Menu
 > レビュワー
 > 青観 さんの口コミ一覧
青観さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1963
性別 男性

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  骨までしゃぶる 《ネタバレ》 
骨までしゃぶる。いやあ!凄いタイトルだ!凄いと言えば何もタイトルだけではない凄さがこの映画にはある。人間の身勝手さ、表と裏の顔、郭の世界の怖さなど人間の怖い部分を思い切り見せ付けられる事になる。ヒロインのお絹を演じる桜町弘子が天国から地獄へと落とされる様子が見ていてやるせなくなり、切なくもあり、哀しくもあり、またこの映画、何と言っても三島雅夫と菅井きんの悪人夫婦ぶりが凄い。この2人による悪人夫婦の存在あるからこそ映画のラスト、お絹が幸せになって救われた思いで、泣けてきます。舞台が洲崎でしかも、郭話とくればどうしてもあの映画、私が大好きな監督、川島雄三監督の「洲崎パラダイス 赤信号」を思い出さずにはいられなくなります。加藤泰監督も私同様、川島雄三監督の「洲崎パラダイス 赤信号」が大好きなんだなあ!と思ったら嬉しくなってきました。
[DVD(邦画)] 9点(2020-11-04 18:17:42)(良:1票)
2.  僕達急行 A列車で行こう 《ネタバレ》 
森田芳光監督が亡くなってから随分経つ。今更ながら最後の作品を見て感じたのはこの映画を見ると人間頑張れば何とかなるさ。全てが前向きなのが良い。同じ趣味を持つ2人の男、この2人の主人公の名前を含めて登場人物皆、電車の名前が付けられてるというこだわりと同じ趣味を共有出来る仲間って良いなあ。それがどんなにマニアックな趣味でも同じ趣味を持つことで得られる楽しさを見せてくれている。そして何よりも他人の趣味、楽しみ方、価値観に対して一切否定してない所が良い。人は皆、何かしら自分なりの趣味や人生の楽しみ方を持っているはずです。それを映画という最高の武器を持って見せてくれたことが何よりも嬉しい。作品的にはそんなに凄い映画でもなければ森田芳光監督の初期の頃の「の・ようなもの」や「家族ゲーム」で見せた才気はほとんど感じないし、物足りないて言えば嘘になる。しかしそれでも最後の映画がこんなほのぼのとした優しい映画であることが嬉しいし、その一方でまだまだもっと森田芳光作品が見たかったという何とも寂しい気持ちにもなる。当たり外れがこれほど激しい監督はあまりいないと思うが、そんな森田芳光監督が私は憎めないし好きですし、本当に惜しい人を亡くしたなあて改めて思った。
[DVD(邦画)] 7点(2013-06-24 22:37:08)(良:1票)
3.  ホラ吹き太閤記
冒頭のナレーションと劇中に流れるナレーションがテレビドラマ「西遊記」個人的に西遊記と言えば堺正章、夏目雅子、西田敏行(左とん平)、岸辺シローです。それ以外は認めたくない。の人の声と同じ気がする。まあ、それはさておき、クレージーキャッツの作品はどれもこれも奮起が同じで軽い感じのノリが特徴で、この作品にしてもそんな感じのノリの軽さが見られる。後の秀吉になるべく男をここでもまたいつもの調子で軽く、明るく、楽しそうに演じている植木等、この人のこういう楽しそうな演技を観ているだけでも観る価値十分の作品で、内容はまあ、タイトルからして観る前に予想できる話なのでそれほど新鮮味もないが、植木等を観るという意味において、また、いかにも昭和的な喜劇を楽しむ。そういう作品という意味で考えるとこれもまた単純に楽しめる作品である。
[DVD(邦画)] 7点(2009-09-27 12:28:41)
4.  放浪記(1962)
ほう、これってなるほど、実在の人物の伝記ものだったんですね。こういう題材でも成瀬巳喜男という監督さんは手堅くまとめて見せていて、関心させられる反面、何か自分としてはそれほど好きにはなれない。高峰秀子の芸の上手さはお見事だし、男優陣にしても加東大介、伊藤雄之助に小林桂樹ととても良い人柄で救われる作品にはなってるし、それでも何か違うんだなあ!けして、つまらなくはないのだが、これよりももっともっと良いのがこの監督の映画にはあるはずです。放浪紳士チャーリーさんの意見に同意!成瀬巳喜男監督と高峰秀子のコンビでは個人的には「稲妻」がベストだと思ってます。因みに「流れる」はまだ見てない。いや、一緒に借りてきたからまた明日見ようとは思うけど、今の所見た中では「稲妻」が成瀬巳喜男&高峰秀子のコンビではベストワンです。
[DVD(邦画)] 6点(2007-11-24 20:01:54)(良:1票)
5.  ぼんち
市川崑監督、市川雷蔵のコンビ、同じく市川崑監督、若尾文子のコンビ作品ではこれが今のところ、私にとってはベスト作品です。同じ市川崑&市川雷蔵コンビでも「破戒」は良い映画かもしれないけど、どこか好きになれず、けど、これは良かった。市川雷蔵ってこんなにも演技が上手かったっけ?て思わせる上手さ、また若尾文子にしても同じ市川崑監督と組んだ他の作品より断然、良いし、それに何と言ってもあの関西弁とそして、ピンクの傘!これに尽きる。何と言う鮮やかさ、美しさ、まるで川島雄三監督の映画の中での若尾文子を観ているようで、うっとりさせられる。またその他の女優陣にしても豪華な顔ぶれ、女と女の息を呑む戦いも、ドロドロした雰囲気でなく、コミカルな雰囲気を醸し出していて、観ていて面白い。上手い演技と良い役者、特に女優陣の上手さはどれもがこれぞ映画女優の演技というものを見せてくれるし、最後まで飽きずに楽しむことが出来ました。
[ビデオ(邦画)] 8点(2006-07-30 08:07:49)
6.  本日休診 《ネタバレ》 
都会の下町に住む人達とそこで医者を開業し、やってくる人達を温かく、時には厳しく見つめる町医者役の柳永二郎のとぼけた演技が何と言うのか?良い味を出していて、他にもやってくる客やこの物語に出てくる人達がどの人も良い味を出していて、特に女優陣がいずれも素晴らしい!角梨枝子に岸恵子に淡島千景が皆、美しく、また望月優子の腰巻が凄く笑える。上手く言えないけど、とにかくこの作品、観たのは今回が初めてだけど、雰囲気はどことなく川島雄三監督の映画のような不思議な魅力いっぱいで楽しかった。この映画、シリアスなヒューマンドラマでもあり、喜劇でもありつつ、けして、下品にはならず、それでいてユーモアたっぷりに最後まで楽しませてくれて、特に私もあの最後のシーン!三國連太郎演じる戦場帰りの元将校の基、みんなで大空高く羽ばたいていく沢山の雁を見守るあのシーンは感動しました。これまた今まで知らなかった良い雰囲気の日本映画を観た気がします。
[ビデオ(邦画)] 8点(2006-02-25 21:46:22)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS