1. ぼくらの七日間戦争(1988)
日本映画の中で最も印象に残った作品の一つ。 9点(2001-09-03 03:24:35) |
2. 火垂るの墓(1988)
アニメで泣いたのがこのホタルの墓だけ。 8点(2001-07-19 10:37:38) |
3. ボクたちの交換日記
《ネタバレ》 素直に感動出来る作品に仕上がってましたね。ウッチャンの人間愛、漫才愛が伝わってきました。鈴木おさむ氏もウッチャンも、数多くの若手芸人を見てきたからこそ描けるリアルな悲喜こもごも。欲を言えば、17年経っても顔の変化がないのと、甲本の娘さんが田中と話してる時の会話が少し映画的だなと感じた点が不満なのですが、逆に言えば不満はそれぐらいかな。あとはケチつけるところないです。皆さんいい演技してました。 [DVD(邦画)] 7点(2013-09-18 22:37:16)(良:1票) |
4. HOME 愛しの座敷わらし
《ネタバレ》 いやもう何が素晴らしいって、映像の美しさですよ。ひゃ~、日本てこんなに美しい国なんだな~って。オープニングの牧歌的で雄大な景色からはじまり、岩手の田舎の美しさをこれでもかと切り取ってみせてくれる。最後のエンドロールの画まで気持ちよく鑑賞しましたよ。移り住むことになった古民家までもが美しい。正直ストーリーはそんなたいしたものではなく、とてもあっさりしたお話です。座敷わらしも、家族とそれほど関わってこないし、認知症のおばあちゃんの話も主軸にあんまり絡んでないし、娘や息子が友達と別れるシーンも、それまでのふれあいが描写足らずで感動に乏しいし、不満もないわけではないのですが、でも見終わった後はほっこりした気持ちになりました。そしてまた、お父さん役の水谷豊がとても良かった。心優しい父親像を見事に演じていて、「相棒」よりもハマり役立ったように思います。大きい目が印象的な座敷わらし役の子も本当に座敷わらしっぽくて良かったです(笑)。 [ブルーレイ(邦画)] 7点(2012-11-08 22:40:30) |
5. ボブ・ディラン ノー・ディレクション・ホーム
《ネタバレ》 インタビューに出てくるおっちゃんが言うように、もしアメリカの「集合的無意識」というものがあるのなら、ディランは待ちがいなくそのアメリカの集合的無意識に訴えかけていた、それはまるでシャーマンのごとく、、、。それまでの流行の曲と言えば、きれいな人たちがきれいな歌声でうたうきれいな歌そのものだった。ボブ・ディランはそれとは対極に位置すると言えよう。そうさ、我が道を行くのさ。たとえ政治団体が彼を利用しようと、マスコミに好き勝手言われようと、聴衆にブーイングされようと、彼は我が道を突き進んだのさ。ああ!素晴らしい表現者だ!え?表現することなんてない? かっこいいこと言うねディラン!おいらにサイン頂戴!え?君に書くサインはない?このヘソ曲がりぃ~! ! [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-05-18 01:54:26) |
6. 星になった少年 Shining Boy and Little Randy
いいね。泣けます。なにしろこれは実話ですからね。こんな少年がいたんだ、てことに驚きです。教授の音楽もすごくいいですね。ひゅ~るり~、ひゅ~る~り~、てメロディーが心にしみます。ちょっと不満だったのはお葬式のシーンですね。あまりにも唐突というかなんというか、、、、誰も泣いてないのもおかしいし、、、、。あとどうでもいいんですけど、柳楽君はもの凄いなで肩ですね。Tシャツが肩から落ちないか見ていてハラハラしました。 [映画館(字幕)] 7点(2005-07-20 00:21:04) |
7. ホワイト・ラブ
《ネタバレ》 この作品の公開後に、交際宣言みたいなのがあったわけですよね。 内容とはまた別に、今こうして鑑賞するとまた感慨深いものがあります。 牛追いでの転落とか、一緒に育てようとか、後半の展開の急さが印象的だった。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2022-01-13 14:58:07) |
8. ホテルローヤル
《ネタバレ》 釧路湿原を望むラブホを舞台に、いつくかの人の物語を垣間見る。 なかなか面白い設定だなと思いました。 観ていて笑っちゃう一人もいれば、しんみりしちゃう二人もいて。 従業員のお母ちゃんもそうだし、みんなそれぞれ過去がある。 主人公は父親と色々あったけれど、その父親の過去に思いを馳せて和解していく。 いつも下しか見てなかったけど上を向くとこんな景色になってるんだと 蜘蛛の巣を見つけるシーンがありますが、人の過去に想いを馳せて 相手をもっと知れば自分が優しくなっていく、そんな作品かなと思いましたね。 宮川さんに想いを打ち明ける終盤の展開が少し説明的だなと感じたのと、 切なさと笑いのバランスをとっていくのがすごく難しかったのだろうなという印象を持ちました。 [DVD(邦画)] 6点(2021-09-13 15:12:29) |
9. 僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング
《ネタバレ》 僕のヒーローアカデミア、初めて観ましたが、 それぞれの個性を持ってして、みんなで力を合わせてヴィランに対峙していく、 とてもジャパニメーションらしさが出ていて良かったですねぇ。 後半の戦闘も、ドラゴンボール並みの凄まじさでありました。 [ブルーレイ(邦画)] 6点(2020-11-20 18:54:33) |
10. ホットロード
《ネタバレ》 能年ちゃん、いろいろあって「のん」に改名したそうですけど、まぁ本作見てると女優としてはいいもの持って入るなと思いますけどね。 ホットロード、もとは80年代のコミックってことで、暴走族の少年と恋に落ちる。あぁ、時代を感じるなという題材ですね。 ヤンキー雑誌とかもあって、やんちゃなのがそれなりに市民権を得ていた時代。ただ今の感覚で見ると、 「そういうことに巻き込まれるのは規定路線よね〜」なんて思っちゃうんですけど。 ただまぁ、題材は古くても、映像的にはすごく今風でして、爽やかな色合いの青春映画に仕上がってるんですよね。 恋愛よりも家族の話の方がわりとしんみりできる内容。 [地上波(邦画)] 6点(2016-07-19 00:02:23) |
11. 僕達急行 A列車で行こう
《ネタバレ》 鉄ちゃんなら面白さ3倍、普通の人ならそれなりに、といったところでしょうか。かなりユルい笑いで、変な効果音がついたり妙なやりとりが続いたりするので、人によって合う合わないがあるかもしれません。僕自身も笑えたところは二箇所くらいしかなかったので、コメディとしては正直物足りなかったのですが、出てくる人全てが善人キャラなので、観ていてさわやかな気持ちになるのもまた事実です。鉄ちゃんでない自分にとっても、鉄道の話で盛り上がったり幸せそうに模型を楽しんでいる姿を見てるとこちらもその幸せを共有出来そうなものがありました。特に、同じ鉄オタで意気投合した人が実は会社の社長で~という下りは愉快だし、人の縁の繋がりってやっぱり大切よねと実感させられる。あやめちゃんの父が実は~まで繋がっちゃうのは少し行き過ぎな気もしたけど(笑)。まぁ、全体としては佳作かなと。 [DVD(邦画)] 6点(2012-10-28 20:58:38)(良:1票) |
12. ホームレス中学生
《ネタバレ》 美化しすぎという意見は僕も感じましたね。なんといいますか、あんまり悲壮感が漂ってこないんですよ。確かに、こんな風に突然住処がなくなったり、中学生でホームレス経験をしたりするような人は今の日本にはほとんどいませんから、原作はそういう特殊で面白い話を知る事で皆さんの恵まれた環境や家族や周りの人たちの大切さやありがたさを再認識するという、そういう役割はきちんと果たしてるんだと思います。しかしどうでしょう。麒麟の田村役を小池徹平くんが演じるというのは、まぁ仕方がないとしても、野宿中の彼の髪の毛はいつまでたってもサラサラじゃないですか。服は多少薄汚れてたかもしれませんが、小汚ねぇ感じが全然ないんですよ。それに子供達に石を投げられまくってたけど、顔面にヒットしてるのに全然平気なのはおかしいでしょ。あんなでかい石が顔面ヒットしたら普通は病院行きですよ。それにお母さんが死ぬシーンも、凄く美化されてる感が否めない。個人的にはもっと生々しい撮り方をしてくれた方がよかったように思う。 [DVD(邦画)] 6点(2009-06-11 22:48:55) |
13. 北斎漫画
深夜だというのに女体とタコの絡みのシーンで爆笑してしまった [地上波(字幕)] 6点(2006-01-21 02:53:00) |
14. 亡国のイージス
《ネタバレ》 うーむ、ここのレビュワーの皆さん方のおっしゃる通りですね。思うんですけど、製作の段階から、みんシネのレビュワーの皆さんが逐一作品にちょっかいを出す「アドバイザー」としてこの作品に関わっていれば、もっといい映画になったことでしょう(笑)。 私はまだ原作は読んでませんけど、この作品を鑑賞した限りでは、危機管理能力、国防体制への批判があるように思います。例えば、米軍が日本で行った実験を事故だと偽ったり、あるいはいそかぜを襲撃する計画を立てているときに総理がぼそっと「国民には事故とは思われないだろうしなぁ」なんてことを言ってるあたり。それと作戦会議での、各部署のバラバラさは、縦割り行政を批判してるのかな(笑)。でも国民に、あくまでも平和を見せるために現実を隠す欺瞞さと縦割り行政の弊害というものはフィクションではありませんからね。実際、拉致事件一つとってもそうだし、ついこの前も原子力空母ワシントンを横須賀に配備するというニュースがありましたけど、あれは非核三原則に反するという意見がでた。しかし実際問題として数十年前にとっくにそういった類の船は日本に寄港してるわけです。だが当時の世論としてそういった事を受け入れる環境ではなかったので政府は公にしなかった。それで今ならだいじょうぶだろうということで今回のは公にされた、つまりこれは数十年間国民の目を欺いてきたわけです。日本人の平和とはすなわち欺瞞の中に存在しているわけです。いかにリアリスティックな目がこの国に欠けているか、事例を数え上げたらきりがありません。ところで、編集がウィリアム・M・アンダーソンとなってますけど、確かにバリューネームとしてはあるのかもしれないけど、この方は日本語を知っている人なんでしょうかね?日本語知らない人が日本語の映画の編集したら、会話のやり取りに違和感が出てきそうな気がするのは私だけでしょうか? [DVD(字幕)] 6点(2006-01-07 02:03:07)(良:1票) |
15. 星に願いを。
確かに、皆さん言うようにちょっと無理があるような気もします。それでも、とても誠実な看護士さんの役柄でそういうのもなんだか許せる気になってしまいます。ところであのDJさんは、結局のところ何者なんでしょうか? 6点(2004-08-25 00:15:36) |
16. 仄暗い水の底から
見せる見せないのさじ加減がなかなかよかった。貯水タンクがボコボコってなるのと、水から手がどばっと出てくるシーンがなかなかでした。ただ、僕も、どうもあのラストはよくわかりません。お母さんはどうなっちゃったんですか? 6点(2003-04-26 21:51:28) |
17. ぼくらの7日間戦争(2019)
《ネタバレ》 1988年の実写映画というのは、今思えば当時のフレッシュな若手を売り出すための素晴らしいコンテンツでありましたね。 見たのは幼い時でしたが、大人と子供の激しい戦いや戦車シーンなどすごく印象深いです。 それが今度はアニメ化されるのかと思い鑑賞してみましたが、だいぶ別物でしたね。 ラストになって、実写の方と少しリンクさせてるのは面白い子込みでしたが、 このアニメの内容的には今の子供達に向けた作品で、SNSの問題なんかを取り上げつつ 自分の殻を破って自分らしく生きようぜ、みたいなメッセージ。 まぁそれはいいんですけど、戦争感が全然なくて、脱出には巨大気球が出てきて かなりファンタジー的だなと思いました。 それから挿入曲やランタンのシーンなどは某アニメ映画の雰囲気に似てるなぁと。 かなりインスパイアしてましたね。 [DVD(邦画)] 5点(2020-10-19 07:59:10) |
18. 炎の城
《ネタバレ》 スタジオのセットがいかにもセットくさいし、服装とかメイクがなんだか現代的で胡散臭いなと思っていたのですが、 古さも相まってこれはこれで時代を感じて逆に魅力かなとも思いました。 ストーリーやセリフや行動など、全く時代劇らしくなく、言うならば外国の舞台映画みたいな感じだなと思っておりましたが、 下の方のコメントでわかりました。ハムレットを題材にですかぁ、なるほど。 主人公の心情とか行動を、いちいち本人がセリフで言うもんだからなんだか笑っちゃいましたね。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2018-02-05 20:38:12) |
19. 火垂るの墓(2008)
《ネタバレ》 アニメのやつは有名ですから、あえて実写化した勇気は買いたいですが、残念ながら不満だけが残る内容となっていました。 母がなぜ松田聖子なのか、、、、。やっぱり違和感がありますよね。おばちゃんの性格のいやらしさはよく出ていましたが。 節子とか清太が、どんどんとやせ細っていく悲壮感が表現されないといけないのに、節子は最後まで変わってなかったと思います。 この辺がやはり実写の限界なのかな、、。そしてラストも変更されてて、これだとホタルはどこにいったのかしらという感じです。 [地上波(邦画)] 5点(2016-08-15 00:40:33) |
20. 僕は友達が少ない
《ネタバレ》 それなりに独創的なストーリーは評価しますが、後半のバーチャル世界になってからちょっとついていけない点もありました。特に、肉が夜空に語りかけるところで唄いだす展開とかおもわずずっこけちゃいました。唯一良かったのは志熊理科ちゃん役を務めてた子の体当たりな恥じらい演技かな。 [DVD(邦画)] 5点(2014-08-31 17:29:52) |