1. 奇跡の海
信仰によって人は救われるのか? というテーマなんだろうけど、この物語の主人公はあまりにも思い込みが激しくて、段々と精神を病んで行くので観ていて辛い。 しかし、それこそまさにトリアー監督の思うつぼなのだった。 この監督は女性をとことん不幸にさせなきゃ気が済まないのだろうか。その悲劇の描き方があまりに極端でクドイと思った。 また、終始手持ちカメラによる映像(タイトルすら手持ちで撮るという念の入れよう)に少し酔ってしまった。 それにしても長い。ここまでの長さが必要だったのだろうか。 [DVD(字幕)] 4点(2020-02-13 19:36:38) |
2. ウトヤ島、7月22日
ワンカット・オブ・ザ・ウトヤ島! 72分ワンカットで実際にあったテロ事件を再現するという内容で、ひたすら凄惨だし、いつどこからテロリストが現れるかわからないという恐怖は相当なものだった。とにかくどっしりと重たい空気のまま劇場を後にした。DVD化したら特典とかでリハーサル風景とか収録してくれたら面白そうだな。 [映画館(字幕)] 7点(2019-07-17 18:57:10) |
3. テルマ
《ネタバレ》 テルマの心情が全然掴めなくて、思わせ振りな演出も多くて、結局何が言いたいの?と叫んでしまった。私に理解力が足りないだけかもだけど…汗。 要はサイキック少女が暴走するだけの話なのに、やたらと小難しい台詞回しや不可解な不安を煽る演出で煙に巻いてくるので手に負えない。 [DVD(字幕)] 3点(2019-05-14 20:09:01) |
4. ダウンサイズ
《ネタバレ》 見る前の予想→○ダウンサイズした事によって物価やコストもダウンし、豪邸に住んで優雅な暮らし○新しい世界で繰り広げられる大冒険○何か危機が巻き起こっても基本は「ジェイソン・ボーン」だから余裕 実際は→●豪邸に住めるが、実は戸建てではなく、上の階の住人と騒音トラブル。やっぱり格差はある●大冒険も何もパートナーの裏切りにより出鼻をくじかれており、初っ端から後悔しかないテンションの低い主人公●ボーンの見る影も無い、腹の出たただのオッサンになっていた為、出来ることは少ない と、まあ予想は裏切られたけど、そこそこは楽しめたかな。後半、小人達だけの世界で展開される為、せっかく小さいという利点を活かせていないように思う。やはり普通のサイズの世界と対比させてこそ面白くなると思うので。 [DVD(字幕)] 6点(2018-09-10 17:41:24) |
5. サーミの血
サーミ人というだけで、少女は何故こんなにも酷い目に合わなければならないのか?学校の先生までもが味方じゃないなんて……ほんと可哀相だった。特に数人の男達に囲まれ耳を切りつけられるシーンとか酷すぎると思った。 世界中どこにでもあるが、人種差別はよくない。 [DVD(字幕)] 7点(2018-07-27 21:33:37) |