1. 死ぬまでにしたい10のこと
淡々としているところに、リアリティを感じる。「死」と向き合っている人には、「静」があると思うから。「死」を扱うと、妙に泣かせようとしたり、泣かせる台詞を言わせたりするけれども、この作品はそういうことをしないでくれた。秀作。 8点(2005-01-05 23:38:45) |
2. トーク・トゥ・ハー
誰の視点で見るかで、180度発言が変わってしまう。ペニグノに自分を置き換えてみたら、そこにはそれは犯罪じゃないと解釈している自分がいる。アリシアに置き換えてみたら、ペニグノのしたであろうことは確実に犯罪。虫唾が走る。どちらの立場が自分に降りかかるかで、人生も人格も変わってしまう。 7点(2004-08-12 22:43:18) |
3. オール・アバウト・マイ・マザー
おすぎさんが絶賛のこの映画。どうしてそんなに絶賛しているのかわかりません。はい。 5点(2003-07-16 02:23:06) |
4. 蝶の舌
《ネタバレ》 ラストの為によくあれだけの物語を紡げました。あのラストがなければ、単なる戦争宗教映画(そんなジャンルはないが)。子供の無垢な目と訳も分からず石を投げるあのシーンからは、人間の弱さが伝わってきます。 7点(2003-07-15 00:55:10) |