1. ミスター・ルーキー
《ネタバレ》 僕は阪神ファンなので甘めに採点(爆)覆面選手が主人公という時点でコメディなのに、強引にシリアス路線に持っていこうとしているところが随所にあって、それがどうも違和感を感じてしょうがなかった。それでもMR.ルーキーの登場がバックスクリーン(ド派手な演出付)からだったり、1985年当時の神様・バースがいきなり代打でホームラン打ったりと試合展開はメチャクチャなんだけど、それはそれで僕は好きかな(笑)ケンカして超逆ギレの鶴田真由もメチャクチャ。あんな理論通るか!?あと、観る前は長嶋一茂が阪神のユニフォームに袖を通すのが嫌な感じだったけど、終わってみればそうでもなかったし、むしろ適役だったと思う。コメディ好きか関西人(関西ではおなじみの有名人が出演してるので)の、阪神ファンならこれを観て一足早い優勝気分に浸れる…かも。 7点(2003-07-27 23:58:43) |
2. ピンポン
原作のファンなら、忠実な脚本と演出に納得できるデキ。というか僕が原作のファンなんで点数も甘め(爆)ただ、↓でみなさんが言っているように、僕も窪塚とペコのキャラがあまりにも合わなさすぎなように感じた。かと言ってペコの適役がいるかどうかも微妙なんだけど。そのかわりスマイルとアクマのキャスティングは完璧。BGMは…思ったよりも印象に残らなかった。原作読んでから観た方がいいのかも。 8点(2002-12-10 01:10:29) |
3. 岸和田少年愚連隊 カオルちゃん最強伝説 EPISODE FINAL スタンド・バイ・ミー<OV>
「カオルちゃん3部作」のトリは、なんかしおらしい人間ドラマ。シリアスな展開はカオルちゃんのブチギレキャラと全くマッチングしてないのに。しかも前半の原作者であるリイチの妄想もまた意味不明。それでも最後は人生についていろいろ考えさせられたりするけど、それも3部作のニュアンスとちょっと違うような… 5点(2002-12-05 00:22:25) |
4. 岸和田少年愚連隊 カオルちゃん最強伝説 EPISODE II ロシアより愛を込めて<OV>
前作と違ってけっこうアホな話なんで個人的にけっこうアリ。なんか作品から“古きよき時代の日本”って感じの匂いがしてるし(笑)マンガのように強い猛者同士のケンカが楽しいし、前作から引っ張ってるギャグも笑える。それにしてもトラってしかし…(笑) 7点(2002-11-22 00:17:25) |
5. 岸和田少年愚連隊 カオルちゃん最強伝説 EPISODE I
全編で長ランを着込んだ、竹内力の狂気(!?)の演技が最高!(爆)べらぼうなケンカの強さが観ていて爽快なんだけど、ストーリーの重さと個性の強いキャラとのギャップがどうもキツくて個人的に苦手。 6点(2002-11-22 00:11:29) |
6. DEAD OR ALIVE2 逃亡者
ストーリーは前作と全く無関係で、一緒なのはキャストだけ(笑)前作のようなブッとんだラストを期待していたけど、そういう驚きがない普通のアクションでかなりガッカリ。いや、ストーリー自体は決して悪くないんだけど… 4点(2002-11-22 00:06:14) |
7. 無問題2
前作とはまったく関係なし(笑)ただ前作よりはずっとエンターテイメントしててよかったと思う。相方もニヤリとさせる登場があったりと遊び心が多くて観やすかったけど、ストーリーのわかるづらさも相変わらず。あと、岡村のガン・アクションはちょっと鑑賞に耐えかねるかと…。 5点(2002-11-06 23:58:08) |
8. 突入せよ! あさま山荘事件
実際の事件をリアルタイムで観てない分、この作品と史実とを照らし合わせることはできないけど、邦画アクションとして観てもいい感じ。佐々淳行本人が出てたのにはニヤリとさせられたし、全体的に重い映像なのにもかかわらず最後まですんなりと見せられた手腕に感心してしまった。だけど気のせいか「ブラックホーク・ダウン」に似てる気がする…。具体的には言えないけど、なんかこう…。 7点(2002-09-28 23:58:12) |
9. ココニイルコト
真中瞳主演の人間ドラマ。大阪人のポジティブな一面がフィーチャーされていて、観ていて笑えるトコは笑えたしポジティブになれた。作品に出てくる小物などの演出も、ストーリーとしっくり来ててよかったと思う。ただ、ラブロマンスとも人間ドラマともつかない中途半端ストーリーとキャラ設定はマイナス。 7点(2002-09-09 01:38:27) |
10. リリイ・シュシュのすべて
暴行シーンがあまりにも不快だったので、先に観た友人に意見を聞くとどうやら「築き上げた友情が壊れる悲しいストーリー」とのこと。確かにそう言われると切ない気もするけど、リアルというより生々しいだけだし、全編がネガティブで閉塞感が息苦しいムードにとても疲れた。リリイ・シュシュの過剰な信仰も正直不可解。個人的に「バトルロワイヤル」よりも問題がある作品だと思うんだけど…。 4点(2002-09-09 00:58:22) |
11. 化粧師
メイクアップを通じて人々に活気を与えることが、こんなに素晴らしいものとは思わなかったし、女優陣の演技もよく最後まで高いクオリティだったと思う。だけどストーリーは勧善懲悪の古臭い時代劇で少々マンネリだったのが気にかかったし、椎名桔平演じる小三馬のキャラクターが掴みづらく感情移入できなかったが残念。 7点(2002-08-28 00:49:46) |
12. ローラーボール(2001)
リメイクものらしいんだけど…なんでリメイクしたのかよくわからない。まず肝心の「ローラーボール」の球技(?)自体がよくわからないし、全世界が熱狂するほどの魅力も感じられなかったし。ストーリーはもはやグダグダで不毛。結局何が言いたかったのか不可解。オリジナルは観たことないけど、これを観てオリジナルに対する興味がかなり失せてしまった。 2点(2002-08-26 00:45:04) |
13. ソウル(2002)
ストーリーはわかりやすいしアクションも悪くないレベルなんだけど、ところどころで笑いに走ってるところがどうも無駄なように思えてならない。だけど日韓の関係が少しでもいいムードになっている中において、この作品は評価できるんだと思う。あと、↓同じく翻訳係の女優がよかったってことで(爆) 6点(2002-08-23 00:13:28) |
14. 仄暗い水の底から
ホラーとしてはストーリーが思ったよりもしっかりしていたんで、肝心のホラーシーンが印象に残るほど怖くなかった。さらにクライマックスの展開でさらにどっちつかずで興ざめ。ただ全編のムードはそこそこ出てたし、黒木瞳の演技もさすがだったし、個人的にはラストシーンが一番こわかった。 5点(2002-07-13 00:06:50) |
15. 殺し屋1
原作を読んでないとおそらくわからないであろうストーリーに、グロテスクな映像が輪をかけて不快感が増しそう。原作を読んでいる人にはキャスティング(特に主役(?)のイチ)に違和感を感じるし、浅野忠信に関してはひとりだけ際立ちすぎてかえって浮いてる印象。原作と違うラストは不可解だった。 3点(2002-07-01 01:17:59) |
16. 陰陽師
オカルトはむしろ好きだしエンターテイメント的にも悪くないんだけど、どうも細かいところが美化されていてどっちつかずの中途半端な印象をぬぐえなかった。ストーリーもメロドラマの延長っぽくて興ざめしてしまったし。CGは効果的に使われてるし、平安時代のムードもなかなかいい感じだったんだけど…惜しすぎる。 5点(2002-06-03 00:49:48) |
17. ウォーターボーイズ
よかった!大笑いできた日本映画はほんと久しぶり。絶妙な演出とネタが完全にツボにはまり、後半の見事なシンクロの演技に少なからず感動を覚えた。サントラが欲しくなったBGMも文句なし!ほんと観ているこちらがうらやましがるような高校生活だったと思う。ただ惜しいのは、主要キャストの演技力かな。 9点(2002-05-22 00:35:44) |
18. 修羅雪姫(2001)
先日観た同ジャンルの「VERSUS」と比べると、アクションは「VERSUS」でストーリーはこっちって感じ。ただ、そのストーリーももはや古臭く感じるし、全編のセリフがボソボソと聞き取りにくくてちょっとわからない。ただ、いい意味で思いっきり裏切られた釈由美子の熱演に+1点(笑) 6点(2002-05-19 00:07:29) |
19. VERSUS/ヴァーサス
【sayzin】さんの言う通り、予告編はまさにピカイチ。戦闘シーンもパワフルかつスピーディだしBGMもカッコいいんで、これだけ観る分には娯楽作としてバッチリ。でも個人的にはストーリーがB級すぎて眠気を誘うし、都合のいいキャラとか無駄なところが多すぎて退屈だった。 5点(2002-05-16 00:24:31) |
20. 地獄(1999)
近年の重大犯罪者(のソックリさん)が地獄で裁きを受けるという設定は過激だけど見応えあり(笑)だけど基本はB級カルト・ムービーで、ストーリーもイマイチだし演出もお世辞にもいいとは言えないけど、石井輝男監督曰く「事件を風化させてはいけない」というメッセージは確かに伝わってきた…かも!? 5点(2002-04-19 23:53:17) |