがテレビシリーズと並行して作られた劇場版としては最後の作品(「ラム・ザ・フォーエバー」というタイトルも公開当時はシリーズ最後の劇場版という意味合いもこめられていたのだろう。)であるがこれまでの劇場版と比べてレギュラーの登場人物が少なく、オリジナルキャラクターもいないに等しい。その上、ストーリー展開が暗めなので見ていてなにか寂しさを感じてしまうのもちょっとなあ。ただ、エンドロールのバックがこれまでの「うる星やつら」を振り返るような写真が連続して出てくるという演出であり、(これまでの劇場版オリジナルキャラであるエル、夢邪鬼、ルウの写真も含まれている。)ここは最後の作品(実際はそうではないのだが。)らしさが感じられてけっこう好きだ。主題歌「メランコリーの軌跡」も名曲。(もっとも、本作を見終わっていちばん印象に残るのはエンドロールと主題歌だけかもしれないが。)それにしても本作の劇場公開はテレビシリーズ最終回放送の1か月前だとか。なんかすごいな。
[DVD(邦画)] 5点(2011-11-02 01:55:30)
27.  WXIII 機動警察パトレイバー 《ネタバレ》 
「機動警察パトレイバー」の劇場版第3作だが、監督が交代となり、主役も特車二課の面々から本作オリジナルキャラクターの刑事二人に変更されており、本来のパトレイバーとは違う雰囲気だが、絵の雰囲気や音楽は2作目に近い雰囲気で、主役の刑事が歩き回りながら捜査をするシーンなどは1作目を彷彿とさせている。しかしどうもねえ、シリアスなのはいいのだが、それに加えて暗く、特車二課の面々もほとんど出てこないので、本当にこれはパトレイバーなのかと思ってしまった。今回、登場するのが夫と娘を亡くしたマッドサイエンティストの女で、その女がガン細胞と娘の遺伝子を融合させて怪獣を作り出すという設定も「ウルトラマン」とかなら脚本的に違和感無いのだが、(実際見ていて「ゴジラVSビオランテ」の高橋幸治を思い出してしまった。)押井守監督が手がけた前2作で描いたサイバーテロやクーデターと比べるとリアリティーが全く感じられない。(まあ、前2作は現在だからこそリアリティーが感じられる部分もあるのだが。)それでもパトレイバーとは別物のSFアニメ映画と割り切ればそこそこ面白いとは思う。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2010-07-22 14:03:15)(良:1票)
28.  ウルトラマンゼアス 《ネタバレ》 
「ウルトラマン」の放送開始30周年を記念して作られた劇場オリジナル作品。監督に今年「矢島美容室」が公開されたばかりの中島信也(どうでもいいが、「下妻物語」が出た頃、その監督の中島哲也と混同してた。)、防衛隊の隊長と副隊長役にとんねるずを起用し、コメディタッチに仕上げている。主役のウルトラマンがヒーローとしても人間体でいる時も半人前という設定は新鮮で面白かったし、初代「ウルトラマン」で科学特捜隊を演じていた役者たち全員がチョイ役で出てるのもなんだかうれしかったりする。主役のウルトラマンゼアスに変身する防衛隊の準隊員を演じるのがとんねるずの当時のマネージャー・関口正晴(当然、俳優ではない。)というのがかなり冒険的(というか、このマネージャーはとんねるずのバラエティー番組に出演していたらしいので話題作りのためのキャスティングだったのかも。)だが、思ったほど演技は酷くなかった。(歯磨きをした後、その歯ブラシをかざして変身するのは笑ってしまった。)一方で敵であるベンゼン星人の人間体を演じる鹿賀丈史はノリノリで演じている感じが見ていて楽しそう。出光興産(「アポロマークの出光興産がお送りします。」という「題名のない音楽会」の提供読みフレーズが頭に浮かんでくる。)とのタイアップ色がやや強いような気がしないでもない映画であるが、まあいいか。ところで、直接一緒に出てるシーンはないものの、とんねるずと小林昭二がひとつの作品に出ていると「仮面ノリダー」が懐かしくなってしまう。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2010-05-07 02:40:15)
29.  ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟 《ネタバレ》 
「ウルトラマンメビウス」のテレビシリーズは金子修介監督が参加していたということで見ていた「ウルトラマンマックス」からの流れで見ていたのだが、この映画版だけは見ていなく、今回初めて見た。さすがにテレビシリーズ終了から2年近く経っているんで、少し懐かしさを覚えるも、テレビシリーズの1エピソード的な感覚で作られているので、やっぱり映画として見た場合には物足りなさがある。昭和のウルトラ兄弟六人が揃うのが一つの目玉になっていて、人間体も登場する初代ウルトラマン、セブン、ジャック(新マン)、エースの四人は当時の各シリーズの主演俳優が当時と同じ役を演じているわけだが、テレビシリーズに登場した時から思ってたけどやはりみんな老けてる。とくに郷秀樹なんか「帰ってきたウルトラマン」当時の面影がなくなってるし。(ハヤタも。)この四人のウルトラマンの変身シーンは見所の一つだが、なんか変身してから異様に長いし、最後の怪獣を倒す技も「ウルトラマン物語」の焼き直しっぽいのがちょっと気になった。でも、ウルトラマンタロウの声が石丸博也(ジャッキー・チェン)なのは「ウルトラマン物語」好きだったんで素直に嬉しく思う。ところでナックル星人の声は中尾隆聖なのだが、ほかの宇宙人たちの仕切り役というキャラ的な立場もあってか、フリーザが喋っているようにしか聞こえなかった。
[DVD(邦画)] 5点(2009-02-02 23:49:42)
30.  宇宙大怪獣ドゴラ
怪獣が今までに無い実験的な感じで良かった。しかし見たのが怪獣映画大好きな小学生の頃だったので、やや退屈だった。今見ると面白いかもしれないが、なかなか見る機会がないのが残念。
[ビデオ(邦画)] 5点(2005-04-10 12:24:33)
31.  UDON 《ネタバレ》 
実際にうどんブームが起こった頃に作られた映画だけあって便乗映画の印象が強いのだが、(参考文献として「おそるべきさぬきうどん」がクレジットされている。)それでもうどんブームが起こってそして終焉を迎えるまでの展開はそこそこリアリティーもあって、情報系映画としてはまあまあだと思うのだが、(それでもキャプテンうどんのシーンとか明らかにいらないし、ブームを強調するシーンもくどく感じた。)それが後半の親子の人情話にほとんどからんでおらず、なんだか同一人物が主人公として描かれているオムニバス映画でも見ている感覚。うどんブームの話に一時間半近くをかけており、これだけで終わっても良かったのではないか。冒頭にアメリカで屈折する主人公が描かれているのも不要で、帰国したあと少し説明するだけでいいのではないか。本広克行監督は香川出身で実際にうどんが好きなのだろうし、思い入れもあるのだろうことはよく分かるのだが、かなり構成に難がある映画のように思う。下の方も書かれているが、同じ題材でもしも伊丹十三監督が手がけていたほうが面白くなったのではないか。実際この映画を見ると伊丹監督の「タンポポ」がいかによく出来た映画かというのがよく分かる。チョイ役で香川出身の芸能人がたくさん出ていて、その中に松本明子もいるが、「タンポポ」にもチョイ役で出てたなあとか思ってしまった。ちなみに昨夜寝る前に本作を見たのだが、その数時間前に食べた夕食が偶然、天ぷらうどんだったことも書き加えておこう。
[DVD(邦画)] 4点(2012-10-09 15:03:35)
32.  宇宙大怪獣ギララ
松竹が唯一作った怪獣映画。見た当時は小学生だったが、怪獣の造形が間抜けすぎてカッコ悪く、ストーリーも大して面白くないし、特撮もしょぼかった。だいぶあとになって気づいたのだが、まだ「仮面ライダー」に主演する前の藤岡弘が出演していたり、倍賞千恵子が主題歌を歌っていたりしたのか。
[ビデオ(邦画)] 3点(2005-04-10 11:54:06)
33.  ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団 《ネタバレ》 
これは円谷プロがタイの映画会社と提携して製作したウルトラマン映画。しかし、ウルトラマンはあくまで脇役で、主人公はハヌマーンとかいう猿に変身するコチャンという少年。コチャンがハヌマーンになる経緯が冒頭に描かれるのだが、開始早々コチャンは仏像泥棒に銃殺されてしまい、それを見ていたウルトラの母が空から手を伸ばし、コチャンの死体をつかんで消える。まずこのシーンがこわい。さらにウルトラの国でハヌマーンになったコチャンは自分を殺した仏像泥棒に報復。「仏様を大切にしない奴は死ぬべきなんだ!」とか言いながら踏み潰す様は絶対にトラウマを生む。そして、渇水のため太陽を説得しに行く。「そう言えばそうだ。」とあっさりひき下がる太陽が情けない。そして最後はウルトラ兄弟と協力して怪獣軍団をリンチするという暴挙に出る。最後のゴモラが哀れ。個人的にウルトラマン映画と認めたくない作品である。
[ビデオ(吹替)] 1点(2005-03-02 17:24:22)
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