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すねこすりさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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1.  オテサーネク 妄想の子供
深刻に不妊の悩みを持つ人が見たら卒倒しそうな内容。こりゃー怖い。豆腐売るみたいに赤ちゃん売ってる屋台があればねえ・・・。オティークはあの奥さんの執着の権化、まさに尽きない欲望ってとこかな。あそこまで行くと、赤ちゃんに執着しているというより、執着していることに執着している(今さら執着を捨てられない)みたいなモンでしょ。せっかくだから、もっとアニメを見せて欲しかったなあ。あの絵本はステキだったけれど。シュワンクマイエルにしては何もかもがえらく真っ当な作りでございました。いえ、不満じゃないんです、グロ全開でとても面白かったので。ちょっとばかし物足りなかっただけです。
[DVD(字幕)] 8点(2009-05-01 16:16:33)
2.  女は二度生まれる
「(売禁法のおかげで)我々チョンガーには困ったもんです」「あら、でもいつも自家発電じゃ味気ないでしょ」(セリフ詳細違うかも・・・)なーんていう会話があけすけに飛び交って面白いです。芸のない娼妓の流浪の人生。こんな、誰にも愛されない人生なんて冷静に考えればかなり悲惨なはずだけれど、小えんさんにはそういう悲壮感はほとんどないんです。それだけに、あのラストシーンが鮮烈。不気味ささえ感じさせるそのコントラストが印象的でした。
[DVD(邦画)] 7点(2009-08-27 15:08:58)(良:2票)
3.  女の中にいる他人 《ネタバレ》 
身勝手なオトコが、妻に鉄槌を食らわされる痛快サスペンス・・・、とでも言いましょうか。美しい妻が、家族のことも顧みずに自首しようとする幼稚な夫を毒殺する場面は、不謹慎ですが、カタルシスを覚えます。おまけに、この夫役の小林桂樹が、なんともはやイケてないのです。演技がマズイのではなく、彼自身がマズイのですね。顔といい、雰囲気といい、声といい、服のセンス(これは彼のせいじゃないケド。特にランニングでベッドシーンはどーよ?と言いたい)といい、雰囲気ぶち壊し。新珠三千代の美しさが尋常でない分、小林の鈍重ぶりが際立ってしまう。・・・それが狙いだったのかも?とも思うけれど。女性から見て「食指が動くタイプ」のオトコではないのです。まあ、とにかく終始イライラ・ムカムカさせられましたが、人間のエゴを、淡々と、しかし容赦なく描いている人間ドラマとして、秀逸な映画だと思います。
[DVD(邦画)] 7点(2008-07-03 10:38:41)(良:1票)
4.  おはん
数多いらっしゃる日本の女優さんのなかで、唯一人、好きで憧れだった大原麗子さんが亡くなり淋しい限りです。作品自体は凡庸ですが、麗子さんを偲んでこの作品を見ました。ビデオ屋の棚には「吉永小百合映画」にカテゴライズされて並んでいましたが、小百合さんより麗子さんの方が存在感があるように思います。小百合さん演じるおはんは、きっと男からすれば愛いヤツなんでしょうねぇ。でも裏を返せばただの「都合のイイ女」。麗子さん演じるおかよの「誰かに寄りかかって生きたことは私にはない」のセリフがおはんを切り裂いただろうねえ。挙句、夫も目の前で奪われる。あのおかよのセリフはそのまま麗子さん自身にも重なり切ないです。ああやって気を張ってないと生きていけない悲しい性。おはんみたいになよなよとそれでいて柔よく剛を制すが如くしたたかに生きていくことのできる女に、なりたくてもなれない気質。幸吉を挟んで2人の女が対峙し、そんな火花が散るシーンは胸が詰まり涙が出ます。麗子さん、安らかに。
[ビデオ(邦画)] 6点(2009-10-05 14:55:47)(良:2票)
5.  おくりびと
脚本(シナリオ)を学ぶ者として一番強く感じたことは、この作品のシナリオは、シナリオ学校でお手本として使うに格好の作品であるということです。セリフで説明するな、と耳タコなほど言われるわけですが、この作品における最大の見せ場は、広末さん演じるところの妻のセリフ「夫は納棺師なんです!」なのです。これを、夫婦の会話として「私が間違ってたわ。あなたは納棺師という仕事に誇りを持ってるのね」などとやってはペケなのよ。また、展開においても、小道具の有効な使い方、主人公の変化と、まあ、典型的なほどにキチンとされており、これ、ヘンな授業を聞かされるより、よっぽど良い教材となり得ます。そういう意味では、これが初シナリオだという小山氏はさすが構成作家としてその素養をキチンとお持ちであったことには感心の極みであります。反対に、ニュース映像で、アカデミー賞のレッドカーペットに小山氏がおらず、監督・出演者に混じり、謎の男がいることに激しく疑問を抱いていたところ、後日、その謎の男がTBSのお偉方だったと知り、もの凄く怒りを覚えたことも事実であります。小山氏のスケジュールの都合だったのか否か知りませんが、だとすれば尚更、TBSの人間は遠慮しろよ、と言いたい(これについての監督・主演者の見解も是非知りたいところ)。そして案の定、脚本家の大石静氏も氏のブログで「だから最近のTBSはダメなんだ」と吐き捨てておられたが、これが脚本家(シナリオライター)の現実なのです。この地位の低さ。出来がよければ監督の手腕、悪ければ脚本家の罪なのです。・・・ですが、この作品に対しては違和感も強く感じています。最初から最後まで、見ている人間の心に何の引っ掛かりなく、サラ~ッと流れていってしまうのです。すべては、前述のように「良いシナリオ」の要素を全部備えるがために、キャラの配置、ストーリー展開されたように思います。小山氏が、何がツボかを知り尽くしているがために起きた現象ともいえるかも知れません。いえ、そういう作り方でもゼンゼン問題ないのですが、見ている人間に、その作為的な何かを感じさせるのはいかがなものでしょう。監督の力量もその辺りをカバーしきれていなかったということでしょうか。ネタ本となった著者の納棺師の方が、クレジットで名前を出さないよう要請したことに、頷けるものがあります。
[地上波(邦画)] 5点(2009-09-24 11:22:18)
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