1. 必死剣 鳥刺し
《ネタバレ》 生きるのに不器用な剣の達人が政争に利用されてしまうというプロットはあちこちで見ますね。今作の「鳥刺し」は、映像を見る限り、瀕死の状態で油断した敵を、刀を投げて倒すというものですが、重傷を負っても利き手が無事という前提なので、ちょっと無理があると思いました。 [ビデオ(邦画)] 7点(2021-08-08 01:02:24) |
2. 響 HIBIKI
原作既読。この作品の魅力は、主人公の天才ぶり・孤高ぶり、それを取り巻く人々の嫉妬・羨望・当惑の模様によると思っていますので、映画化の際に、一般人が納得できるマイルドな方向へ改変されたら駄作になってしまうなと感じていました。結果は、響のらしさをはじめ、面白い要素がしっかり描かれていて満足しました。連載中の作品のため、どのエピソードで終了させるのかというのも気になっていた点ですが、上手いところでまとめましたね。できれば、あと20~30分欲しかったですね。アイドル映画と考えて敬遠するのは損だと思います。 [DVD(邦画)] 8点(2019-06-02 11:25:28) |
3. 必殺!5 黄金の血
鍛冶屋の政を死なせるために作られた作品。幸せ者ですね。記憶に残るほどのインパクトはありませんでしたが、初めて劇場で見た必殺なので興奮はした覚えがあります。 [映画館(邦画)] 5点(2012-05-21 20:18:27) |
4. 必殺仕掛人 春雪仕掛針
テレビ版のハードな雰囲気そのままで楽しかった。岩下氏は、トリをつとめさせずにはいられない貫禄ですね。 [ビデオ(邦画)] 7点(2010-10-24 17:12:03) |
5. 必殺!Ⅲ 裏か表か
個人の力では制御できない金の力に主水と仕事人たちがとことん追い詰められ、死者まで出る展開は、テレビではやりたくてもできなかったことを制作者たちが存分に腕を振るった劇場用映画にふさわしいものだと思う。シリーズを通しても、この作品の主水の人間臭さ、真砂屋の手の付けられない巨悪ぶりは有数のもの。拍手を送りたい。 9点(2004-08-19 00:38:32)(良:1票) |
6. 必殺4 恨みはらします
仕事人の世界がJACに乗っ取られた!前半は殺しを競りに掛けたりしていたが、クライマックスでは主水たちが大勢の侍たちと正面から斬り合っており、どこが暗殺者だよ、もはや仕事人でも何でもないじゃないかと、かつては腹も立ったものだが、しかし、今必殺であることを忘れて観てみれば、激しいアクションと起伏の多い展開で充実した2時間だったと思う。千葉対蟹江の息も付かせぬタイマンと、真田のケレン味たっぷりの見得の切り方は必見である(ホント、仕事人じゃなくてもいいよというくらい・・・)。 (追記)大好きな作品ではありますが、岸田氏演じる元締めの出鱈目ぶりは嫌い。旗本の子弟を暗殺するというハイリスクな仕事を少額の報酬で強いるのはダメでしょう。人情に訴えかけたりして。職業意識が薄すぎる。 [DVD(邦画)] 8点(2004-07-24 22:41:25) |
7. 必殺! THE HISSATSU
終盤の仕事のシーンがあまりにも長い。必殺シリーズは大好きなのに、途中でアクビをかいてしまった。 [DVD(邦画)] 2点(2004-07-07 22:01:15) |
8. 必殺! 主水死す
《ネタバレ》 シネマ「主水死す」のタイトルで公開する以上、あの時代劇スター・中村主水が死ぬまでの顛末が一貫して描かれるべきと思うんですが、実際はおざなり。津川雅彦は過去の仲間として出てきますが、私などTVシリーズのファンには誰?知らねえよ!な存在だし、名取裕子も同様。主水を刺しながら『昔は良かったわね』と言われてもピンとこないよ。この期におよんで新キャラをヌケヌケと出す恥知らずが情けない。秀たちもいなくとも別に構わない立場だし、何を思って制作者はこんなものを作ったのか甚だ疑問です。主水のブスリとやられたときの表情のみに2点献上。 (追記)藤田まこと氏がお亡くなりに(泣) 仕事人2009でのぐだぐだな使われ方を見ると、やはりこの映画でキッチリ決着がついたことにしてほしかったです。 [DVD(邦画)] 2点(2004-05-23 02:40:08) |