1. ダークネス(2002)
やられたっ! 主役の少女が生意気に思えて、まったく感情移入できなかったと思ったら、アンナ・パキンって「グース」のあのわがままな女の子だったんですね。どうりで(苦笑)。ジャン・カルロ・ジャンニーニがタダの医者で終わるわきゃねえなと思ったらああいうことね。 5点(2003-12-07 13:29:38) |
2. 夕陽のガンマン
リー・バン・クリーフの髭が格好いいですね。こういうマカロニウェスタンの敵役としては打ってつけの役者だと思います。テレビ放送の日本語吹き替えで観ても楽しめます。故山田康夫さんの「俺、名無し」とかいう台詞が楽しいな。モリコーネの音楽も最高! 8点(2003-11-30 16:32:55) |
3. スパルタンX
そっか、ベニー・ユキーデのシーンが凄かったんだよね。なんかあのおかっぱ頭のような髪型が忘れられないです。 6点(2003-11-20 18:42:43) |
4. イースト/ウエスト 遥かなる祖国
この映画を観るまで、第二次世界大戦後のソ連に移住した人々がどういう生活をしていたかなんて、まったく考えもしませんでした。主人公アレクセイは戦争中フランスに亡命していたのですが、妻マリーを伴い、夢と希望を持ってソ連に帰国します。船で到着した早々、彼らは現実に直面します。裏切り者の処刑が目の前で行われていたのです。やがて夫は共産党の医者として要職に就きますが、妻は今までとまったく違う生活にとまどい、ひとりの青年と不倫関係になってしまいます。夫も近所の女性と不倫関係になり、家庭崩壊の様相を呈するようになります。ところが、アレクセイは密かに、妻と子供をソ連から亡命させることを考えていたのです。今のままでは彼らは不幸なままだ。自分が仕事に打ち込む余り、ひとりぼっちの妻はああいうことになってしまった。そう考えていたからです。カトリーヌ・ドヌーヴ演じる大物女優が、ある日慰問を兼ねてソ連を訪れます。アレクセイは密かに彼女に亡命の手助けを頼み、長年の準備期間を経て、ある日彼ら家族はソ連からの脱出を試みるのですが、あろうことか、アレクセイは故国に残ることを決意し、妻と子だけをドヌーヴに託すことにします。サイドストーリーとして、マリーと不倫関係にあった青年サーシャの水泳選手としての活躍と、泳いで亡命するという話があります。映画初出演のセルゲイ・ボドロフ・Jrが何事にも一生懸命な青年を演じています。大女優として貫禄の演技のドヌーヴ、美しい人妻マリー役のサンドリーヌ・ボネール、寡黙ながら家族の幸せを願い、自分を犠牲にするアレクセイ役のオレグ・メンシコフなど、それぞれがなかなかはまり役だと思います。自分のせいで、ソ連に連れてきた家族が不幸になってしまった事に対するアレクセイの後悔の気持ちが痛いほどわかります。不倫という難点はありますが、実は家族愛、夫婦愛がテーマになった佳作だと思います。 8点(2003-11-20 04:41:47)(良:1票) |
5. 1492/コロンブス
デカ鼻おじさんが、コロンブスをやったわけですが、わがままで人間味あふれる役でしたね。あれはひとえにあの奥さんが立派だからできたことだと実感してます。男のわがままを許してくれる女性の鑑のような人物を描いています。「コロンブスの妻」とでもした方がよかったかも(笑)。シガニー・ウィーバーの女王は貫禄ありましたね。衣装や美術がきらびやかで鮮やかでした。 7点(2003-08-07 08:08:58) |
6. ナインスゲート
西洋人って悪魔崇拝ものが好きですね。アメリカナイズされたテンポの速い展開に慣らされてしまった人間には、かなりかったるい進行に感じられたでしょうね。私もその例に漏れず、ビデオを途中で早送りしてしまいました(苦笑)。3冊の本からのなぞ解き、正体不明の登場人物が続出し、素材設定としては興味深いものでしたが、なぜ悪魔がジョニー・デップを選んだのかが納得できないまま終わってしまいました。それとも理由など無いのでしょうか? 本を通してのなぞ解きをもっとクローズアップして描いて欲しかったなというのが印象です。 7点(2003-04-11 16:32:03) |
7. アザーズ
なるほどねとは思うけれど、ニヤリの度合いは、やはり「シックス・センス」の方が上でした。前半の話が間延びしてしまったのが原因だと感じました。3人組が家を出る辺りから話は急展開するけれど、それまでの眠さを如何にクリアーするかが課題ですねえ。インテリアやセットの素晴らしさはあるし、映像的な綺麗さはわかりますが、「う~ん」という感じです。ニコール・キッドマンの背の高さがよくわかりましたね。彼女の観客をイライラさせる演技はよかったと思いますが、結局それがすべての伏線として引っ張るのは無理があった気もします。 6点(2003-03-29 23:02:01) |
8. レッド・サン
「用心棒」以降のイメージが付きまとってしまった三船さんは、ここでも"ミフネ"さんでした(笑)。ブロンソンも好きな俳優なんだけど、結局美味しいところはすべてドロンにさらわれてしまいましたね。しかし、アメリカ西部が舞台なのに、アメリカ人らしいアメリカ人が主演にひとりもいないというのも面白いですね。 7点(2002-04-28 18:02:37) |