1. 耳をすませば(2022)
《ネタバレ》 ジブリ映画の実写版。あれから10年、ちょっと若い頃の吉瀬美智子っぽくなって出版社で働きながら夢を追うアタシ。いつも通り2枚目のトーリくん演じるオイラはイタリアで音楽修行。回想シーンでぽろぽろ想起される学生時代のおもひで。国境を分かつ10年の遠距離恋愛。イタリアの彼に会いに行って別れ、日本に戻った彼と寄りを戻す。お話は出来すぎているけれど、アニメ版で描かれた淡い恋が成就する様子を見届けられるオトナの「耳すま」。主題歌「翼をください」はもちろん名曲なんだけど、この作品はやはり「カントリーロード」でないとね。それでも良作。 [映画館(邦画)] 7点(2022-10-16 02:30:49) |
2. みんなのいえ
《ネタバレ》 三谷幸喜監督2作目。若き日の豪華キャスト競演にて、一軒のおうちを建てるお話。「和」の大工と「洋」の設計家。互いの美学が交錯し、ぶつかり合う両者。だけど折れるのはいつも「洋」のオイラ。癪だけど、ここは日本、まあ仕方ねえか。二人の争いに巻き込まれながらも、静観する依頼主夫婦。脇役の飲んだくれ故・ノギワちゃん、血色悪くてちょっぴりノムガァっぽいぞ。ほとんど我が思い通り、勝ち組の「和」の故・邦江くん、いつも口先をとがらせてるけどナニ言ってるかわからねえぞ。 [DVD(邦画)] 6点(2021-08-22 07:30:45) |
3. 蜜蜂と遠雷
《ネタバレ》 1600本メモリアルレビュー。ピアノに人生を捧げた若者たちのスポコン。熟練ピアニストたちの競演。静かで熱い戦いだけど、人物の個性がちょっと弱いかな。 [DVD(邦画)] 6点(2020-11-01 05:43:34) |
4. 未来のミライ
《ネタバレ》 現実と仮想世界をつなぐファンタジードラマ。細田守ワールドは今作も健在。妹の未来ちゃんが好きくない(?)ワガママくんちゃん。嫉妬と被害妄想から、妹をイジリ倒しちゃったボク。共同作業でお雛さんなおしたり、根性見せてチャリンコ乗れるようになって、ちょっとは成長したんかな。未来から未来ちゃんが来たコトや、じいじやお母ちゃんがいる過去へ行ったコトはよく意味が分からないけれど、それなりに楽しめたんだよ。低すぎる評価に反して、ハートウォーミング効果はありました。意外にも良作。 [映画館(邦画)] 7点(2018-08-12 03:52:07) |
5. 耳をすませば(1995)
《ネタバレ》 実写版公開に向けて久々に観賞。中学生青春ドラマで、オトナが観るとちょっとションベン臭えな。登校時に団地街を移動する様子などはよく描けてると思う。やはりオンガクは素晴らしい。だけどラストの「ケッコンしようよ」はやっぱり唐突だよな。 [DVD(邦画)] 6点(2007-01-21 00:48:10) |
6. 壬生義士伝
《ネタバレ》 6年前以上に観て以来。ドラマ版と比較して上映時間137分には収まりきれずかなり要所を省いていて物足りなかったです。主演の中井貴一もドラマ版主演の渡辺謙に比べてやや頼りない印象でした。涙、涙、涙の貫一郎の最期でしたがややくどくて間延びしていたか…。それでも新撰組ファンとしては楽しめるものでした。 [DVD(邦画)] 7点(2007-01-20 23:40:13) |