2. キッチン・ストーリー
北欧の良さが存分に出ている映画でした!寒色系でまとめられた映像、あまり動かない人間たち、そしてくすっと笑える独特のユーモア。ストーリーは、最初はどこか遠くの世界で起こっているような疎外感を感じさせといて、最後にはすーんと心に染み渡っていきました。カウリスマキみたいなキレのあるカメラワークではなかったけど、その分あったかいところを持った映画でした。やっぱり北欧の映画はよいと思わされました。そして、この映画を大きく盛り上げ支えたのが役者たちだと思います。イザックやフォルケをはじめとした主要キャストは特にすばらしかったです。観ていない方はぜひぜひ観ましょう。 [DVD(字幕)] 9点(2005-09-27 14:07:43) |