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R&Aさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2162
性別 男性
年齢 57歳
自己紹介 実は自分のPC無いので仕事先でこっそりレビューしてます

評価:8点以上は特別な映画で
全て10点付けてもいいくらい
映画を観て損をしたと思ったことはないので
酷評しているものもそれなりに楽しんで観たものです


  *****

●今週のレビュー
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1.  ブレイキング・ニュース
その映画の中で何かを延々とやり続けているというのはジョニー・トー映画の特徴でもあろうかと思うんだけど、その延々となされているものが銃撃戦であればそりゃもう興奮するしかない。と思ったら興奮はさほど感じない。あれだけ至近距離であれだけ銃弾の雨あられの中堂々と歩いてる、で当たらないってのもあるかもしれないけど、無表情、あるいは表情がとらえきれない距離で見せる長い市街戦シーンは単なるシーンを越えてそれ自体が映画になってるというか、もう銃撃戦そのものがドラマというか。ビル内での攻防の見せ方も実に工夫が凝らしてあって分割映像の部分はかなりうまいと思った。途中から唐突に謎の二人組が登場するのだが、こっちのリーダーとあっちのリーダーが最後に見せてくれる男の美学は間違いなくメルヴィルから受け継いだものであってなかなかにしびれさせてくれるのだが、そうなると実は映画のストーリー上のメインとなってる警察側の社会風刺的且つ安易な意表突きドラマなんぞは無駄以外のなにものでもないと思うのだが。
[DVD(字幕)] 6点(2010-07-14 11:32:07)
2.  PLASTIC CITY プラスティック・シティ
舞台となる街の無国籍なごちゃまぜ感がいい雰囲気を出していて、オダギリジョーがまたその雰囲気にうまく溶け込んでいていいなと思って見てたんだけど、雰囲気がいいだけでいまひとつノレなかった。妙に浮いたシーンがあって、それは決闘シーンというか、チャンバラシーンなわけなんだけど、それまでの空気を一切排除した独特の世界観でこのチャンバラシーンを描いていて、「他から浮く」ということ自体はすごく好みな展開ではあるんだけど、それが魅力的な「浮き」じゃなく、それどころか「夢」と誤解されかねないヘンテコなシーンとなってしまっている。記憶が定かでないんだけど、スローモーション使ってなかったっけ。そのせいもあると思うんだけど。あと、後半になってくるとシーンごとがぶつ切りで、ストーリーというより「詩」っぽくなってきて、それも悪くないんだけど、最初からストーリーに拘らない寓話性を露呈させるか、もしくは反対に後半の寓話性をもっと色濃くして前半をおもいっきり置いてきぼりにするかしてくれたほうが個人的にはノレたような気がする。
[DVD(字幕)] 5点(2010-01-20 15:46:31)
3.  プロジェクトA
先日『チョコレート・ファイター』(面白かった!)を鑑賞して椅子やテーブルを巧みにアクションに取り入れる様にこの作品を想起したのですが、同時にジャッキーのアクションシーンって見てて全然疲れなかったなあと。昨今のアクションシーンって躍動感を出すためなのか被写体に寄り過ぎて速い動きがよく見えなかったり、カメラがやたら瞬間的に動いたりして疲れるんだけど、ジャッキーのアクション、少なくとも『プロジェクトA』の頃はカットの切り替わりが速くても速さを感じないし、ちょっと長めの連続したアクションシーンのカメラの動きもその動きをあまり感じさせない。けしてジャッキーの動きが遅いわけじゃないのに。この作品は『ヤング・マスター/師弟出馬』で当時がっかりさせられたせいで(5年ほど前にレビューしてます)映画館では見てないんだけど、その後コレだけはビデオをダビングして何度も楽しませてもらってます。アクションそのものも凄いんだろうけど、その類稀なる肉体の動きを全て「笑い」へと昇華させているってことがもっと凄いように思う。それってサイレント喜劇の基本だったりする。だから何度でも楽しめちゃうのかもしれない。 と言いつつ長らく見てないので今見ても楽しめるかは確信持てないんだけど・・。いや、楽しめるはず・・・。
[ビデオ(字幕)] 7点(2009-06-01 17:24:32)(良:1票)
4.  ブレードランナー/ディレクターズカット<最終版>
この作品の近未来観の素晴らしさは通常版で書きましたので割愛させていただきます。不満だったナレーションが無くなり、全く別の星のようなロケーションに違和感を覚えたエンディングも無くなり、ずいぶん良くなった、、と言いたいところですが、ぶつっと切ったエンディング(というよりエンディング無く終わってしまう)にはやっぱり不満。ヴァンゲリスの音楽も活きてこない。 皆様のデッカード=レプリ論を楽しく拝見しました。原作では、デッカードはアンドロイドを処分する際に憐れみを感じてしまった自分に困惑し、自分自身が人間であるかどうかという疑念を持つ場面があります。もうその時点で人間とアンドロイドの差異は無いということ。特別なテストでアンドロイドであると告げられるまで人間と思い込み悲しみ、楽しみ、怖がり、そして人を愛し生きてきたのなら、アンドロイドはすでに人間と同じなのである。この映画がデッカードをレプリカントである可能性を提示したのは、原作同様に人間とレプリカントに差異は無いという提示だと個人的には思いました。
[ビデオ(字幕)] 6点(2006-10-17 13:39:00)
5.  ブレードランナー
核戦争後、空は雲で覆われ酸性雨が常に降り注ぎ、メイド・イン・ジャパンが世界を席巻する。猛烈なスピードで経済大国となった日本の世界躍進を多くの学者が予想していても、欧米人が持つ日本のイメージと未来世界のイメージというあまりにもかけ離れたものの融合というのはかなり想像しにくいものに違いない。この映画は強引ではあるがその融合を見事に成し遂げ独特の世界観を構築することに成功している。この世界観だけは原作をも超えていると思う。さらにこの作品がカルト的人気を得た要因となっているだろう信号機や道路標識といったディテールへの拘りが、独特の世界観を奥深い世界観へと押し上げている。その中で人間とアンドロイドの攻防を通して「生」への執着が描かれるわけですが、「デッカードVSロイ」を視覚的最大の見せ場とするありきたりな展開がちょいと不満。あとディレクターズカット版で確認するまでもなくナレーションは不要。
[ビデオ(字幕)] 6点(2006-10-16 15:51:33)
6.  PROMISE プロミス
何不自由なく生きてゆけるがそのかわり本物の愛を与えない・・・貧しく幼い娘にいきなりそんな約束するなよ~!と冒頭からつっこませてくれたこの作品は次にどぎつい赤で被われた真田広之登場に唖然。その次はあきらかなCG牛に対抗して四つんばいになって疾走するチャン・ドンゴンに呆然。勝利の胴上げ(10メートルくらい上がってた)をされる真田の満面の笑みでこちらもとうとう笑う。不安がどんどん大きくなってマックスに達したとき、やっと「映画の世界はリアルじゃなくてもいいんだ」ということに気付いた。あり得ないけど映像でしか表現できない世界観。これって鈴木清順の映画みたい。と、思ってたら大きな鳥かごが出てきた!雪国セットも出てきた!『オペレッタ狸御殿』だ!これで真田が日本語しゃべってくれたらなぁとか思いながら、エンディングを迎える頃には満足しきった自分がいる。タダ券貰ってなかったら観てなかった本作。観て良かった。ラストの感動的な辻褄合せはちょっとやりすぎな気もするけど、ええ~い!もってけ7点!
[映画館(字幕)] 7点(2006-04-04 21:26:44)
7.  ブエノスアイレス 《ネタバレ》 
別れてはよりを戻すことを繰り返す二人の男が地球の裏側、ブエノスアイレスに何かを求めて旅立つ。コツコツとお金を貯め、生活の基盤をしっかりと持つファイ。対照的に奔放で、だれかれかまわず寄生することでしか生きることが出来ないウィン。ファイは異国の地であっても帰る場所を確保する。一方、どんなに離れようとしてもウィンにとっての帰る場所はファイでしかない。しかしファイにとっての帰るべき場所は、第三の男によって香港であると気づかされる。そして疎遠であった父にウィンのお決りの言葉「やり直そう」が告げられる。この年、香港は中国に返還された。しかしそれ以前もそれ以降も香港は香港でしかなく、愛すべき場所、帰るべき場所として存在し続ける。そのことに気づいた男と気づかない男の破局の物語、、と、とるのは穿ちすぎでしょうか。ラストの「会いたいときにいつでも会える」は帰る場所を見つけた男の幸福感から放たれた言葉のような気がしてならない。
[ビデオ(字幕)] 7点(2006-03-01 17:14:28)
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