1. 寄生獣 完結編
見ごたえが、ありましたね。日本の漫画史上でも最高傑作との名高い名作を実写化するというスタッフの勇気にまず感謝です。 原作は月刊誌掲載当時から読んでます。正直、今の漫画では対抗出来ないぐらいの傑作です。 これを実写化するというのは、かなり勇気がいりますよね。外国での実写化の話も出ましたが、世界中から評価が高かったからと思います。 日本映画となりましたが、日本のCG技術もかなり進んできましたので、今の時期に実写化されて良かったと思います。 まず、役者ですが深津さんの田宮良子が、凄かったですね。配役決まったときはがっかりしましたが、素晴らしい演技でした。 クールビューティそのものです。また、美しい顔が化け物に変化するのも原作そのものいで強烈でインパクトがありました。 その他の役者さんも頑張ってました。橋本愛ちゃんは、美人ですね。このまま芸能界に残ってほしいです。 最後にマイナス点です。市役所での後藤と警察隊との死闘は、超見どころのはず。何故省略するのでしょうか? 映画館で見なかったのですが、あっという間にエンディングでした。日本映画の底力を感じました。 [DVD(邦画)] 9点(2015-11-30 01:32:22) |
2. 俺はまだ本気出してないだけ
《ネタバレ》 たまたま原作の漫画を読んだから借りてみたけど、主人公がカッコよすぎる(笑) 主人公の堤真一も頑張っているんだけど周りの役者の個性が強すぎて少し陰が薄いかな。 これだけカッコよくてかわいい娘もいれば充分じゃないと思ってしまった。橋本愛の美少女ぶりに+1点。この作品が、一番かわいい気もする。今後の活躍期待します。 [DVD(邦画)] 7点(2015-02-02 01:18:12) |
3. 岳-ガク-
綺麗な山の景色を見るだけでも見る価値ありと思った。原作の漫画からすると、小栗の三歩はやや線が細い気もするのだが、これはこれでいいかなと思ってしまった。こんな爽やか野郎に救出されたら男でも惚れてしまうかもしれん。 [映画館(邦画)] 7点(2011-07-13 02:32:15) |
4. 川の底からこんにちは
《ネタバレ》 全編に散りばめられた妙な下ネタも笑えたし、開き直ってからの主人公の奮闘ぶりもかっこ良かった。最後のあたりの主人公の泣き顔に思わずもらい泣きしているのに、おばちゃんたちに放ったあのセリフで、泣きながら笑わせてもらうという珍しい体験をさせてもらった。満島ひかりを初めて見たけど、今後も注目していきたい。このサイトでこの映画を知ったので、やっぱり「みんシネ」はありがたいですわ。 [DVD(邦画)] 8点(2011-05-07 09:59:27) |
5. 放浪記(1962)
《ネタバレ》 高峰秀子演じる林芙美子は、嫌な女だ。ブスだけど妙にたくましくずる賢い。自分を慕ってくれるまじめな男など目にくれず、ハンサムだが中身の乏しい男に身も心も捧げてしまう。金のためなら変顔など厭わず奇妙な踊りもこなし、ライバルを蹴落とすためなら汚い手段をしても何食わぬ顔だ。成人したばかりの自分が見たら、一発で嫌いになるタイプである。でも何故だろう、人生半分に差し掛かった今はこんな嫌な女が妙に愛おしく見えてしまう。多くの人間が持っている嫌な部分を正直に表し、貧乏で泥臭く生きる姿についつい共感してしまうのだろうか。この女の逞しさは、羨ましいぐらいだ。「このままじゃ終わらないよ」と言ってるシーンは、両目がメラメラと燃えているようだった。「二十四の瞳」で天女のような大石先生を演じた高峰秀子が、この映画を気に入っていたのは彼女の優れたエッセーを読むと何となくだが、わかるような気がする。やっぱり高峰秀子は、凄い女優だわ。 [DVD(邦画)] 9点(2011-02-13 03:08:40)(良:2票) |
6. リアリズムの宿
これは、なかなか面白かった。登場人物全てが、どこか変でまともでないんだが、面白すぎる。主人公二人の微妙な距離感や会話の間の取り方なんか最高。冴えない二人に謎の美少女と言えばもっとなんかあってよさそうなんだけどね。「つげ義春」というより「いましろたかし」を思い出してしまった。あと尾野真千子は、日本を代表する女優になる資質があるので、今後に注目していきます。 [DVD(邦画)] 9点(2011-01-17 02:09:58) |
7. SPACE BATTLESHIP ヤマト
「キムタクそこでやるかーー、ゴルァー!!」と観客の9割は、思ったんじゃないか。でも、こんなエロい森雪なら仕方ないか。黒木メイサちょいと気に入りましたよ。あと出演者はじめスタッフの原作への愛やリスペクトも感じた。突っ込みどころ満載かもしれないが、アニメ版も突っ込みどころ満載だし(笑) 波動砲はいいとして主砲の動きが、ちょいと早すぎる気もしたな。あと、ドッグファイトはコクピットからの視点も少し欲しかった。色々、文句書いたけどそこそこ楽しめた。レイトショーで見たのもあるけど周りは、中年男性が多かった。ヤマト世代の合同同窓会を映画館でやるのも悪くないかな。 [映画館(邦画)] 8点(2010-12-03 22:15:10)(笑:1票) |
8. さまよう刃(2009)
「少年法」と「死刑」という2大テーマとともに「組織と個人」というテーマもあると思う。若い刑事は、この国の司法制度に対して矛盾を感じ、長峰に少年の行動を教えてしまう。しかし、その行為は、組織の人間としては「矛盾」そのものであるわけで、責められても仕方ないであろう。こんなにたくさんのテーマを扱っているのだから皆さんが、指摘されてるように消化不良は否めない。でも、時代のニーズに即した映画であり、描ききれてない部分をいろいろと考えるのも悪くないと思う。役者陣もいい感じでした。特に伊東四朗。お笑いからシリアスな役柄まで演じることが、出来る現代の名優だ。 [DVD(邦画)] 7点(2010-09-04 02:13:16) |
9. 崖の上のポニョ
これは、よくわからないな。子供なら楽しいと感じるのだろうか。絵もストーリーも中途半端なデフォルメでつまらなかった。ドキドキ感が全くなかったのが、残念だ。 [DVD(邦画)] 4点(2010-08-31 02:31:38) |
10. 接吻 (2006)
《ネタバレ》 元々、通り魔殺人犯の身勝手な心情やそいつと獄中結婚するDQN女にも共感できるわけないので、ここら辺はスルーだ。で、最後の接吻なんだが、俺はディープキスに持ち込んで舌を噛み切って殺すつもりでやったと解釈したんだけど、ここのレビュー読んだら自信がなくなってきた。あそこまで、殺人犯に共感し死刑というか死に対して一種の憧れを持っている女なんだから何かしでかすとは思っていたからな。元々、トヨエツは好きなんだけど小池栄子も意外といい味出してた。でも、いろんな役をやるなら逆に爆乳が邪魔になるかも。報道陣に見せた笑顔や獄中で殺された家族が立ってるシーンなどは、下手なホラー映画よりも怖かった。 [DVD(邦画)] 6点(2010-05-10 02:05:59) |
11. 亀は意外と速く泳ぐ
《ネタバレ》 この映画は意外と面白かったな。いろんなエピソードや小ネタが詰まってて盛りだくさんで、見た後ちょっといい気分になってしまった。こんな連中がいる町に住めたら退屈しないだろうね。 [DVD(邦画)] 7点(2010-03-19 01:20:06) |
12. 戦国自衛隊1549
つまらないな。なんでこんな映画作れるんだろう。脚本家が悪いのか?いや、全て悪いのだろう。作ってる途中でつまらないことに気づかないのかね? つまらないけど、鈴木京香はそこそこ綺麗だったのが救いだな。 [DVD(邦画)] 3点(2010-02-08 01:24:18) |
13. 宇能鴻一郎の濡れて打つ
高校生の時に映画館で観た。三本立てだったと思う。成人映画だったのだが、老けていたので問題なく通してもらった。10人ぐらいで観たのだが、皆大爆笑。男子校の日常の下品なノリにぴったりだったのだろう。今観たら、濡れ場などかわいいもんだが、高校生には刺激十分だ。「エースをねらえ」のパロディなんだが、ここまでやるとはさすがの一言ですわ。山本奈津子もいいけどお蝶夫人役の林亜里抄のほうが美人だな。今後どんな映画を観てもあんなに笑うことは、まずないだろう。また映画を観て腹がよじれるぐらい笑ってみたい。 [映画館(邦画)] 8点(2009-11-01 18:16:14) |
14. うた魂♪
合唱部でありながらもろ体育会系だったのが、新鮮だ。一人の女子高生の成長物語であるが、主演の夏帆をはじめとして出演者の熱演が光った。知り合いのおばはんが、合唱の素晴らしさを熱く語っていたのを思い出したが、これならわかる。確かに気持ちよさそうだ。意地悪な女の子との仲直りもさらりと描かれておりよかった。主人公の女の子のかわいさよりもその男らしいさっぱりとした性格が妙にかっこよかった。音楽に無縁な人生を送ってきたので合唱などあまり聞いたことがなかったが、心洗われる気分だ。見た後、元気がでる映画です。 [DVD(邦画)] 8点(2009-11-01 17:57:15) |
15. おくりびと
納棺師というのは、比較的新しい職種だろう。隠れた成長産業である葬儀産業のプロパガンダ映画かもしれないが、このような職種が生まれるのも社会が成熟し余裕がでてきたんだろうか。ストーリーはベタな感じですが、ちゃんと丁寧に作られてる感じがしてよかったっす。広末は、私生活がアレなので清楚な人妻は見ていて無理がある。今の時代では難しいかもしれないが、私生活は謎のほうがいいよね。 [DVD(邦画)] 7点(2009-09-26 21:42:47) |
16. BALLAD 名もなき恋のうた
《ネタバレ》 良かった点:可憐な簾姫と勇壮な井尻又兵衛を主演の二人が好演、CGを駆使した迫力のある戦の映像(ややスピード感には欠けるが)、いじめられっ子の少年が戦国時代の男の生きざまを見て成長する姿(最後の自転車に乗りながらの咆哮のシーンは良かった) 悪かった点:完成度の高い名作アニメをほぼ忠実に実写化する意図が、イマイチわからん。戦のシーンの実写化をしたければ、もっと別な形でもいいのでは?ストーリー展開なども分かっていたので、原作のファンにとってはつまらなかった。 [映画館(邦画)] 6点(2009-09-26 20:53:17) |
17. 丹下左膳(1952)
《ネタバレ》 あまり期待しないでみたのだが、サクサクとした展開や魅力的な登場人物など昔の日本映画の魅力を再確認した。もう50年以上昔の映画だが、庶民の強さも弱さもよく描いており人間は変わらないものだとついついニヤニヤしてしまう。貧乏ながらも助け合っていた長屋の住民が大金が手に入る夢を見て大騒ぎするところや、世の中を変えると正義感に燃える若者などいつの世も人は変わらないのだろう。あと主演の坂東も悪くないのだが、それ以上に妻役の淡島千景がよかった。口は悪いが、人情味あふれるおかみさんを生き生きと演じている。「リボンの騎士」のモデルになったというのも頷ける美貌だ。今まで老婆のイメージしかなかったっす。 [DVD(邦画)] 8点(2009-09-23 02:48:31) |
18. 張込み(1958)
《ネタバレ》 高峰秀子演じる普通の主婦が映画が進むにつれ何故か妙に色っぽく見えてくる。貞淑で薄幸な人妻に隠された過去と衝撃的な展開。特に昔の恋人にブチューっとするシーンは、並みのAV以上のエロっぽさがある。張り込みをしている二人の刑事のまったり感も◎。 [DVD(邦画)] 8点(2009-08-27 00:46:30)(良:1票) |
19. 敦煌
公開当時、バイト先の女の子が中川安奈のエキゾチックな美貌を絶賛していた。確かにこの映画を見て彼女の言葉に納得したものだ。映画もお金をかけてるし、原作が素晴らしいのでそこそこ楽しめる。仏教史に残る敦煌の文化資産を戦火から守った無名の人々は、確かに実在したはずで、そこにいろんな想像を働かせるのは楽しいもんだ。 [映画館(邦画)] 7点(2009-08-26 01:52:15) |
20. 未来少年コナン
コナンと言えば未来少年なんだけど、今は名探偵なんだよね。テレビアニメシリーズは、傑作中の傑作、文句なしの10点。でも、映画に縮めると魅力が薄れるのは、仕方ないかな。ちなみに、テレビアニメの原作の小説も読んだことあるのだが、全く別作品だった。原作も悪くないけど、あの未来少年コナンを作り上げた宮崎駿は、やっぱ天才だ。 [DVD(邦画)] 6点(2009-08-15 10:52:31) |