1. ボーン・アルティメイタム
面白かった。音楽がいいね。ぐっと、盛り上がる。全編、疾走感に満ちあふれている。ジェイソンは、手荷物がないようだが、パンツ替えているのかとか、クレジットカードを使えないだろうから、手持ち現金は足りているのかなど、いらぬ心配をしたですよ。極めてハイクオリティの、3部作に大満足。 [映画館(字幕)] 9点(2007-11-24 22:41:33) |
2. 続・荒野の用心棒
マカロニ・ウエスタンの大傑作。フランコ・ネロが脂ぎっていて、実に良いです。また、主題曲が素晴らしく、とても耳に残ります。陳腐な邦題で、ずいぶんと損をしているのではないでしょうか。「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」ができたおかげで、本作が再び注目されたのは喜ばしい限りでした。 [地上波(吹替)] 9点(2007-08-31 01:27:07) |
3. レッド・サン
最初に見たときの感想は、えらいバッタモンを見せられた感じがしました。二度目の鑑賞では、実はなかなか良いできではないかと思い直しました。さて三度目の観賞後ですが、これだけの役者をそろえたのに、もっとうまく作れなかったかな、と思いました。しかし、三船敏郎がドロンやブロンソンと競演していた事実はうれしいかぎりです。 [地上波(吹替)] 7点(2007-05-06 12:18:25) |
4. 黒いチューリップ
子供の頃テレビをワクワクしながら見た覚えがある。ン十年ぶりに鑑賞したが、色褪せてはいなかった。もっとも美しい頃のアラン・ドロンが華麗に剣をさばいてくれる。たいへんにしっかりと作られた「活劇」。 [地上波(字幕)] 8点(2007-04-22 21:35:08) |
5. さすらいの二人
ミケランジェロ・アントニオーニ、ジャック・ニコルソン、マリア・シュナイダーの異色の組み合わせです。「ラスト・タンゴ・イン・パリ」とは異なり、マリア・シュナイダーが健康的な美を披露してくれます。ストーリーは大きな盛り上がりもなく、淡々と進み、観客を一気に突き放す結末へと向かいます。クライマックスの長回しの撮影方法が物理的に説明が付かず、今でも不思議です。 [映画館(字幕)] 7点(2007-02-05 21:19:14) |