1. 仁義なき戦い 完結篇
盛り上がりにちと欠けるのだが、個人的には何故か好きな作品。 広島死闘篇の千葉ちゃんの大友勝利はピカイチであるが、本作の宍戸錠扮する大友勝利もなかなか良い。伊吹吾郎がまたいい味を醸し出している。 [DVD(邦画)] 6点(2010-10-06 23:48:53) |
2. 仁義なき戦い 頂上作戦
シリーズ中、盛り上がり最高潮クライマックスである。 其々のキャラが引き立って俳優陣が輝かしく見える。 ゾンビ松方も健在! [DVD(字幕)] 6点(2010-10-06 23:44:00) |
3. 東京物語
地味な話ではあるが、人間模様の描写が絶妙である。会話のキャッチボールのテンポも絶妙。もう十年もしたら、更に評価が上がる作品であることは間違いない。評価が結構分かれているのは、写された情景が記憶にある人とない人の違いであるような気がする。懐かしめる人には高評価を得ることが出来るように思える。 [DVD(邦画)] 7点(2010-10-06 23:38:08) |
4. 仁義なき戦い 代理戦争
シリーズ中イチオシの作品。 前作をしのぐ暴れっぷりにノックアウト。 成田三樹夫氏も登場! このシリーズは1作目をみると、依存症の如くシリーズ全部を一気に見たくなる。 しかし、一気に見るとキャスティングによって混乱を招くのが最大の難点。 死んでも死んでも出てくるゾンビ松方に乾杯! [DVD(邦画)] 8点(2010-09-27 23:26:31) |
5. 仁義なき戦い
仁侠映画のイメージを覆してくれた作品。 まさしく仁義もへったくれもない暴れっぷりがえげつないぐらいにスカッとさせてくれる。殺伐とした空気がビンビンに伝わってくる。お気に入りの成田三樹夫氏が本作に出ていないのが残念。 [DVD(邦画)] 7点(2010-09-27 23:17:48) |
6. 椿三十郎(1962)
用心棒ともによく出来ている。練られた脚本にカメラワーク、ディテールどれをとっても素晴しい。用心棒のほうが泥臭い感じがして好きなので、こちらは用心棒-1点とする。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-09-26 17:34:06) |
7. 用心棒
脚本、カメラワーク共に絶妙。あっという間にエンディングに至る。 カッコよすぎるぜ、三船敏郎!その存在感はやはり世界の三船。 [DVD(邦画)] 8点(2010-09-26 17:30:32) |
8. 仁義なき戦い 広島死闘篇
シリーズ中唯一、個人にスポットをあてた作りとなっているので入門用に良いかもしれない。 千葉ちゃんのキレっぷりが素晴しすぎる。 梶芽衣子と成田三樹夫の演技がが光る。 [DVD(邦画)] 6点(2010-08-29 13:27:52) |
9. トゥームレイダー
ゲームで味わえた緊張感もなく。内容もお粗末なもので終わっている。キャストが良かっただけに残念極まりない。 [地上波(吹替)] 2点(2010-08-09 22:07:06) |
10. 天平の甍
教科書では数行で片付けられる遣唐使がいかに無茶なものであったかが良く伝わってくる。スクリーンで観たせいか渡航中の嵐のシーンが記憶に残る。 [映画館(邦画)] 5点(2010-07-22 23:06:31) |
11. ハウルの動く城
原作未読で鑑賞。 ストーリー的には、ジブリ作品の中では良いほうであると感じた、ただ悲しいことに声優が×である。 [DVD(邦画)] 4点(2010-07-03 16:15:41) |
12. 乱
シェイクスピアの「リア王」をベースとしたストーリーはさることながら、映像美に心を打たれる。一文字秀虎役の仲代達矢の演技も鬼気迫るものがある。多くの人に好まれていない狂阿彌役のピーターの演技が、実に良いスパイスとなった。異物を放り込まれたことにより、色々な思惑を想像できて楽しくなった。影武者より引き継がれた合戦シーンにおいても白黒作品時に勝るとも劣らない迫力は感じ取ることが出来る。 [DVD(邦画)] 8点(2010-04-21 20:42:50) |
13. 影武者
一度目の鑑賞時には登場人物の把握に四苦八苦した。DVDで改めて鑑賞、字幕をONにしてみると登場人物の把握もたやすく出来た。乱の前哨戦とも言うべきか、若干の物足りなさは感じたがおもしろい作品である。合戦のシーンもなかなかの迫力である。次回作、乱に繋がるステップとしては申し分ない。 [DVD(字幕)] 6点(2010-04-21 20:32:21) |
14. エリア88
原作のイメージを崩すことなく上手くまとめている。今、思うとちょっとクサく感じる音楽も当時としては中々カッコよかった。続くACT III 燃える蜃気楼もセットで観ると良い。 [ビデオ(邦画)] 5点(2010-04-11 18:21:15) |
15. カムイの剣
最初抱いていたイメージが、観ていくにつれて崩れだす。あらゆるギミックがおかしなほうに向いて流れるのが惜しく感じる。音楽はなかなか良かった。 [映画館(邦画)] 3点(2010-04-11 18:15:57) |
16. TEAM NACS FILMS N43°
NACSの5人の脚本監督による短編集。 点数自体は5本の平均とした。(少数以下切り上げ) 頑張れ!鹿子ブルブルズ!・・・2点 神居のじいちゃん ・・・6点 部屋クリーン ・・・4点 ヤスダッタ3D ・・・3点 AFTER ・・・3点 「ヤスダッタ3D」は出演者が全員「安田さん」(安田大サーカスは3人という特例もあるが)という馬鹿げた試みがヤスケンらしくておもしろい。 NACSを知らない人でも普通に入り込める内容は 琢ちゃんの「神居のじいちゃん」だけ(しかも良作)。 [DVD(邦画)] 4点(2010-04-10 09:26:46) |
17. 丹下左膳餘話 百萬兩の壺
山中貞雄の現存3作の中で、一番好きな作品。テンポが非常に良い、シーンとシーンの繋ぎのカットも何気に意味を持つ。セリフにおいてもリフの効果がよいスパイスとなっている。話しとしてもわかりやすく、ユーモアと人情が各所に散りばめられている。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2010-03-27 09:33:19) |
18. 人情紙風船
河内山宗俊と共通して、奥行き感を出す構図が良い。背景となった時代を知るわけではないが、長屋風情など至極良く出来ていると思う。ラストシーンの紙風船に心を打たれる。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-03-27 09:25:15) |
19. パッチギ!
エネルギッシュだ。誇張されたようにも見えるかも知れない乱闘などのシーンは、実は結構抑えられた表現だと思う。(身近に良く似た環境があった人には良くわかると思う。)それはさておき、歴史的問題・恋愛・音楽・若者の暴走・・・等を上手くブレンドして一つにまとめた点はすばらしい。先入観で好き嫌いが別れそうな作品でもあるだろうが、逆に先入観が取り除かれた人も多いはず。なんにせよ、このようなテーマにチャレンジした作品がもっと出ても良いのではないだろうか。 [DVD(邦画)] 7点(2010-03-23 22:58:02) |
20. 河内山宗俊
タイトルが河内山宗俊なのに対し、登場人物の重要度の比重が程よい。山中作品で一番最後に鑑賞したのだが、個人的に他の2タイトルの(評価の点数と言う意味ではなく)中間的存在。最後の乱闘シーンの縦の構図は何度も繰り返して観てしまった。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2010-03-06 23:08:27) |