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1.  モスラ(1961)
地図にも載っていない南海の孤島(=インファント島)の象徴である双子の小美人と、島の守護神である巨大な蛾(=モスラ)の特撮冒険物語。言わずと知れた円谷作品の中でも、ファンタジックな怪獣としては唯一無二のキャラクターで、作品としては「ゴジラ」「空の大怪獣ラドン」と並んで傑作の誉れ高い映画だったと言える。島での秘境・冒険モノのスタイルの前半から舞台が一気に東京へと移る構成となっているが、いかにも映画的な興趣満載で、調査隊の島での様々なエピソード(小美人を捕らえて一儲けしようとする一派との対立など)が、フランキー堺を中心にコミカルに描かれていくテンポの良さ。島民の祈りの中、巨大な卵に亀裂が生じモスラが誕生する瞬間の盛上げ方の上手さ。海を渡る幼虫モスラに攻撃を加える自衛隊機といった、パースペクティブな画面構成の美しさ。決壊したダムでのスリリングな救出エピソード。そして集中攻撃を浴びながらも、地を這って目的地へと進む幼虫のユニークな動きの面白さ。一方そんな中、ステージでは小美人を乗せた馬車が空中から舞台に降りて、中から出てきた二人(=ザ・ピーナッツ)が歌い始める、お馴染み“♪モスラの歌”。その音響効果の素晴らしさ。このシーン、一種のミュージカルと言ってもいいほどで、否応でも胸高まる名場面となっている。さらに、真っ二つに折れた東京タワーに成虫となる為の繭を作るアイデアが素晴らしく、夜間から一気に朝へと画面が切り替わる、その遠景に捉えたタワーと繭とのファンタジックな美しさ。やがて大勢の見守る中、四方からの熱戦砲の攻撃を受けるシーンになるや、そのボルテージは最高潮に達する。(直前、フランキー堺が光線避けのサングラスを慌ててかけるというシーンも挿入されるが、このあたり、本多猪四郎監督演出は実に木目が細かい。)成虫したモスラの極彩色の羽根の衝撃波で舞い上がる車などは、いかにもミニチュア丸出しで、この当時の円谷特撮のひとつの壁だったに違いはないが、むしろそれが円谷作品の味だとも言え、ここはご愛嬌と捉えるべき。優れたオリジナルの脚本に生命を吹き込み、(お得意のミニチュア・セットの緻密さはさらに進化している!)ダイナミックでスケール感溢れ、超大作の風格すら漂わせた本作は、特撮怪獣映画のお手本であり、円谷をして“特撮の神様”と言わしめた記念碑的な作品だったと言える。
10点(2003-10-18 00:22:18)(良:3票)
2.  模倣犯
類型的なものを極力嫌い、常にクセのある演出スタイルを貫くという意味では、いかにも森田監督らしい作品となっている。が、それにしてもひたすらシニカルで乾いた登場人物たちには、我々観客が感情移入する事を頑なに拒絶しているかのようで、とりわけ、極めて冷静でとても豆腐屋の主には見えない山崎努の存在には、リアリティすら感じられないのは困ったものだ。それはバーチャル的に自爆してしまうシーンにも言えることだが、実際どこまでが本当なのか解らないラストの唐突な問題提議をも含め、ひたすら人を食った嫌味で冗談のような作品で、とても好感は持てない。
5点(2002-08-10 16:35:33)
3.  もののけ姫
テーマヤストーリーを突きつめていくと、かなり解かりづらい。が、その事を抜きにした場合、これだけの奔放なイマジネーションとその独創的な表現方法はアニメと言えども、めったにお目にかかれるものではない。そういう意味ではアニメもまた総合芸術である以上、これは紛れもなく宮崎アニメのスタッフの労作だと思う。
8点(2001-05-25 23:48:20)
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