21. 木更津キャッツアイ ワールドシリーズ
《ネタバレ》 見終わって、今木更津キャッツアイは終わった、と思いました。ドラマ最終回なんて未完もいいとこ。この映画をもって『木更津キャッツアイ』は完結します。ぶっさんの最期のなんと「普通」なことか。まさかここで「普通」を出してくるとは思いませんでした。映画『ビックフィッシュ』のホラ吹き親父がいとも簡単に危篤になったときのような、あっけなさと虚無感、現実感。俺号泣。ぶっさんのあの最期が描かれて初めて木更津キャッツアイは出来上がります。そしてここで終わらないのも木更津。ぶっさんは復活しお祭り騒ぎを呼び起こし、さよならを言って消える。完璧です。これぞ木更津。人気ゆえの引き延ばし映画・2作目かと思ったら大間違いでした。ええい、減るもんじゃねえ持ってけ泥棒!いちファンとして、画竜の点である本作に満点以外はつけられません。 [映画館(邦画)] 10点(2008-04-30 15:37:48)(良:1票) |
22. 名探偵コナン 戦慄の楽譜
《ネタバレ》 芸術家にとって自分の芸術が壊れてしまっている、狂ってしまっているという事実は耐え難いものだと思います。自分の腕と音感に絶対の自信があった犯人に突きつけられた真実は、たとえ信頼云々が働いたとしても納得でき割り切ることのできるものだったのでしょうか。残酷なラストだと思います。内容は普通のコナン映画。原点回帰って感じでしょうか。ちょっとハラハラ感が足りなかったかなー。コナンの常人離れしたアクション、久しぶりに見たかったです。あと新一、絶対音感+バイオリン弾けたのか…。何でもできるなあ… [映画館(邦画)] 6点(2008-04-24 02:18:20) |
23. 模倣犯
原作のクリームパイを、シェービングクリームで作り直して、最後は観客に投げる。観客は不快。つまりパイ投げ映画でした。 [映画館(邦画)] 2点(2008-01-28 19:21:37) |
24. 完全なる飼育 秘密の地下室
たまたま番組欄にこのタイトルを見つけたときのあの何とも言えない気持ち、忘れられません。結果はいろんな意味で肩透かし。飼育というわりにそんな匂いはないし、女はあっさり心を許しすぎ。そ、そうかタイトルにとらわれたらダメなんだ、これそのもので見れば…やっぱりつまらない。心情面で早々に置いていかれたため、最後まで「理解できない人たちの理解できない心情と行動」を脱することが出来なかった。後半付近は本当にひどい。立ち位置が謎な映画。 [地上波(邦画)] 2点(2008-01-28 19:11:03) |
25. 名探偵コナン ベイカー街の亡霊
当時、子供心に一番わくわくどきどきしたコナン映画ってこれなんですよねえ。だから高い点つけときます。理屈じゃないんだぜ。 [映画館(邦画)] 8点(2008-01-28 03:50:20) |
26. 名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌
《ネタバレ》 点高いですねー。私はこれ、だめでした。コナン映画は毎年劇場で見ているのですが、記念すべき10年目!!とか言ってる割に犯人が小物すぎる。小悪党というか人間が小さいというか、ただただむかつく。最後のパスワードもどうせこいつならこうじゃねーの、と思ってたのがどんぴしゃでさらにイラッ。コナンが最後「あんた最低の人間だよばーか(意訳)」的なことを言っていました。よくぞ言ってくれたコナン。ちょっとすっきりした。子供向け映画の、しかも10周年の犯人としてどうなんだ。予告等を見てちょっと期待が大きかったのかもしれません。 [映画館(邦画)] 3点(2008-01-28 02:55:15) |
27. 電車男
《ネタバレ》 何だとふざけんなああ!!「上手くいかないかも」とかネガティブなこと言ってエルメスに否定して欲しかったんだろこの甘ったれがよおおおそれで「私は楽しかった」とまで言わせておいてそこで逃げ帰るたあどういう了見だああ!!!と、もし私が掲示板にいたらあの電車男がんばれムードをぶち壊していたんだろうか。つまりは見入ってしまったということ。イロモノだと思っててごめん。私はどうやら奥手の恋に弱いらしい。 [地上波(邦画)] 7点(2008-01-20 00:28:29)(良:1票) |
28. ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer
《ネタバレ》 特別篇(スペシャル)は木戸の死ぬ間際の夢、そしてこの映画は柴田の夢という話(説?)をどこかで聞いて、また違った印象を受けました。だからこんなに脈絡ないのか…? そして、ひょっとしたら、これはドラマが終わって残念に思うファンが見た夢なのかもしれないとも思う。柴田はあの最終回の後も健在で、真山との漫才も相変わらずで… やがて時間が進むにつれ整合性は失われ、観念的なものになっていき、それでも柴田と真山の幸せそうな?姿を見ながら夢は終わる。映画館の電気がつき朝が来る。あの最終回が放送された夜、興奮と虚脱感と期待に似た想像が渦巻く中で、床についたファンが見た夢は、こんなだったかもしれません。ちょっと高めの点。 [DVD(邦画)] 7点(2008-01-15 23:50:34)(良:1票) |
29. THE 有頂天ホテル
おもしろかったんだけど、どこがよかったか聞かれると具体的なシーンは思いつかない。そういう映画だと思う。おもしろかった! [DVD(邦画)] 7点(2008-01-15 05:10:11) |
30. 虹の女神 Rainbow Song
《ネタバレ》 技巧を凝らしたラブストーリーより、こういうものの方がすっと入ってきますね。手ぶれのある映像、リアルな台詞回しは何とも言えない青さを感じさせてとてもいいです。ああーそこまで言葉にしなくても十分絵でわかるよもうっという説明的な台詞がちらほらあって残念だったけど、これもリアルさといえばそうなのか…?とにかく自然で好きな映画です。「結婚してみるか」→「何なんだよお前は」→「引き止められたら行くのやめちゃうかも」の流れ、ぐっときます。こないだテレビで2回目を観たのですが、やっぱいいなこれ。DVD買おうかな。 [映画館(邦画)] 8点(2008-01-15 04:36:55) |
31. バブルへGO!! タイムマシンはドラム式
《ネタバレ》 「家族がいれば十分」じゃなかったのか!あまりオチが好きではありません。やっぱりバブルは崩壊して(それがあの通達によってでなくても)、家は貧乏、でもそこには全てを知った(思い出した?)あべちゃんが待っていて、家族3人で生きていく。それでいいじゃん。わがままですが、やっぱり2008年を生きる者として「国民が幸せに生きていない時代」のレッテルは撤回して欲しいものなのです。全体的なテイストはすごく好きです。 [地上波(邦画)] 6点(2008-01-15 04:18:14)(良:1票) |