1. SPACE BATTLESHIP ヤマト
《ネタバレ》 ヤマトにツッコミを入れるのは野暮である。これが小学生からヤマトが好きな私が得た人生訓である。 しかし、このヤマトはヤマトではない。いや、「宇宙戦艦ヤマト」の実写化ではない。 あえて言わせてもらえれば「無責任艦長代理キムタク」というオリジナルだ(音楽がタイラーだからではない)。 ほぼ全編に「俺様キムタク戦闘班長」の上半身のアップが続き、登場人物はほぼ全てがイケメン。 アニメ版のデスラー総統なら「このヤマトにブサメンは不要だ」と西田敏行を穴に落とすんじゃないか? お約束の第3艦橋も中の人間を映さないのはキムタクへの配慮なのか?それでは意味ないだろう。 また沖田艦長最大の見せ場を打ち消す、俺様キムタク艦長代理の「さらば」風のエンディング。見ていて激しく苦痛だった。 あと細かいとこだけど沖田艦長が古代を私的に呼ぶときは「こだい」ではなく「こだぁい」だし、煙突ミサイルがないのは詐欺レベルだ。 と、ここまではイチャモンレベルも含めて否定的であるが、前向きな評価も加えたい。 防衛軍司令の橋爪功!これは!ホントの実写版「宇宙戦艦ヤマト」が作られたらそのまま留任してほしいレベル。プラス評価です。 演劇ではファンな池内博之の斉藤。舞台のような大げさな演技がツボです。プラス評価です。 バトルマシン化したアナライザー。analyzeの意味を辞書で引けよ。しかし爆笑したからプラスです。 以上で3点とさせていただきます。 [映画館(邦画)] 3点(2010-12-15 09:58:27)(笑:7票) (良:2票) |
2. 劇場版 マクロスF 虚空歌姫 ~イツワリノウタヒメ~
約2年間かけて録画していたTVシリーズを観終え、劇場版へ到着。 TVシリーズも観終えるまで相当長い時間がかかったくらいですから、このアニメに対する評価は低めなんですが、この劇場版は比較的退屈しなかった。 ところどころに入る劇場版ならではのサービスカットもありますが、このキャラデザは美形が多すぎじゃないですか? というかランカのキャラデザはおかしくなくって?とシェリル口調で疑問を呈したい。 まあ、これは美形キャラに拒否反応のあるオールドタイプの主張ですから無視してもらっていいわけですが(笑) さて、この劇場版はテレビ版とは構成が異なっているようです。 人間関係やキャラの見直しが行われています。 この変更は斬新でしたし、最後の戦闘シーンもさすがは何森監督と思います。 ダイダロスアタックとマクロスキャノン、この初代と7を綺麗にミックスするのは好感です。 単品として初見の人も置いてきぼりを食わないってのは、非常に良いと思います。 [ブルーレイ(邦画)] 6点(2010-10-12 12:39:46) |
3. ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
《ネタバレ》 娯楽に徹した総監督は、さすがに僕らの世代的なツボを知っている。 過去の日本映画のパロなのかわからないが、そんなところも面白かった。 もちろん、肝心の話も僕を十分に満足させてくれた。ただひとつ気になる事は、今作はスタッフの意見と既婚となった事により「優しい」エヴァになるんでないだろうか?と思わせるが、アスカの件で…急に自信が無くなってきた。 しかし、今日の日はさようならのBGMと次回予告から復活するんだろう?いや、するべきです!! ポカポカしたいのはレイだけでなく、観客もなんですよ、総監督。 [映画館(邦画)] 9点(2009-07-02 09:58:46)(良:1票) |
4. ヤッターマン(2008)
ヤッターマン世代ど真ん中の私としては、どうも今一つ、のれません。ドロンジョ役深田恭子の声量不足が気になって仕方がないのです。彼女のドロンジョは身近に思えるかもしれないけど、どうも近寄りがたい雰囲気ではない。個人的にドロンジョは近づいたら火傷しそうな危うさと母性を併せ持つ感じなんです。例えればトラがネコのように振舞う仕草のかわいさのような。けれど深田恭子のドロンジョに母性は感じても、危険性をどうしても感じない。ネコがトラまねをしているように思えてしまって。まあ、これは個人嗜好の問題ですね。映画は良くも悪くもヤッターマンを知る人向けって感じです。 [映画館(字幕)] 5点(2009-03-16 18:01:21)(良:2票) |
5. 犬神家の一族(2006)
《ネタバレ》 前作(オリジナルが正しいのかな?)は観ているが、記憶にほとんど残っていない。そのためなんだろうかテレビで映画を観る時はCM中「リモコン操作王」になる私が、続きを見たくてジッと我慢したくらい面白く感じた。まあ、動機はともかく犯行方法は物理的、時間的に不可能に近いようにも思うのだけどね。 前作は石坂金田一が主人公だったんろうが今作では富司純子がこの映画の主人公だと思う。あと、中村敦夫の弁護士役が私のイメージに無かった割りに凄く良かったように感じた。 [地上波(字幕)] 7点(2008-02-20 17:01:19) |
6. ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序
一言、面白かったと言うしかない。テレビ版の再編集かと高を括っていた。ところが新しく描かれたシーンも違和感無く、特に戦自やネルフの要塞から使徒に対する一斉射撃は、我ながら子供っぽいとは思うけれども、メチャクチャ好きだし、かっこいい!(子供のころ、チラシの裏に描いていた落書きそのものだもの…)ただし、テレビ版のエヴァを見ていない人には敷居が少し高いかもしれない。設定を理解し、筋を追うには展開が急すぎるようにも思う。テレビ版6話くらいまで見てから行けばいいかな?究極のネタバレになるけど。 [映画館(字幕)] 8点(2007-09-06 10:08:00) |
7. 時をかける少女(2006)
今時の高校生の話し方をしているし、携帯とかの機器も今風なんだけど、出てくる人物の中身は20年前以上の高校生のような気がした。僕らの高校生時代の感性と同じ。そう思えば、今の高校生も僕らが高校生だった時と同じで、大きくは変わらないものだんだと思わせてくれた。もっとも、このアニメを作った人たちは多分に僕の世代に近いから、そのせいかもしれないけどね(笑) あと蛇足だけど、角川は昔から宣伝が上手だ。巷の評価の6~7割が僕の評価と思えばちょうどいいと考えていたが、たまにはこんな風に裏切られるのも悪くはない^^; [DVD(字幕)] 8点(2007-08-01 11:54:18) |
8. 天空の城ラピュタ
あーあー、ついに見てしまった…。相談を受けていた同僚に「ラピュタは絶対にお勧めです!見てないんですカァ~まだ!!!」「(まだとはなんだ!まだとは?)僕はジブリ嫌いなんだよ、ごめんな」「信じられません!!ジブリがキライなんて!性格ゆがんでるんじゃなんですか(笑)」「(自慢じゃないが歪んでるよ!!)ま、好みも人それぞれだから…」「わたぁし、こんどDVD持ってきますから見てください!!」と言う会話から押し付けられたDVD。感想を述べなきゃならないので、見ないわけもいかず、正直ここのサイトの10点のレビューを参考にしようかとさえ思った私ではあるが、まあ、いいやと鑑賞しました。で、結論。やはりジブリは合わない。確かによく動くし独創的なアニメなんだろうけど、僕の感性にはフィットしない。たぶん、この主人公らのケガレのなさが浮世からあまりにもかけ離れて感じたからかもしれない。少しスレてしまったのだろうなぁ~もしも子供の頃に見ればもう少し世間の評価に見合った評価を下せたかもしれないけど、今は、この程度。最後に同僚に言った感想「見たよ。思ったよりも面白いね。でも、アニメは苦手だなぁ…(ケロロ軍曹、桜蘭ホストが大好きだとは、この娘には永久に秘密決定だ!!)」 [DVD(字幕)] 5点(2007-04-20 17:02:10)(笑:1票) (良:1票) |
9. バブルへGO!! タイムマシンはドラム式
イタイ…イタすぎる。あの名画バック・トゥ・ザ・フューチャーもあの時代を生きた人にはイタすぎる映画だったんではないか?と思ってしまうくらいイタイ映画でした。いや、このイタイってのは、面白くないのイタイではなく、当時の世相がイタイ。特にファッションが…。リアルタイムで「こいつら絶対ファッションおかしい」と思っていた僕としてはそれを笑いに出来るってのが、溜飲が下がる思いです。ああ!それ以上にヒロスエかわいいよヒロスエ!! [映画館(字幕)] 7点(2007-02-13 09:36:54) |
10. それでもボクはやってない
《ネタバレ》 ミラーマンも無実かもしれないと思わせる映画です。つい先だっても富山で婦女暴行の冤罪事件が発生し、警察から検察、裁判へと向かう制度そのものの欠点が見えてきた時期に、タイムリーですね。さて、この映画でもっとも感じた事は、登場人物全てが自分が一番正しいと感じ行動している。そんな環境で裁判官は有罪か無罪かを決めなければならず、もしも私が裁くとすれば、まずは容疑者が嘘をついていると疑ってしまう気がします。それ以上にこの映画を見て考えた事、それは裁判官になる上で経験したであろう国語の試験での「作者の主張するところ書け」という試験問題。よくよく考えればあれは「作者」ではなく、「問題作成者」の主張を探さなければならない。だって漱石や鴎外、芥川に答えを聞くことなどできないのですから。そのような試験を一般人以上に多く行ってきた裁判官が本来は「被告の主張を聞くべき裁判の場」において、設問に答えるかのごとく「問題作成者」たる検察の主張を無意識に汲み取ろうとしているのではないか?それがもしも正しければ、案外、裁判官自身は有罪判決を出す事を「自己保身」ではなく「本能」でしているのかもしれない。結局のところ、冤罪が裁判官の「本能」だとすれば司法制度を根本から変えない限り「疑わしきは罰せ」られていくのかもしれません。問題を提起する上でも、映画としても非常によいと思います。 [映画館(字幕)] 8点(2007-01-29 09:13:15) |
11. 二百三高地
思ったことを正直に書きます。あおい輝彦の関連シーン全削除でこの映画は完璧になると思います。反戦の意思は仲代扮する乃木の全シーン、そして最後の嗚咽で完全に表現できると断言したい。以前「硫黄島からの手紙」のレビューで一市民である戦死した兵士をもっと尊敬をしていただきたいと分不相応にも語ってしまいました。それと同じでないかとのご批判もごもっともです。しかし、3時間ちかい映画である以上、焦点を絞る必要がありはしないか?戦場における前線兵士の悲哀を描いた映画は数多ありますが、指揮官がこれほどまでに苦悩する映画はそうありません。だからこそ、(夏目雅子が美しかったので断腸の思い…)乃木のエピソードの一本でストーリを完結させるべきでした。明治の元老や満州軍司令部の熱演で実に筋の通った重厚な反戦映画となったと思います。あと、効果音も差し替えてほしい…音がうそ臭すぎる。 [DVD(字幕)] 6点(2007-01-16 13:48:52) |
12. 機動戦士ZガンダムII 恋人たち
《ネタバレ》 テレビ版ゼータ挫折組の私が一番驚いたのはフォウのこめかみズドンだったりする。テレビでもやったのか?いや、富野ならやりそうで怖いんだけど…。さて、カツってイラつくキャラです。つうかゼータで初登場の人物は大なり小なりイラつく奴が多い。(ヘンケンとアストナージは別)女は全員過去にリスカでもやってそうだしね。さて、次が最後だ。 [DVD(字幕)] 5点(2007-01-11 11:31:23) |
13. 機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者
実は私もゼータは途中挫折した組に属するのです。ファーストは時代背景が第2次大戦の焼き直しみたいなものだったから、イメージで理解できたところがあったのだろうが、ゼータのような戦争というより内乱的なストーリ展開は当時中学生の私には到底理解出来ない善悪混合な世界だったわけです。そんな訳で、このゼータに多くの期待を持たず見たためか面白いと思った。もちろん、登場人物の名前は半ば一般常識として知っているので、理解しやすかったわけでもあるのだけども、人物の織り成す複雑な関係、ジェリドとカミーユの数奇な関係とか非常に興味深い。まあ、せっかくならば全編新作にしてほしかったな。 [DVD(字幕)] 6点(2007-01-11 11:02:20) |
14. THE 有頂天ホテル
この監督さんの笑いのツボが私には理解できない。長ければ長いほど苦痛になってくる。小ネタがキライなのではなく(トリックは好きだし)やはり生理的に合わないのだろう。 [地上波(字幕)] 5点(2007-01-04 17:25:57) |
15. TRICK トリック 劇場版2
一応、シリーズのファンなので。今は亡き、ばってん荒川のポスター!!これが一番心に残ったくらいです。実にトリックらしいといえばそうです。しかし阿部さん。最近この系統の役が多いのですが、このキャラに固定されない事を祈ります。面白いけどね。 [DVD(字幕)] 4点(2006-12-28 15:10:57) |
16. 超劇場版 ケロロ軍曹
もう2年近くもケロロ軍曹にドップリとはまっています。軍曹のいい加減さが僕の心に響くこと響く事。さて、本劇場版は、いかにもケロロです。テレビで面白いと思えば、これもまた面白いと思うことでしょう。ただ、テレビ版のDVDが4話づつなのに比べ、劇場版は1時間という事で、コストパフォーマンスに多少の不満が残ります。あと、僕の一番のお気に入りキャラも実はタママ二等兵…「ぬしゃ、うたるっぞ!」というセリフにしびれました!(ちなみに直訳すると「お前、殴ってやるぞ!」だけど、かなりニュアンスが違うんだよなぁ~どっちかと言うと「いい加減にしろよ!」みたいな意味のような気がする僕は熊本出身…^^;) [DVD(字幕)] 6点(2006-10-19 16:36:37) |
17. アキハバラ@DEEP
最初のレビューのようなので少々緊張しますが、。なぜか見慣れたアキバの街並みやガンダム小ネタにニヤリとさせられたりもして途中までは凄く楽しめたんですが終盤になるにつれ、ご都合主義のような展開。かなりテンション下がりました。役者さんはみんな頑張っていたように思いますし、面白そうなストーリーだからもう少し考えてリアリティを持たせたらもっと面白くなったと思うんですけどね。少し惜しい気がします。 [映画館(字幕)] 5点(2006-09-04 08:41:10) |
18. 逆境ナイン
正直、役者の演技が学芸会レベルにも感じられたが、「それはそれ、これはこれ」の精神で考えるとそれで良いのかも?と思ってしまう。ああ、なんて便利な言葉だ。この映画は少林サッカーのような感じではあるが、ノリが微妙に異なる。少林サッカーのノリがメジャーなジャンプ的であるのに対し、この映画のノリはマイナーなマンガ雑誌のノリだからだ。言葉にするのは少し難しいが分かってくれる人もいると信じたい。(変なレビューになった…orz)話は変わるが、wikiで検索したらこの原作はCDドラマも作られていたそうであるが、サカキバラ監督の声は池田秀一氏であった事を知った。池田秀一⇒シャア(クワトロ)⇒サングラス⇒サカキバラなのではなく、サカキバラ⇒サングラス⇒シャア(クワトロ)⇒池田秀一つながりなんだろうなぁ~と個人的にツボった。 [DVD(字幕)] 6点(2006-08-28 15:53:43) |
19. THE END OF EVANGELION 新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に
海外のアニメサイトに実写版エヴァンゲリオンのシンジは誰がよいかとのアンケートがあって、栄えある第1位に「イライジャ・ウッド」が選ばれたという…。ヘタレつながり…。 [DVD(字幕)] 4点(2006-05-25 11:08:45) |
20. ふしぎの海のナディア
マリーなら「つまんなーーーーーーいっ!!」って言うだろう。 [ビデオ(字幕)] 3点(2005-12-08 14:39:19) |