1. 上海グランド
男らしいハードボイルドなレスリー・チャンを見られる数少ない映画。かなりストーリーを端折ってるんだろうなーと思わせる性急で無理な展開だったが、ずっとドラマティックなので飽きずに見られた。香港のクリスマスという日本人には理解しがたい習慣も見れて文化的にも楽しいかも。 5点(2004-06-12 23:13:01)(良:1票) |
2. さらば、わが愛/覇王別姫
《ネタバレ》 素晴らしい。以外に言葉がない。多少のストーリーの破綻など忘れさせてくれる勢いのある映画が名画なんだと思う。レスリー・チャンも彼しか出来ない妖艶な名演だったが、彼の子供時代を演じた子役が強く印象に残った。コン・リーは恐ろしさと懐深いおおらかさを併せ持つ不思議な存在としてこの映画に烈烈たる痛みをもたらした。彼女を時に憎み時に応援した。素晴らしい存在感だった。この映画の女役2人(蝶衣含)は両方自死を選ぶけど、それは男チェン・カイコーの身勝手な願望かな、という気はする。原作違うらしいし。 10点(2004-06-12 21:06:01) |
3. ブエノスアイレス
ウォン・カーウァイ苦手な監督なんです。作為が強く出すぎてる気がして。でも絶対観てしまう。これはウォン・カーウァイの中では自然な気持ちで見れたほうの映画です。 6点(2004-06-12 20:47:16) |
4. インファナル・アフェア
アンディ・ラウは今までノー天気な役を得意とする俳優だと思っていたけど、感情を押し殺す役がうまーい(そんなにみてないけど)。トニー・レオンのあのやさぐれぶりはスパイとばれてないのがおかしいぐらいだと思った。それでもどちらに肩入れしてみていたかといえばトニー・レオンなんですが。 6点(2004-06-12 20:36:56) |
5. HERO(2002)
《ネタバレ》 ラスト納得いかない。統制って何?ある統制下で少数の人が死んだ方が、権利をめぐる戦いで多数の人が死ぬよりいい、と。人の死は数の問題なの!?現実的に必要なのはよーくわかる。でも映画でそんなの見たくない。 6点(2004-06-12 15:58:06) |