1. 白痴(1999)
三軒茶屋の小劇場でリバイバルを観たことをよく覚えている。ものすごく映像的なパワーに溢れた映画だった。ストーリーについて説明するのは難しいけど、この映画を観た後に残る衝撃はとても大きい。監督は手塚治虫の息子、手塚眞。父親の才能を受けつぐ力量を見せてくれた。 9点(2003-07-14 14:01:40) |
2. HANA-BI
とても良い映画だと思うけど、他の北野映画、たとえば「ソナチネ」などとくらべると若干完成度は落ちると思う。どうも絵が映し出されるシーンがあざとくて好きになれない。 6点(2003-07-03 07:52:22) |
3. はつ恋(2000)
今現在、一人で映画の主役をはれる女優は日本では田中麗奈しかいない。演技がずば抜けて上手いとは思わないが、フィルムに映し出される彼女は魅力に溢れている。映画女優に必要なのは何をおいてもフィルムに映える魅力であると思う。この映画はそういう田中麗奈の映画女優としての力と可能性を存分に見せてくれる。 7点(2003-06-05 14:23:13)(良:1票) |
4. PARTY7
オープニング、キャストの珍妙さとかなり期待させるものは大きかったんだけど、消化不良のまま終わってしまった。もっとあの限られた空間を生かした秀逸な脚本があればかなり面白い映画になっていたと思う。 5点(2003-06-05 01:56:09) |
5. バトル・ロワイアル
それなりに緊迫感を持って観れたけど、言うほどの問題性は感じなかった。少し過激なバイオレンス映画の枠内におさまる映画だった。まあその点は無視しても安藤政信や柴崎コウなど見所はあって面白いんだけど、ラストをなんだか綺麗に終わらせているのが興ざめだった。 4点(2003-06-05 01:52:55) |
6. ハートブルー
なかなか見せ所の多い映画で見た事ないけどきっと予告編はとても面白そうだと思う。本編も決して悪くなく新米刑事と銀行強盗との友情と対立を軸にテンポ良く進んでいく。銀行強盗兼サーファーのパトリック・スウェイジがカッコいい。 6点(2003-06-02 20:37:52) |
7. パラサイト・イヴ
面白いと言い切れるわけじゃないけど、映像的には頑張って雰囲気を出していたと思う。そこまで酷くはない。はず。 6点(2003-05-29 19:44:16) |
8. ハッシュ!
意外に良く出来た映画だったので驚いた。人間関係の滑稽さや冷酷さを巧く描き出していると思う。悩みつつ、間違いつつ生きていくことの大切さを見た気がする。 8点(2003-05-24 21:47:24)(良:1票) |