1. カメラを止めるな!
「決して一人では見ないでください・・・」 怖いから?イエイエ、この映画の鑑賞体験を誰かと共有したくなるから。 見終わった後、無性に誰かとこの映画の話で盛り上がりたくなるから。 傑作です。 [映画館(邦画)] 10点(2018-09-17 23:31:15)(良:2票) |
2. 七人の侍
《ネタバレ》 音質が悪くて、声が聞き取りにくい。タイミングがずれているようなシーンがある。(千秋実 のまき割を失敗するシーン、久蔵が撃たれるシーン)侍が、百姓を鍛えるところが、戦時中の軍隊ぽっくって、なんかついていけない。といったところを考慮して、この点です。・・・ [ビデオ(邦画)] 10点(2006-06-16 00:10:50)(良:1票) |
3. さがす
久しぶりに近年の傑作邦画を観た。大阪に住んでいて、馴染みの街並みも映るので、親しみもあるが、他の皆さんも言われるように、佐藤二朗氏の鎌倉殿を超えるベストワークだ。断言していいと思う。他の役者もピッタリはまっている。ストーリーも時系列をシャッフルしているが難解ではない。鎌倉殿の13人ファンの私としては、ちょい役で出た康すおん氏と品川徹氏が出演しているのが、嬉しかったなぁ。しかしラストシーンは一発OKだったのか、それともCG使ったのか。どちらにしても心にしみます。素晴らしいかつエグイ作品です。 追記 この映画、家族で見ると非常に気まずいシーンがあります。品川徹おじいさんがでてきて、ご飯食べ出したら要注意。トイレに立ちましょう。そしてじっくり用を足してから、戻って、家族にどうなった?と聞けばいいです。きっと端折って簡潔に答えてくれるでしょう。 [インターネット(邦画)] 9点(2023-01-10 00:04:04) |
4. 切腹
紛れもない傑作。日本のみならず世界の映画史に刻まれてよい作品だと思います。古い白黒映画でありながら、映像は非常に美しくまるで水墨画を鑑賞しているかのよう。セリフも非常にわかりやすく仲代氏、三国氏、丹波氏皆エロキューションが素晴らしい。笑いユーモアのあるシーンは全くと言っていいほど無く、観る者に終始緊張を強いる作品だけに、う~ん、個人的には満点をつけられないが、限りなく満点に近い9点であります。 [インターネット(邦画)] 9点(2021-06-18 23:03:58) |
5. 復讐するは我にあり
ワンカットで見せる殺人シーン、湯気が立ちそうな濡れ場、リアルな中にフッと紛れ込むメルヘンチックな映像 そして倍賞美津子演じる嫁さんのセリフ 「お義父さんの口のまわりのヨダレば、全て私が舐めとりますけん。」 監督、もう満腹です。ごちそうさまでした。少しでも和むシーンがあれば10点だったんですけど、ごめんなさい。 [インターネット(邦画)] 9点(2020-03-12 16:55:20) |
6. 日本沈没(1973)
日本人は、この映画が存在することに誇りを持っていいと思います。同じ題材、同じ島国の英国が作っても、この映画のクオリティ(ドラマ部分のね)を越すことは絶対にできない。日本だから出来た映画でしょう。リメイクするぐらいなら、役者のギャラもすべてつぎ込んで、本作の特撮部分をCGで取り直し、追加するべきだったのではないでしょうか。なんでもできるCGなら違和感なく仕上げることが出来たでしょうに・・・ [DVD(邦画)] 9点(2009-08-02 22:13:16) |
7. 必殺!Ⅲ 裏か表か
《ネタバレ》 中村主水にとって、息抜きの場であり、コメディの舞台に成り下がっていた奉行所が、ある出来事をきっかけに、巨大な魔物に変化します。ここでサブタイトルが意味のあるものとなり、緊張感が一気に増していきます。初見当時、後期の必殺シリーズしか知らなかった私にとって、主水の太刀捌きに、驚きかつ、「やっぱり主水は強かったんや」と胸がすいたものでした。ただ惜しむらくは、主水中心の描写が多くなり、他の仕事人のエピソードが割愛されてしまったこと。 資料によれば、カットシーンを含めると3時間程の作品になるそうです。是非とも完全版を見て みたいなぁ [地上波(邦画)] 9点(2006-04-17 23:28:11)(良:1票) |
8. 悪い奴ほどよく眠る
何十年ぶりかの再鑑賞。前はラストシーンしか頭に残っていなかったが、改めて見ると、やはり凄い映画だった。ただ、主人公の身元がばれてからは、テンポが少し冗長になったような気がして、残念。豪華な役者陣(誰かなこのカッコイイ検事と思ったら、悪代官の南原宏治さんだったり、さりげなく顔だけ出演で児玉清さんでてたり)も見どころ多し。 [インターネット(邦画)] 8点(2024-06-23 16:13:51) |
9. 冷たい熱帯魚
大阪に住んでる方は知ってる人もいるかと思いますが、阪神高速乗っていると「でんでん」という会社の大きな看板を目にします。昔はそれを見ると「でんでんだってクスッ」と笑っていたのだが、この映画鑑賞後は、眼にするたびに背中に嫌な気が走る。役者のイメージをこれほど変えてしまった映画はなかなかないのでは。スプラッターシーンについては、あくまでも個人の話ですが、ゾンビが頭吹き飛ばされようが、内臓ぐちゃぐちゃでてこようが普通に見ることができるが、人間だとつらい。また、人間でも海外の人より日本人の方が、エグく感じる。この映画のスブラッターは、レベルMAXであるはずなのに、じっくり鑑賞できたのは、この映画、役者が持つパワーによるものか? [インターネット(邦画)] 8点(2023-01-09 23:56:55) |
10. 犬神家の一族(1976)
封切り当時、小学校入りたてだった私にはなんか不気味な映画だというイメージ。その後の八つ墓村はバッチリトラウマになりました。改めてちゃんと見ると実にゴージャス。八つ墓村の泥臭さと違い、何か洗練された感じ。しかし、事件の全貌において、何か無理なところがあり、残念。真犯人は、何かおかしいぞとは思わなかったのかな? [インターネット(邦画)] 8点(2023-01-05 18:54:59) |
11. 仁義なき戦い
ヤクザ映画の金字塔。怖いもの見たさという欲求に十分応えてくれます。上映当時、登場人物のモデルとなった人たちも相当存命であったと思いますので、完成したことが奇跡のようなものではないでしょうか。基本的に作り物のストーリーではない為、予定調和で終わらないのも納得。ヤクザ抗争の10年を一気に見せるパワーも凄い。レンタルビデオ発売当時、セリフの放送禁止淫語に頬を赤らめていた未成年も今や山守会長の金子氏と同い年になってしまいました。あの貫禄は信じられない。 [インターネット(邦画)] 8点(2020-06-07 15:55:34) |
12. 必殺仕掛人 梅安蟻地獄
何回も見ているが、文句のつけようがない作品。ストーリー、音楽、殺陣、演技全てお気に入り。 とくに悪役陣に関しては、メインの2人は当然ながら、サブ(大番頭、護衛の浪人)の人達も、テレビ シリーズでは、メインの悪役を張った方々で実に贅沢。これで面白くないわけがない。 音羽屋の元締めが今回はバックアップに回っておとなしいのが少し残念。 [インターネット(邦画)] 8点(2020-03-29 00:59:11) |
13. シン・ゴジラ
《ネタバレ》 単純に楽しめました。お薬は飲み薬でなくて、注射じゃだめだったのでしょうか? 相当死んでますよ、あの時に。 [映画館(字幕)] 8点(2016-09-03 17:01:22)(良:1票) |
14. 楢山節考(1983)
体調が良く、精神的にも安定している時に、是非見ていただきたい傑作です。 [インターネット(字幕)] 8点(2009-09-01 22:38:40) |
15. 魔界転生(1981)
換骨奪胎という言葉は、まさにこの映画の為にあると言って良いのではないでしょうか。原作も非常に面白いのですが、そのまま映画化していたら、つまらんエログロ作品にしかならんかったでしょう。ただ、監督も、転生衆の半数も、成田様も丹波様も冥界へ旅立たれたのは、寂しい限りです。どうかフィルムの中で、転生し続けてくださいね。 [DVD(邦画)] 8点(2009-08-06 01:51:54) |
16. 藁の楯
三池監督、真面目に作られた作品かと思いました。ストーリーにリアリティさを求めなければ、楽しく見れる作品です。藤原竜也だけは リアリティを感じた。ヤバいなこの人は・・・(蜷川翁の組織、帝愛グループぐらいの規模あるんだから、探し出して、もっと苦しめる復讐できたろうに。体を張った賭博とか) [インターネット(邦画)] 7点(2024-06-30 21:50:34) |
17. 首(2023)
日本語字幕入りで見たからか、ストーリーを理解しやすく、面白かったと思います。黒澤監督が見たとしても「たけし君やるな~」と苦笑いしながら、全否定はしなかったのではないでしょうか。個人的に、中村獅童と加瀬亮が役を交代した方が各々凄みのあるキャラクターになったのではないか、作品自体もっと受けが良くなったのではないかと思いました。 [インターネット(字幕)] 7点(2024-06-23 15:58:10) |
18. 夜を越える旅
この作品は予告編もある意味ネタバレになります。情報全く無しで見て頂きたいです。疑問が残る部分もあり、手放しで賞賛できませんが、良作であることは間違いないかと。 [インターネット(邦画)] 7点(2024-02-21 17:48:10) |
19. 点と線
原作書き上げ後、即映画化されたようですね。見事に映像化されているとは思いますが、何分時刻表を利用したアリバイトリックですか ら、見ていて少しわかりにくかったかもしれません。しかし、子供のころ、おじいさんおばあさん俳優として活躍されていた方々の壮年 期の姿が、又、その当時の街の風景もカラーで見ることができ、興味深く鑑賞できました。とりあえず、カニが気持ち悪いです。あと、 亮子さん28歳 エエッ!!?? [インターネット(邦画)] 7点(2024-01-04 00:12:34) |
20. 戦国自衛隊
公開前、朝の情報番組か何かで、撮影風景を特集していて、何だこれは!!と子供ながら衝撃を受けたことを思い出す。原作を後で読んだが、地味な感じでほとんど記憶に残らないほど、この映画の熱量、インパクトは凄かったと思う。少し点が甘目ですが、一度は鑑賞しても損はないかと思います。 [インターネット(邦画)] 7点(2021-05-29 23:50:12) |