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プライドだらけさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 58
性別 男性
年齢 33歳
自己紹介 SF、ホラー、ヒューマンドラマ系を中心に、たまに更新します。

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1.  借りぐらしのアリエッティ
思ったよりシビアに小人の世界を描いているなという印象を受けた。全編を通して見えてくるのは、生存競争の厳しさとでも言えばいいのか。前半は未知の世界への冒険、後半は一転して侵略と防衛の話へ。自然淘汰と言うのは簡単だが、だとしたらアリエッティたち小人は、何と悲しい運命を背負わされた種族か。人間と同じ姿形をしながら、外の世界に対してあまりに無力すぎる。彼女たちの今後を考えると、決して明るい気持ちで観れるような映画ではなかった。
[DVD(邦画)] 7点(2012-08-26 05:55:52)
2.  君に届け
マンガの実写化となると、大抵僕の嫌いなタイプの映画になることは間違いないらしい。マンガは性質上いろんなものが象徴化され、極端に描かれる。それはいいんだけど、その極端なマンガのキャラ設定や演出なんかをそのまま実写映画でやられても不自然だし、リアリティに欠ける。原作に忠実でなくちゃとか、そんなもんだと言われればそれまでだが、それでは一本の映画作品としてあまりに芸がないと思うんだよね。マンガの中でさえ臭く感じるセリフを実写で延々と聞かされたら堪ったもんじゃないですよ。とまあ色々思うことはあるけれど、主人公・ヒロインのまっすぐな純情っぷりを見せつけられ、普段しょうもないことしか考えてない自分が馬鹿に思えたのは確か。久しく汚れていた心を浄化してくれるような、そんな映画でしょう。
[地上波(邦画)] 4点(2012-01-14 23:55:41)
3.  モテキ
ビッチ臭い長澤まさみと森山未來のはじけっぷりを存分に楽しめる映画。意外な共演も見られて手が込んでいるうえ、主人公のオーバーな所作にはつい笑わざるをえない。ただ、童貞とかSEXとか連呼するだけじゃあまり芸がないようにも思えるんだよなあ。
[映画館(邦画)] 4点(2011-11-05 22:27:56)
4.  コクリコ坂から
良くも悪くも無難な仕上がり。でも、こういうのは嫌いじゃない。むしろ、みんなまっすぐで屈託なく生きている様は見ていて清清しい気持ちになれるし、心地よい。懐古主義なのか古きよき時代への憧れなのかしらないけど、甘くて爽やかでノスタルジックな気分に浸れる青春映画。好きな人と見るのも良いけど、あえて僕はこの気持ちを自分ひとりの中に大切にしまっておきたいね、とそれっぽくコメントしてみる。ただ何を拾ってみても平坦な感じで何を伝えたいのか僕の乏しい感受性ではいまいち読み取れなかったから、吾郎監督の主義・主張がもっと見えてもよかったかな。
[映画館(邦画)] 6点(2011-11-05 22:20:34)
5.  442 日系部隊・アメリカ史上最強の陸軍
第二次大戦でアメリカ軍として活躍したすごい日系部隊がいたというのは何となく聞いたことがあったけど、この映画を見て、少なくとも彼らの活躍という面では少し理解が深まったかなと思う。そういう意味ではとても貴重だし、他のほとんどの人にとっても同じなのではないでしょうか。どちらかというと彼ら日系人が受けた差別というよりも戦争での功績にスポットライトがあてられ、その想像以上の輝かしさと戦場の過酷さ、生々しさの両方に驚くばかり。特に「猫を轢いたらその感覚は忘れられないでしょう?人間ならなおさら」という言葉には妙に納得させられてしまった。また話は本国での徴兵、イタリア戦線、フランス戦線、そしてまたイタリア戦線と時系列に沿って展開するので、とてもわかりやすいし第二次大戦を違った側面から見ることができる。9.11以後のイスラムへの偏見を見ると人々は歴史から何も学んでないと言うけれど、偏見や差別といったものはアメリカ人がどうこうというより、人間の性質として仕方ないのでは、とも思う。そしてそういう人に対して少しでも何かきっかけを与えることがこの映画の役割ではないでしょうか。現代の442連隊の登場を待っている暇はないですからね。
[地上波(字幕)] 7点(2011-11-05 00:46:33)
6.  暗いところで待ち合わせ 《ネタバレ》 
原作が結構お気に入りだったので鑑賞。セリフがほとんどないという性質上、ふたりの無言の探り合い、微妙な心情の変化、一歩踏み出して次第にお互いを受け入れていく様を文字に代わって映像で表現するのは難しかっただろう。それでも、ふたり一緒にカレーを食べるシーン、ためらうミチルの手をとってアキヒロが外に連れ出すシーンではグッときた。また一ファンとしても、乙一によって非日常のドラマへと見事に昇華させられたありふれた日常の物語を、爽やかで綺麗だけど何処となく繊細な映像で味わうことができたのは嬉しい。多少の粗はあるし演技もくどいところがあるけれど、そこを大目に見て物語に浸る寛容さを持てればそれなりに楽しめる作品だと思う。
[DVD(邦画)] 5点(2011-09-21 00:36:10)(良:1票)
7.  輪廻(2005) 《ネタバレ》 
個人的には、邦画ホラーでは久々のあたり。設定やストーリーも面白いし、何より見せ方がうまい。現在の荒れ果てたホテル、撮影用に作られたホテル、そして事件当時のホテル、これら3つの世界が時空を超え混じり合いながら、圧倒的な恐怖、逃げることのできない閉塞感と不条理をもって主人公へ襲いかかる。また8ミリフィルムの再生映像は事の真相へと近づく主人公の視点と重なることによってさらなる臨場感と緊張感を生み出し、その相乗効果が見ていて心地好い。そして際立っているのが優香の迫真の演技。特にラストカットの発狂シーンでは恐怖を通り越して惚れ惚れしてしまった。それでいてどんな演技をしてもかわいさを隠しきれていないのがグッド。惜しいのは、より怖さを盛り上げようとしてか死者や人形が追いかけ始めるところ。主人公の本当の前世が明かされて驚愕、さあこれからどうなるのかというところであんなものを見せられても興ざめだ。最後の上映会などくどいような説明的場面も省いて、現実世界から逃れられない輪廻のレールの上へと引きずり込まれる主人公の絶望的な運命をただひたすら描ければ良かった。それでついて来られない観客なら、いっそ切り捨てた方がもっと潔い作品になったと思う。
[DVD(邦画)] 7点(2011-09-20 03:32:50)
8.  呪怨 (2003)
単純につまらない。ホントに怖い!っていう演出や強烈なインパクトで見せるわけでもなく、話の展開で見せるわけでもない(というか何も展開してない。最初から結末がわかっているし)。伽椰子の呪いによって不条理に人々が殺されていくのをただ延々と見せられるため、見てる方にとってはフラストレーションがたまる一方でしかない。ショートストーリー風にして、視点を変えたり多少時系列を前後させたりしたのはおもしろい見せ方だと思ったんだけど。先に海外のリメイク版を見ていたけど、そっちの方がよくできてる。というかそもそも何でこんな作品にハリウッドリメイクの話が持ち上がったのかが不明。そしてなんでこんなにつまらない映画がこんなに話題になって、こんなにレビュー数が多いのかも不明。
[DVD(邦画)] 3点(2011-08-27 23:41:19)(良:1票)
9.  かもめ食堂 《ネタバレ》 
かもめ食堂にいる人々は、時間や義務に追われることなく自分のやりたいことを自由にやっている。客がまったく来なくても気にしないし、荷物が届かなくても焦らないし、友達がいなくても楽しんでる。でもそういう生き方は、様々なことに日々追われて生きる僕にとってはあまりにもベクトルが違いすぎて、共感も憧れも抱くに至らなかった。ただ、何事にも動じないで落ち着き払った小林聡美の演技は魅力的でした。それから作中の手料理がすごく美味しそうに見えました。
[地上波(邦画)] 5点(2010-10-07 23:19:00)
10.  学校の怪談4
シリーズ4作目ですが、これまでの3作とは趣が大きく異なります。舞台は学校そのものから海辺の町へ。いわゆる都市伝説的な要素を寄せ集めたドタバタ劇ではなく、より怪談っぽさを追求したシリアスな作品。全体的に冗長ですが、マンネリ化の回避を狙った意欲作であるとも言えます。子供たちはいろいろ登場するが主に兄妹に焦点が当てられ、兄思いの妹がひたすら頑張る様は何だか微笑ましかった。
[DVD(邦画)] 4点(2010-09-16 01:04:00)
11.  着信アリ2
設定にしても脚本にしてもパターン化されすぎ(そもそもパクリだけど)。どうでもいいくだらない恋愛事情を長々と見せられるのもむかつく。話題性と前作が築いた土台を利用しただけのヘボ映画。
[DVD(邦画)] 2点(2010-09-14 00:11:23)
12.  学校の怪談 《ネタバレ》 
公開当時、父親に連れられて映画館に見に行きました。当時4歳程度だった僕は、あまりの怖さにびくびくしながらスクリーンを見ていたのを覚えています。内容は、主に学校にまつわる怪談話を寄せ集めたお化け屋敷のような映画といったところでしょうか。ただ、最初に見たときは本当に怖かったお化けたちだけど、今改めて見るとそれぞれに個性がありなかなかおもしろい。特に、ブツブツ文句を垂れながら掃除をするクマヒゲさんのキャラクターづくりは秀逸。一方お化けだけでなく、悪ガキ、はぶられっ子など小学生たちの位置づけもしっかりしている。小学生らしい言動や友情、恋心なども、おかしくもありおもしろくもある。学校の風景、だぼだぼの服といったものにも時代が感じられて懐かしい。この映画を見るたびに、「小学校時代っていいよなあ」と懐かしくも寂しい思いに浸ってしまう。そういう意味で僕にとってとても大事な映画。こういう映画をいつまでたっても楽しめるような童心を持った大人になりたいものです(それはそれで駄目か?)。
[DVD(邦画)] 7点(2010-09-13 22:29:53)(良:1票)
13.  着信アリ
原作は未読。簡単に言えば現代版「リング」で、基本的な設定も展開もよく似ている。しかし呪いの伝播対象はより無差別的になっており、またその媒体が携帯電話という非常に身近なものであるため、観客の恐怖心をうまくあおることに成功している。といった感じでしょうか。途中まではテンポよく見れましたが、終盤でひっくり返した後は矛盾点、不明点だらけで、冗長な感じもしました。思わせぶりなラストシーンもナンセンス。続編を意識したのかもしれないけど、1本の映画としてある程度の完結を示して欲しかったと思います。
[DVD(邦画)] 4点(2010-09-05 10:10:52)
14.  THE JUON/呪怨
ハリウッドリメイクということですが、どことなく寂れた日本の家屋や街を舞台に、外人さんがいっぱい出てきて呪いから必死で逃げようとする姿はちょっと違和感がありますね。やっぱりこうしたホラー映画は日本人じゃないとしっくりきません。ましてヒロインがそれほどかわいくないのは残念でした。一方で、演出はさすがといった感じでしょうか。かやこが登場するシーンは総じて迫力があったと思います。
[DVD(字幕)] 5点(2010-08-29 20:18:51)
15.  サマーウォーズ
「一番いけないのは、独りでいることと、お腹をすかせていること」というおばあちゃんの言葉が心に響きました。高度に発達したネット世界と、日本の昔ながらの家族・人間関係との共存の可能性を感じさせる映画でした。電脳世界のイメージもよくありがちな堅苦しさがなく、ふわふわとしたかわいらしい感じが視覚的に斬新。細田監督の次の作品にも期待したいです。
[地上波(邦画)] 8点(2010-08-07 16:14:16)
16.  おくりびと
おもしろかったのですが、いろいろ詰め込みすぎたなあというのが大きな印象です。この映画は納棺師という職業ゆえに主人公が周囲から軽蔑され、そしてまた信頼を取り戻してゆくという話が主軸で、それに沿って様々なドラマが展開されます。しかし後半は主人公の身近な人が立て続けに死に、たいへん強引な形でその名誉回復は行われます。本筋は心得ているので、なるほどそうきたかうむうむという感じで一応楽しめるのですが、物語の展開の不自然さや都合のよさを観客に感じさせてる点で脚本に大きな問題があると思います。事務係の女性のとってつけたようなエピソードもかえって邪魔にしか思えません。ところでこの映画、私には納棺師という仕事の実情を描くというよりも、大切な人と別れる際の日本人の精神文化を納棺師を介して表現しているのだと思えます。何より火葬場のおっちゃんの言葉がそれを集約していると言えるでしょう。もちろん美化や理想化も含まれていることもふまえて見なければなりませんが、根底に通じる部分があるのでしょう。だからこそアカデミー賞外国語部門で評価されたのだろうし、くどい演出やくどい音楽おかしな台詞回しの中にも心にグッとくるものを感じたのだろうと思います。
[DVD(邦画)] 7点(2010-03-27 00:17:22)
17.  レッドクリフ Part I
見せ方が悪いというか、戦闘シーンがあまりにも多すぎてかえって退屈だった。事実2時間あるわりに話はそれほど進展していないし、かといってこれといった大きな見せ場もない。戦闘シーンは続編にいっぱい盛り込めるはずだし、せっかくおもしろい題材を使っているのだから、登場人物の内面や人間関係にもっと焦点をあてて欲しかった。ただ迫力ある映像は見ごたえがあり、それぞれの将軍に活躍の場が与えられるゲームのようなサービスも良かったと思う。
[地上波(吹替)] 5点(2010-03-06 21:53:49)(良:1票)
18.  崖の上のポニョ 《ネタバレ》 
ポニョがかわいい!それはそれとして、これまでになかったようなほのぼのとしたタッチですが、海の動き、魚の動き、そして海辺にはしっかりフナムシを登場させるなど(まるで王蟲だ!)自然に対する観察眼や好奇心といった宮崎駿の初期作品からのテイストは全く失われていることはなく、単なる子供向け映画で終わらせていないところがあります。彼の映画の根本にはこういった視点が保たれ続けているからこそ、何かしら僕ら鑑賞者の心をつかみ、また次の作品も観たい気持ちにさせるのではないかと思います。
[映画館(邦画)] 6点(2009-01-03 17:11:54)
19.  ハウルの動く城
音楽はもちろん映像やキャラクターの描き方なども良いのに対して、映画全体として何が言いたいのかがよくわからなかった。あの白髪のおっちゃんはどうしてか、前作では懐古的な雰囲気の映画をつくりだして子供のみならず大人の層からも絶大な支持を得たかと思いきや、今度はハウルとかいう超イケメン美青年を登場させ女性の心を一気に鷲掴みにしてしまったのだ。という流れは僕が勝手につくったものだが、とにかく原作という存在もあったせいなのか、いまいち彼らしさが影を潜めていたような気がした。
[映画館(邦画)] 6点(2008-11-22 23:06:06)
20.  時をかける少女(2006) 《ネタバレ》 
嫌いじゃないです、こういう映画。学生時代に自分が経験し得なかった青春のドラマ(まあ現実にはほとんどないけど)がスクリーンの中で次々と展開されていく様を見るのは快感でもあり、胸の奥のどこかを満たされる思いですね。まあ、要するに現実逃避ですが。ただ、作品の全体的な完成度は言うほど高くないかと思います。作画、背景、音楽は素晴らしいですが、キャラクター設定、不可解な演出、タイムリープの細かい設定などには疑問が残ります。特に致命的だと思うのは、主人公の真琴の声の演技がひどいことですかね。真琴が最後のタイムリープを使用したあと、千昭のいるグラウンドに向かってひたすら突っ走るシーン――どう聞いてもあえぎ声です。
[DVD(邦画)] 7点(2008-07-20 23:13:48)
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