1. 座頭市(2003)
時代劇にも関わらず、とても新鮮で何も考えずに楽しんで見れました。ただかなりの回数で使われていたCGがバレバレだったのには大いに減点。最後の派手すぎる下駄タップが原因で、二回あった農民のダンス・工事現場などの音楽シーンの色があせてしまってしまったのは残念。全体を通したら面白いんだけどなぁ。 7点(2004-03-25 16:09:21) |
2. たそがれ清兵衛
映画として減点理由が全く見当たらない。全てにおいてすばらしい作品です。ただし内容が大人過ぎるので、チャンバラを念頭に置いたラストサムライと違い、全員に好まれるものでは無いかもしれません。大人の映画好きの方は必見です。 9点(2004-03-17 08:54:36) |
3. 千と千尋の神隠し
今までのジブリ作品とは違い、一般受けするファンタジーだと思います。なんせいつもの鳥肌が立つようなセリフは殆ど出てきませんから。「生きる力」「勇気」など考えずに、とにかく目の前に起こっているファンタジーをただ楽しんでください。だたカオナシの存在理由の不明確さ、その他諸々の不備などでちょっと減点。 8点(2004-03-05 21:43:42) |
4. ロスト・イン・トランスレーション
アメリカ人だけでなく日本人にも見てもらいたい映画です。今現在、私はアメリカに留学しており日本の悪い面・良い面などを客観的に見れるようになってきたと自負しております。その私から言わせてもらうと、この映画内で描かれている日本の負の面は的確であり、日本人が自覚せねばならないところだと思います。もちろん私は典型的な白人女性がアホに写っていたシーンが一番好きですけどね。本当に多くのことが上手く盛り込まれている作品です。これからのソフィア・コッポラに注目。減点すべきところはやはり日本の紹介がくどいところと全体的にテンポが遅い所くらいです。 9点(2004-03-04 19:01:16) |
5. 北斗の拳(1995)
凄いですねぇ、これ。まともに批評するとやばいことになりますよ。ハリウッドらしいハリウッドの格闘アクションが好きな人ならほんの少しは楽しめるかも・・・もちろんアクションなんて殆どないですが。あと「後ろ回し蹴り・足刀」によほど自信があるのか、多用しまくってます。それにはちょっと笑えた。ただファンの気持ちを考えて、この点数は妥当かと。 0点(2004-02-28 11:08:39) |
6. トゥームレイダー2
すべてにおいて陳腐です。普通、矛盾だらけのアクション(つまり意味の無い行動など)はアクションを光らせ、観客を興奮させる為に行われるものですが、この映画に限っては全くアクションが光っていません。それどころかアクション以外にも矛盾点が大量にあります。その矛盾は映画を光らせるのに必要とはとても思えず、見ていて不快以外の何の感情も持てません。監督は何がしたかったんでしょうか?真面目に作ったとは思いたくない作品です。 3点(2004-02-26 19:43:13) |
7. 天空の城ラピュタ
時代の古さを感じさせない映像技術には敬服しました。さすがは宮崎駿。しかし良くも悪くも宮崎というか、やはりセリフに問題あり。思い出すだけで鳥肌が立つ所謂「くさい」セリフには、笑うしかありませんでした。映像の素晴らしさには全員が感動できるであろうこの作品。それだけにもったいないです。 8点(2004-02-26 09:17:29) |
8. 人狼 JIN-ROH
暗く、重い映画ですし、絵も技術力は高いんでしょうけど、一般的に好まれるものではありません。ただ映画としての出来大変素晴らしいです。伏線の張り方、ストーリー、キャラクター設定の不備の無さなど文句の付け所が無いです。この作品はアニメファンではなく、映画ファンが見るべきですね。 10点(2004-02-21 18:35:29)(良:1票) |
9. ルパン三世 カリオストロの城
きっとルパンファンは怒ってる・・・そう感じました。完璧に宮崎ワールドに浸ってますからね。子供のころは楽しめた映画ですが、大人になってから宮崎監督の出す平和の空気がどうしても苦手で、歯痒くなるのであまり楽しめませんでした。ただとても良い作品だと思います。 7点(2004-02-17 14:25:43) |
10. 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
物語の中心人物・クエスの狂いっぷりには正直ひいたが、他の点では十分楽しめる作品。今までの「反戦争・官僚」を前面に押し出していた作品とは一味違い、「粛清」を掲げるネオジオンを中心に光が当たっているような感じがあったので、そこも良かった。 7点(2004-02-17 14:00:57) |
11. メトロポリス(2001)
映像は確かにすばらしいが、内容がさっぱり。結局何が言いたかったのか明確ではないし、ロックがあそこまで親父に固執する理由と共にすっきりしなかった。正直楽しめなかった。 5点(2004-02-17 13:48:05) |
12. キル・ビル Vol.1(日本版)
楽しめましたが、まともに批評するのが不可能な映画。心の広い人が楽しめる映画といった感じでしょうか?とにかくタランティーノの好き勝手に映画を作って、持ち前のセンスで面白くなった映画とも言えると思います。確実に言える事は「今まで無かった」映画です。 正直この映画に8点はないかなぁと思いましたが、タランティーノの豪快な悪ふざけに驚かされたので・・・ 8点(2004-02-17 13:25:15) |
13. ラスト サムライ
一言で言うと「日本紹介映画」です。そのくせにハリウッドだからか、いろいろ矛盾点があるのでちょっと痛いかなぁと。しかしその矛盾点のお陰で演出などが映えやすくなっており、より面白い映画になっている事は事実です。この映画で特筆すべきなのは、「興奮」です。私は今まで一度も味わったことない興奮を味わいました。それだけで十点の価値は十分あると思います。トムクルーズ、監督と共に日本が大好きとあれば尚更。 10点(2004-02-13 18:09:57) |
14. 七人の侍
この手の映画の基本となる映画。この映画が発表されてから現在に至るまで、相当の数の監督・演出家がこの映画を参考にしてると思う。 9点(2004-02-13 06:14:59) |