1. デトロイト・メタル・シティ
松ケンはどうしてこうキモイ役がはまるのだ。大河なんかに出てかっちょよく振る舞ってると何故か大根に見えるのに、役がキモければキモイほど彼の持つ天性の役者魂というか演技力が冴える気がする。松雪さんもこういう役の時ほど好きだ。そして母ちゃん役の宮崎美子、相変わらず泣かせるなぁ。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2012-04-18 17:02:12) |
2. 天空の城ラピュタ
ジブリ代表作として安心して誰にでもお勧めできる作品。個人的には、最初に観たのがもう成人してからだったので、多分遅すぎたのだと思う。子供の頃に観ていたら多分もっと素直に感動できただろうにと思うとちょっと残念な気がする(同じジブリへの高評価としてもラピュタ派と千と千尋派に分かれると書いている方がいたが、私は間違いなく後者)。シータが料理番をすることになって、でっかい元少年達が口々にあれ作って!と言うシーンで、何故かイギリスの家庭料理ばかり出てきたのが古典的な児童文学ぽくて印象的だった。作品全体としても完成度の高い名作児童文学のような味わい。 [DVD(邦画)] 8点(2010-09-01 11:11:45) |
3. 手紙(2006)
原作未読ながら、どうやら号泣映画らしいということは聞いていた。その先入観があったせいか、割と簡単に話の流れが読めてしまって、ストレスは無いが深みも感じない作り。これで号泣は無理だろ~と思いつつ観ていたが、思いがけずラストはお兄ちゃんの涙にもらい泣き。まんまとやられたようでなんか悔しい。分かりやすさから言って中高生の道徳の時間に最適と思われる。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2010-02-16 00:36:33) |
4. 転々
《ネタバレ》 東京人にはロケ地のそれぞれに自分なりの思い出もあったりするので、このゆるいストーリー展開の合間にふと遠い目になったりして、一粒で2度おいしい映画(笑)。お堀端を歩くと目と鼻の先に警視庁があることを知っている者にとっては、そこを歩く二人の姿に「あ~あ、ついにここまで来ちゃったのか」という別れの予感を切なく感じとれるわけだが、知らない人には最後の別れがやたら唐突に思えたのではないかと思う。イケメン役をさせると妙にダサいのに、こういう役をすると俄然良い味出してくるオダギリジョーの不思議。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2009-03-13 13:05:01)(良:1票) |
5. Dear Friends ディア フレンズ
頑張って最後まで見たけれど、主要な登場人物の全てが見事に不愉快なキャラクターで、よほどこの映画の制作陣とはセンスが合わないのだろうと思った。ヒロインの演技力に1点献上。もっと良い作品に出て頑張って欲しい。 [CS・衛星(邦画)] 1点(2008-06-05 11:13:02) |