1. 富江REVENGE
《ネタバレ》 富江さんは生霊みたいにしつこいので常にrevengeしてる感じがしますが。 序盤の少女の裸体から得点を稼ぎます。 さらに美人医師をはじめ、看護婦、富江など沢山の美女、美少女がでてきてポイントを稼ぎます。 女性の美を題材にしたホラーという意気込みを感じます。 女性を題材にしたホラーの恐怖は、女性の美の裏側にあるものです。 ・・・霧に包まれた山荘や古い病院などが良い雰囲気です。 部屋で美人医師が所長と話しているシーンが良かったです。 山の風景は郷愁を誘います。 私事ですが、 美人医師の後姿が、私の初恋の女性にソックリでしたので見とれてました。 話はそんなに面白くなくて、 結局女性の事でしか語れない内容の映画でした。 [DVD(邦画)] 3点(2015-02-09 22:54:57) |
2. 富江BEGINNING
《ネタバレ》 富江シリーズ。 富江が男子の熱い視線を独占します。当然のように嫉妬するイジメっ子の女どもがいます。 女性の美に対する僻みは醜いです。 そして富江に群がる男どもは惨めで単純な生き物として描かれます。 保健室でベッド緊縛シーンは一部のマニアなら見ておかないと、、、。 そして虫食プレイ、ゴスロリプレイ、切った耳歩きプレイ、首持ち運びプレイ、蘇生プレイ、、、等など非常にマニアでたまらないです。 平和だったクラスが崩壊してゆくのが面白いです。 不良がジャイアンみたいです。 富江の存在感は相変わらず恐ろしいです。 美人ほど裏側になにか秘めているようです。 [DVD(邦画)] 3点(2015-02-09 22:54:49) |
3. 富江 tomie
《ネタバレ》 なかなか面白かった。 たぶんコミックのほうがおもしろいんだろうけど。 昔ちょっと読んだことあるけど伊藤潤二の描く恐怖は独特だ。 映画化だとその独特の恐怖を100%は体感できない。 たぶん富江は、「男は美女によって狂う」っていうことのホラーなのかなと思った。 たぶんストーカーみたいに生霊っぽい恐怖だ。 怖いというよりも不気味で、形容しがたい魅力がある。 いや捉えどころがないというべきか。 変な電子音楽が癖になる。 ちなみにゴキブリが嫌いな人は見ないほうがいい。 [DVD(邦画)] 5点(2013-04-30 01:21:27) |
4. となりのトトロ
《ネタバレ》 非常に面白い作品です。 童心に帰れるというか、素直な自分に戻れる気がします。 これは夏休みにぴったり。 子供の視点で見事にファンタジーを描いた傑作です。 いやもう傑作すぎます。 僕がこの作品で気に入っているのは自然豊かな情景です。 それが昼と夜とでは全く違った表情を見せるところが素晴らしいと思います。 たとえば病院に行く道にしても昼と夕方から夜とでは全く違うものです。 この作品の夜には孤独と寂しさがあって良いです。 そして幻想があります。 バス停でお父さんを待つ場面は夜の孤独と幻想が見事だと思います。 メイが病院に向かう時の孤独がまた見事です。夕方の病院は遠すぎます。 夕方の描写が心なしか不安になります。 キャラクターはどれも素晴らしいです。 メイとサツキは勿論ですが、お父さんもおばあちゃんもカンタも素晴らしいです。 川を流れる水が透き通って綺麗だったり、そういった自然の描写が生き生きとしてます。 お地蔵さんやお稲荷さん、大木、鳥居など、そういったところに精霊が宿るかのような神秘的な描かれ方がされてます。 そこで流れる音楽がまた神秘的です。 もう何回も見た作品ですが、最近この作品を見ると今になって失ったものの多さに驚きます。 最近ハウル見たんですが、全然違う表現なので驚きました。 見終わった後にトトロや猫バスと別れるのが寂しいと素で思ってしまいます。 宮崎駿の中ではもっとも夢のある作品だと思います。 [地上波(邦画)] 10点(2012-03-02 21:51:57) |
5. 時をかける少女(2006)
《ネタバレ》 とても面白い作品で驚いた。 アニメの世界って、なんでこんなに明るいのでしょうか。 現実世界と同じ「人物」や「生活」「風景」を描いているのに。 とても明るい学校生活の(外向的な)イメージが描かれている。(僕はとても内向的だった。)そこに生きる人々が楽しそう見える。 図書館で本を読む人や、昼休みに中庭の木陰で仲良く話したりしている学生たちがとても楽しそう。 校舎もきれいで清潔感があり、近代的な校舎なのが良い。 こういう学校生活を送った人がいるのでしょうか? しかし、いじめられっこの男子がキレて、消火器を投げちゃうところなんかも描かれていて、とても現代的?だ。 でもやはり後半は暗くなってくる。 いつまでも友達だと思っていたのに、恋人とか異性を意識しだして、「いつまでも今までどうりに」という訳にはいかないんだと、そういう戸惑い、葛藤、孤独感は凄く伝わる。 踏み切りに自転車でぶつかったときの「ゴーン」ていう音が「気持ち良くて」不気味だ。 しかも、しばらく頭から離れない。あれ美しい! 不気味なのに心地よい。、、、、危険だ! 「商店街の時計」のデザインも細かく描かれていて良い(何だか不吉な予感がしませんか?)。 「急な坂道」ってのがまた危険な感じがして良い。 そこでのアクションはとてもスリルと緊張感がある。 ブレーキが、、、というスリリングな展開には、手に汗にぎる。 主人公の少女、真琴ちゃんは、周りの目を気にせずに自由奔放だ。(宮崎駿の少女ほど浮遊感はありませんが) 街の中で、飛んだり、跳ねたり、走ったり、自由に動いている。 遅刻してきても明るい。ポジティブシンキング! こういう元気娘は好きだし、自分もそうしたいけど、この現実世界はなかなかでそれがきない。 だってみんな冷たい眼で見るから。街ではみんなうつむいているし。 なんでみんな、アニメではこういう少女を評価するのに、実生活ではやんないんだろうね。 実生活でもこうなんないかな~。 現実は違うんだよなー。あ~、凹むわー、、、。 僕の場合ですが、 素晴らしいいアニメは、観終る時にキャラクターと別れるのが寂しくなります。 そして放心状態になり、しばらく興奮状態がさめません。 そんな感覚を久しぶりに味わえた作品です。 [地上波(邦画)] 9点(2007-09-16 01:24:53)(良:2票) |