1. 戦場のピアニスト
ドイツ人、特にドイツの若者はこういうホロコーストをテーマにした映画をどう観るのだろうか?アジアに対して同じように非人道的な行いをとった日本人の子孫として是非知りたいところだ。この映画を観て、自分を含め、はたしてどれぐらいの日本人がアジアに対する過去の過ちを知っているのだろうか、とちょっと疑問に思った。史実を映画という娯楽を通して後世に伝えていくことは映画の目的の一つでもあると思う。同時に営利を目的にしている以上脚色・演出はあってしかるべきだ。その辺のバランスが取れている映画ほど名作と呼ばれるのかな。楽しむというよりも考えさせられる映画でした。 [映画館(字幕)] 8点(2004-04-06 10:38:09) |