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Yuki2Invyさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1631
性別 男性
自己紹介 基本的に3~8点を付けます。それ以外は、個人的に特別な映画です。

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1.  泣く子はいねぇが 《ネタバレ》 
諸々、思ったよりも全然シビアでビターなお話で、んで仲野太賀は子持ちではあるんですが確かにコレは完全に青春映画の範疇に在る作品すね(若くて若くて⇒苦くて苦くて)。そんでまた、その苦さ(居辛さ)が結構ズーッと続いてゆくとゆーか、息継ぎのヒマもあんましねーなとゆーか、その意味でも個人的に高度に想定外な映画だと感じちゃいましたね。まァゆーて、この主人公がそーいう状況に陥っているコトの「理由」自体はごくシンプル・オーソドックスな方のヤツだと思いますし、重ね重ね観ていて相当な長時間がワリと苦い(ダケの)映画だったかもな…つーのもシンプルに心地好くはなかったのですね。居辛さに関しての具体的な理由としては、まずは吉岡里帆が(本当に最終盤を除く全編で)ひたすらに怖すぎるとゆーのと、二つ目にじゃあソレをカバーしてくれる様な仲野太賀の味方が居るかってーと実はそーでもない、という四面楚歌に近い様な状況があったりもしてですね…(⇒序盤の古川琴音ちゃんとかも含めて、結構ほぼ全員にキレられてるor呆れられてるorナメられてる、てな感じで…)でもしかし、ソコを踏まえてのオーラスは確かにスゴく好いシーンだったと思いますね⇒コレがやりたかったんだな!と納得して、んで一点上げるコトにしました(別に二点上げても好いのですが、いったんココまでで)。  ※余談:とは言えもう一つの観点で、主人公がこーなってしまった直接的な原因の「酒絡み」のイベントについては、少し申し上げたいコトもあるのですね。第一には、この具体的な事件のインパクトが少し大きすぎるコトが(⇒ほぼほぼデジタルタトゥー的なレベルのコトだと思えてますが)本作に描かれる「コトの本質」をややボヤかしてしまってる様に見える…てのが疑問の一つ目。次に、仲野太賀はおそらく元々あーいうキャラ(酒乱)なのだから、彼がこーなってしまったのは彼だけの責任ではない⇒飲ませたヤツも同罪だろ!という個人的視点からの疑問二つ目。最後に、そもそも何であの状況でアレをカメラに映してんだ!という(コレが最大の)疑問三つ目。その辺なんかも含めると、個人的にはやっぱ太賀くん流石にちょっと可哀そうだよな…(そのワリにも全く救われねーし…)てのがまた正直なトコロの感想なのですよね。。ま~コレも、疑問の後者二つについては私自身がまた酒飲みだから…というコトなのは承知しては居ますケドも……
[DVD(邦画)] 6点(2023-07-14 23:54:28)
2.  ナイト・オン・ザ・プラネット 《ネタバレ》 
正直、ハタチ過ぎに一生の仕事を選ぶとなったとして、私の場合にタクシー運転手とゆーのはまず選択肢には入ってこなかっただろうなぁ…と思うのですね。見ず知らずの人間と密室に押し込まれて、で間を持たせる為には気まずくも喋るか、でなければ更に気まずい沈黙を耐え忍ぶか…ソコは(今でも)耐えられなくはないまでもシンプルに気乗りはしないだろうなぁ…とは思うのです。でも、昔の私よりも多少人生経験を積んだ今になって思うのは、仕事だろうが余暇だろうがとにかくやはり「人と繋がれる」とゆーのは実に非常に魅力的なコトであって、その意味では特に大都会のタクシー運転手なんて、ソレこそあらゆる分野・人種のあらゆる人々と毎日一期一会の出会いを重ねてゆける(+でその気になれば彼らと話すコトも出来るかも知れない)て、考えてみればスゴい仕事だと思うのですよ。私も実はもしかしたら、今の職種で通用しなくなったら20年後とかにはやってるかも知れない…と思います(でも私、殆ど運転経験ないので二種免許って取れるのかな?てな気もしてますケド)。  非常に純粋な会話劇の部類だと思いますが、また深夜のタクシー内てのも会話劇のシチュエーションとしてはこれまた非常に面白いとゆーか、何とゆーかこのジャンルにおける何かエッセンシャルなモノも感じられるなぁ…とゆーか。多くの場合で1対1、密室で動きもなし、かつ互いに面識が有るワケでもなし、そしてそもそも会話に乗るかどーかも完全に気分次第……なので結局、そーいう目的も必要性も本来は存在しないハズの会話を映画として面白いモノにする為には、本当に純粋な「会話としての面白さ」とゆーのが求められるのかなぁ…とでも言いますでしょーか(→端的に、それが最も際立っていたのがラスト、ヘルシンキのエピソードだったかなぁ…とも思いますかね)。  重ねて今作、会話劇でかつ全体としてはコメディタッチ、というジャンル分けになる作品だと思いますが、個々の状況設定・登場人物のキャラ自体は比較的シンプルで、少なくとも奇を衒ったというレベルでもないオーソドックスなモノだったと思います。が、だからこそ前述どおりの「会話としての(普遍的とも言える)面白さ」は逆に際立っていたかなぁ…と。そしてそれは取りも直さず、五つの話にそれぞれ出て来る役者さん達の仕事が総じて実に行き届いて素晴らしかった…というコトだ、とも。率直に、ウィノナ・ライダーって、ベアトリス・ダルって、ロベルト・ベニーニって(否、ベニーニはちょっと完全に超・ワールドクラスかも知れない)そしてマッティ・ペロンパーってこんなにまで凄い役者だったんだ!とつい感動してしまいましたね(これも否、ソレらを引き出した監督ジャームッシュをこそ、まずはとにかく褒めない訳にはいかないか…とも)。
[インターネット(字幕)] 9点(2022-05-01 03:25:48)
3.  夏への扉 ―キミのいる未来へ― 《ネタバレ》 
うう~好意的に解釈すれば、先が読めない程度の適度な複雑さを備えるSF作品で、そのタイムトラベルの仕掛けは(ごく古典的ではありつつも)まずまず鮮やかにキマっていてラストも爽やかなハッピーエンド…ですし、お話やSF要素の映画への落とし込みもそこそこ巧くいってるし、SF的映像表現もまあまあ好く出来ている方で少なくともチープというコトもないし、娯楽作品としては全然悪くない…とも思いましたかね(正直、あまり評判が良くなかった気がしたので観るのが遅くなりましたが、好い方に予想外でした)。  ただ、まずは一つ難癖を付けさせて下さい。今作ではワリと簡単にタイムトラベルは出来てしまうし、かつ並行世界の概念も無いのでとある時点の過去を変えれば世界線全体に影響が波及する…という分かり易い法則が在る様なのですが、一つポイントなのは、それでもタイムトラベルをしてその部分の仕掛け(を施す人物)は「ループ」に入らないといけない(=そーしないと流石にタイムパラドクスを引き起こす)というコトだと思うのですね(=最初に冷凍冬眠して30年後に目覚めた宗一郎は、ソコから過去に戻っても必ずもう一度冷凍睡眠して30年後に戻らなければいけない、という)。端的に、そーしなければいけない、というコトの説明がちょっと雑だったのではないか…と思うっちゅうコトなのですよ。だから一番肝心な部分、過去に戻ってあーだこーだ(結構やりたい放題)やっても最後には「もう一度冷凍睡眠しなければ」=「璃子とお別れしなければ」いけないコトの必然性が、ちょっと念入りに考えないと実はピンと来ない…という不親切さがまずは感じられたのですね(まあ、タイムトラベルものとしては当たり前っちゃあ当たり前ではあるのですケド、まずは冷凍睡眠!→そこからタイムマシンで戻って…→また冷凍睡眠!というややこしさなので、やっぱ理解するのに若干時間が掛かった…かと)。  もう一つ、なーんかチョイと…色々ダサいというか子供っぽいとゆーか、前述どおりSF的表現は悪くないと言いつつもちょっとコメディ的ともゆーか(少なくとも)エレガントで知的、という感じではなかったですし、あとはオーラスの歌がまた率直にちょっとダサい…かなあ、と。だから結局、少~しTVドラマ風とゆーか(重ねて)ジュブナイルSF風とゆーか、そーいう感じも見受けちゃった…とゆーのが正直なトコロでして。  結論、それでも決して悪い作品ではないと思いますし、例えばファミリーで観たりすると更に更に楽しめるかも…という作品かとは思いますですね(でもやっぱり、小さい子供にはチョイと小難しい話かも知れませんケドね)。
[ブルーレイ(邦画)] 6点(2022-04-06 01:03:41)
4.  名も無き世界のエンドロール 《ネタバレ》 
「ラスト20分を見てくれ!」という煽り文句からしても、非常にシンプルでごく「真っ当」なサスペンスである(ラブストーリー、或いは友情物語な側面も多分に含んでるつもりなのかも知れないケド)。  しかし、要するにオチが総てな作品として、そもそもあの形式での「復讐」のトリックとゆーのは昨今ワリとありふれたものに成りつつあるとも思うし、また登場人物もごく限られての(前述どおりの)シンプルで一直線なシナリオ故に、どーしたって20分と言わずラス前3,40分くらいには話の全容は丸見えになってしまうのであり、そこからのあのオチは正直ちょっと「弱い」。本作では更にそこからもう一枚オーラスの展開を(ちょっとだけ)用意しているワケだが、ソッチはソッチでごく陳腐な代物だったりで、尚更少し物足りない感じとゆーか(あの方法で大オチまで付くと思ってるのは、怪獣映画大好きな日本人の悪いクセかも知れないすね)。  そして、このトリックを成立させるが為にシナリオでは若干ばかり無理をしている様にもどーしたって見えてしまう(特に人物の設定面とゆーか、キダとマコトが目的のために別のキャラクターになってゆく、ソコのリアリティの面とか特に)。なので結局、このレベルのオチに「賭けて」色々と頑張ってはみたけれど、やっぱちょっとワリに合ってなかったかな、というのが支配的感想すね。遺憾ながらやや残念作ぎみかな、と(個人的には、友情ものとしての側面での岩田剛典の感じが好みだったので、もう一点はあげても好いよーな気もするのですケド…)。
[ブルーレイ(邦画)] 4点(2021-09-23 03:00:02)
5.  夏、至るころ 《ネタバレ》 
お話自体はごくシンプルに、少年の「自分探し」or「幸せってナンだろう」という問いかけを描いた作品である。そしてその少年(と彼の親友)もモチロン、登場する人々とゆーのは総じてその問いに対する明確な答えを持ち合わせて居ない、という様にも見える。好意的に解釈すれば、人生を掛けて追い求めるべきとある「道」の入口にようやく立ったひとりの人間を描いている、という様にも思われるし、そもそもソレが何なのか決して定かにはならない様なささやかで朧げなモノこそが真の幸福なのだ、というひとつの「主張」だとも思える。全体としてはごく静かで繊細で奥ゆかしい(好く言えば)という作品なのは確かかと思う(=分かり易い・共感し易い、とかって作品ではないかなあ…とも)。ただ、これはある意味「逆に」手堅いとも思えるし、個人的には率直にそもそも全然嫌いな作品というワケではないです。舞台は九州の片田舎で、そこら辺の田舎な風景・生活環境とゆーのは(コロナ禍で私自身が東京にカンヅメとゆーことも大いに影響してるのでしょーケド)なんか妙にノスタルジックで温かくも感じられ、それだけでもそこそこ心地好くなれた気もしますし。  でも、厳しい話をすれば、本作は例えばユニークさといった面については高度なソレを備えるとは到底言えないだろうし、作品に一貫性が在るが故に個々の構成要素(展開・演出・演技)が非常に有機的に結びついて「巧みに」構築できている、という作品でも多分ないだろうと思う。なんとゆーか(つまりナニが言いたいかとゆーと)初監督作品とゆーにはちょっと熱やこだわりや「気持ち」とゆーのを汲み取りにくい、とも感じるのだよね(ずっと前からコレが撮りたくて監督をやりたかった、という様なモノがどーも見当たらない、つーか)。これじゃあもう、少なくとも次回作も観てみないことにはナニも分からないよ、とでも言いましょーか。正直やや歯痒いすね。
[DVD(邦画)] 5点(2021-09-13 23:57:36)
6.  永い言い訳 《ネタバレ》 
大人の前では子供だが、子供の前だと大人に為れる男の話。とは言え、子供を持つと大人に為れるという事自体は結構普遍的なことかも知れない(子供に絶対的に頼られることで、人として成長できるから)。そもそも大人に為るとは、大人としての常識・能力を身に付けることの他に、大人でない子供(本当に「子供」とは限らない)に対し優越感を持って接することが出来るようになることではないかと思う。その意味では、子供(これはホントの自分の子供)をつくり、その子供に対する絶対的な優越感を得ることで自分が大人になったと「錯覚」するのは、それはそれで大きな勘違いであるのかも知れない。池松壮亮の言ってることは中々に深いと思う(やや意識高い系な感じだが)。  だが主人公は、(成り行きでそうなったのだが)大人として子供(他者)と関わることで、人生で真に価値が有るのは「他者を所有する(代わりに自分を他者と共有する)こと」だと悟る。悟るというか、薄々自覚してはいたのだろう。愛してないのに、愛されないと気が済まない自分が、人として極めて未熟であることに。だから本能的に自分から他者に介入したのではないかと思う。  テーマは普遍的で実は単純であるようにも思うが、いわゆる文芸映画であり映画の中身・質感自体は至極文学的。にも関わらず、(私見ではあるが)比較的明解で分かり易い映画に仕上がったのは、原作者がそのまま監督なのも要因だろうが、一重に本木雅弘の良質な演技がキモなのは言うを待たない。あと、見た目ヤバそうなんだけど、その実非常に「いい奴」な竹原ピストルの醸し出す雰囲気も面白い(彼が本木雅弘よりも実は「大人」であることが(そういう雰囲気をここぞの場面で醸せることが)、本作においては非常に重要なのだ)。
[映画館(邦画)] 7点(2020-09-14 00:57:01)(良:1票)
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