1. 浮雲(1955)
ダメ男につくす高峰秀子の強さに隠れたいじらしさもいいけど、森雅之のダメな男は不思議な魅力があります。ダメな浮気男を演じさせたら、さりげなさすぎて本当に上手です。 そんな男に惹かれる他の女たちもとてもわかりやすく古さを感じさせない映画でした。 風采のあがらないダメな男になんで女性たちが引き寄せられるのかという質問に脚本の水木洋子が「アレが良いんでしょう」と答えていたのがリアルでした。 [DVD(字幕)] 7点(2019-10-20 05:47:50) |
2. 宇能鴻一郎の濡れて打つ
宇能鴻一郎の小説のコミカルさをそのままに描いていて、これをポルノだからという理由で見ない人はもったいないと思います。 ひろみが落ち込んで自殺しようとしたときに元気づけるのはあれしかないというベタさが楽しい。 宇能鴻一郎の濡れて騎るでもそうだけど、「本当にそれでよくなるのかしら」と思いながら素直に受け入れてしまう主人公。悪意がないところが楽しすぎます。落ち込んでる時に見ると復活できる映画の一つです。 [映画館(邦画)] 8点(2017-03-02 20:40:06) |
3. うた魂♪
最初はコミカルで通すかなと思ったけど、途中から良い感じで力が抜けてきて楽しめました。一生懸命になるって恥ずかしいことと言う言葉の意味は深いと思います。必死になるのと一生懸命になるのの違いを考えてしまいました。尾崎豊の曲がつかわれていますがゴリたちの歌には感動できなかったです。作られた宣伝のままのキャラで人気が出た尾崎豊の初期の曲は、良きにしけ悪しきにつけ奥が深いです。 [映画館(邦画)] 6点(2008-04-21 03:34:21) |
4. 丑三つの村
実際の事件の映画化なのに、やけに性描写が多いなあと思いました。あとで実際の事件のレポートを読んでビックリ、映画以上に性の乱れがあったんですね。田舎ののどかさが、ちょっとずれただけで狂気になるのは怖いです。おどろおどろしかったです。 5点(2003-08-16 18:12:49) |
5. ウォーターボーイズ
笑いの落とし方が楽しかったです。嫌みのない青春もので色のからみ方もさらりとしていて良かった。ベタでいらないなあと思うシーンも多いけど見事なシンクロに+1。 6点(2003-08-16 18:06:22) |
6. 雨月物語
京マチ子、田中絹代のふたりが幽玄と現実の対比のようですごかった。フィルムが古いのか画質がわからない部分が多々あって残念だった。 7点(2003-08-06 01:38:30)(良:1票) |
7. 宇宙戦艦ヤマト
まわりで盛り上がっていたんで見に行ったのですが、面白くなかったです。感情移入できるキャラがいないからかな。 3点(2003-07-08 12:52:15) |