2. 溺れる魚
コミカルではあるけれどコメディではなく、むしろシリアスな部分にキラっとするものを感じる。さらにこのテの作品にありがちな登場人物の多さによる煩雑さというものがほとんど無く、むしろ整然とさえして上手くまとめあげられている。スリリングなアクションもバランス良く施されていて、もっとシッチャカメッチャカな作品だと思っていただけに、イイ意味で期待を裏切られた思いである。主人公の刑事コンビをも含めて何か新鮮なものを感じるような仕上がりとなっている。 7点(2001-03-09 14:49:23) |