61. ピンポン
松本大洋原作マンガの映画化。主要選手5人をうまく使って、きっちりと話をまとめていてすごい!!最後までドキドキしながら観ました。 「卓球というスポーツを通して、若き日に誰もが感じた憧れや妬み、挑戦と挫折、夢と現実・・」という紹介どおり、物は違っても、自分が昔打ち込んだ物に重ねながら見てしまいました。 卓球のボールにはCGが使われていたそうですが、聞かなければ分からないほど。出演者の動きとピッタリ合っているからなんだと思いますが、ものすごい事なんでしょうね。 「卓球映画」でこれを超えるものは今後出てこないでしょう(というか卓球映画が今後あるのか知りませんが)。 8点(2003-11-12 21:45:08) |
62. 模倣犯
《ネタバレ》 クライマックスの中居正広が○○するシーンでずっこけました。あれが映画をぶち壊したような・・。原作にはないらしいラストカットも意味が分からないものになっていたように思います。映画が終わった後、良くも悪くも、場内が「は!?」という感じでざわついていました。浩美役の津田寛治の演技は光っていたように思います。 2点(2003-11-11 21:43:22) |
63. 春の日は過ぎゆく
録音技師のサンウ(ユ・ジテ)と、離婚歴のあるDJの女性ウンスが出会い、別れる様子を、美しい景色を挟みつつ淡々と描いています。セリフはかなり少なくて、パンフレットには場面説明とセリフを採録したシナリオが完全収録されているんですけど、わずか5ページ。しかし、セリフがなくても、じわーっと心にしみてくる場面描写は見事。二人が愛し合うようになっていくシーンはステキ。何気ないキスシーンばかりなんですけど、本当にシアワセそうっていうのが伝わってきて・・。 「1ヶ月会わないことにしましょ」 でも、多くの恋愛がそうであるように、二人はすれ違っていく・・。離れていく彼女の心にとまどう男のダメっぷりのシーンで観ている女性は結構ひいてしまうのでは?とも思ったのですが、映画はまだまだ淡々と・・ ラスト近くの桜並木のシーンで、画像をぼかした演出がまた良いです。そして淡々としたまま終わる映画。観終わった後、心にしんみり残る何かが・・。 一つ一つの何気ない動作に一喜一憂して、まるで擬似恋愛してしまうような映画。心の中に置いておきたい映画です。 10点(2003-11-10 21:25:20)(良:1票) |
64. ロックンロールミシン
夢破れた感じはうまく出ていたと思うけれど、池内博之の一連の心の動きの描き方が弱いかも。 アパートに向かう坂道が何度も映し出されて印象的だった。 5点(2003-11-09 20:33:45) |
65. ソウル(2002)
長瀬智也のセリフが棒読みっぽい・・。でもこの役を例えキムタクがやったとしても、そんなに変わらないような気もします。なんていうか、「そんな時に落ち着いてそういうセリフ言ってる場合ちゃうやろー!」ってシーンが多い。 クライマックスの銃撃戦はそれなりに迫力があります。テレビやビデオで見るにはいい娯楽作かもしれませんが、映画だと・・という感じです。 4点(2003-11-09 16:29:48) |
66. スパイ・ゲーム(2001)
二人の共演シーンは過去の回想シーンだけで、ネイサンによるビショップの救出劇は建物の中で繰り広げられる。これが意外と緊迫感あって面白かったです。好みは分かれるんでしょうけど。 個人的には秘書の女性グラディス役のマリアンヌ・ジャン=バティスタがものすごく優秀で良かったです。 6点(2003-11-09 10:21:39) |
67. 薄れゆく記憶のなかで
甘酸っぱい少年少女の恋がせつない・・。 最後の忠節橋のシーンはずっと心の中に残っています。 8点(2003-11-08 14:21:36) |