1. カンフーハッスル
《ネタバレ》 チャウ・シンチーでは連続馬鹿笑いを希望しているので、ほの暗い綺麗な映像と素敵なラストにガックリ。「サッカーはもうしない!!」って、お馬鹿は抑えるって事だったのかな…寂しい。英名ステファン・チャウには笑えた。 [DVD(吹替)] 6点(2005-12-31 14:19:51) |
2. 食神
「少林サッカー」とこの作品とを見て、強烈な毒と笑いを創り出すチャウ・シンチーの存在に驚きました(気づくの遅すぎ…)。ちょっと下品なとこもまあ許そう、決して嫌いじゃないぞこの笑い。一番大きな拍手はカレン・モクに送ろう。歯で銃弾跳ね返したって、納得いくようなメイクだった。 8点(2004-06-06 14:32:02) |
3. 少林サッカー
このベタでおバカな笑いに完全にはまってしまい、最後までさんざん笑わせてもらった。ここまでバカさ加減を徹底したところは賞賛に値する。わははははは、笑いをありがとうチャウ・シンチー。でもね、後に「食神」を見て、やっていることがさほど変わらないということに気づきマイナス。まあ、映画の世界でこの持ち味は別の誰にも出せないだろうな。 6点(2004-06-06 14:21:29) |
4. 南京の基督
《ネタバレ》 愛する人と信仰と…。ラース・フォン・トリアーの「奇跡の海」とテーマが似ている。この映画は、富田靖子が演じる娼婦が放つ、はかない空気が終始画面にあふれていた。彼女は、神にも愛する男にも真っ直ぐな姿勢をとり続け、死んでいく。重たくやりきれない。見終わってから、人間ってここまで真摯になれるものなのだろうかと塞いだ気持ちのなかふと考えた。 6点(2004-03-02 18:08:46) |
5. さらば、わが愛/覇王別姫
さすがに3時間は長かったですが、正座して観たくなるような美しくて立派な大河ドラマでした。ただ、登場人物に感情移入できたかどうかというと、ちょっと…。戦争と文革を背景に描かれる愛。レスリー・チャンとコン・リーの愛の矢印が、恋しい人に向かう様の激しさ。観ていてやるせなかったですが、その相手石頭がそれほどの器だったかなあ、とも思ってしまった。やはり時代背景や京劇のことを少しはかじってから観とけばよかったと舌打ちしました。レスリー・チャンは随分悲しい亡くなりかたをしてしまいました。この主人公とダブります。 7点(2004-02-25 19:14:02) |