1. うる星やつら3 リメンバー・マイラヴ
絵のタッチはこの作品が一番好みである。相変わらずの摩訶不思議な設定も“らしく”て良い。だが、ルウにキャラとしての魅力に欠けるのが痛い。映画の軸として登場させるなら、強烈なアクのあるキャラかお約束の美少女キャラでないと、この『うる星やつら』シリーズではキャラ群に埋もれてしまう。 6点(2004-04-22 01:19:51) |
2. うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー
映画シリーズ中、特異な作品として際立ち、娯楽性よりもメッセージ性に重きが置かれている。公開当時中学生の自分にはチト難解だったように思う。繰り返される時空の歪み。幾重にも現れるパラレル。自己存在を問う哲学的命題。訳の分からないうちに終わってしまったというのが正直な感想である。だが、後に作られながら印象の薄い3作目、4作目に比べると良し悪しは別にして作品に力があるのは間違いない。 6点(2004-04-21 23:51:06) |
3. うる星やつら オンリー・ユー
当時は中学1年生か。映画のパンフレットや特集記事はよく読んだし、ポスターも貼ったし、サントラも聴きまくったなぁ。高橋留美子さん描き下ろしのポスターが嬉しかった思い出がある。幼少の頃のあたるとエルの絵が可愛かった印象が強い。あぁ、『影ふみのワルツ』がリフレインしてきた。第1作としてテレビシリーズの持つ雰囲気をそのまま踏襲した作りである。第2作では大いにその反動が来ることに…。 7点(2004-04-21 22:56:04) |
4. ウォーターボーイズ
タイトルのネーミングは好きだ。ぶっちゃけ、元ネタの高校生のドキュメンタリーのほうが面白い。内容自体は涙あり笑いありのベタな青春映画で平均レベルといった印象。クライマックス以外は見所を感じなかった。でも、妻夫木聡のさわやかぶりは最高レベル。竹中直人には食傷気味。 5点(2004-02-01 23:58:03) |