Menu
 > レビュワー
 > 目隠シスト さんの口コミ一覧
目隠シストさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2302
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/BM5HL61cMElwKbP
年齢 53歳
自己紹介 お世話になっております。
今年もよろしくお願いします。


※映画とは関係ない個人メモ
2025年12月31日までにBMI22を目指すぞ!!

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : ノルウェー 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  リトル・エッラ 《ネタバレ》 
表層は王道のキッズコメディで愉快に楽しく。しかし根底には「親からの愛情不足」に起因すると思われる「特定人物への執着」=「放置子」の典型例がエッラの言動に見受けられました。イタズラの程度も度々常識の一線を越えており、場合によっては「問題児」のレッテルを貼られ兼ねないと感じます。彼女は思いの外シリアスな問題を抱えていたと思います。甘いコメディの底に苦味あり。そう本作はまるで「プリン」のようなお話でした。イメージカラーまで同じ。ただご注意頂きたいのはカラメル部分に気を取られ、お話を「わざわざ難しく」観る必要はないということ。プリンの主役はあくまで甘く黄色いプディング部分です。エッラの可愛い嫉妬(?)を優しい気持ちで見守ってください。彼女はちゃんと成長してくれます。エッラの主語が「わたし」から「あなた」に替わる瞬間をどうぞ見逃さないでください。「友達は人生の庭に咲く花」水を撒き栄養を与えることで花は咲き人生に彩りを与える。もちろん異議などありませんが、庭にもいろいろありまして「枯山水」も乙なものであります。要は自分に合った庭を造ればいいのです。幸いにもエッラの周りに美しい花が一人咲きました。どうか健やかに育ち、また育ててください。
[映画館(字幕)] 7点(2024-10-04 10:39:56)
2.  トロール・ハンター 《ネタバレ》 
本作を観て、『クローバーフィールド』で私が抱いた違和感の正体が判明しました。それは“モキュメンタリーは、リアリティを増す手法である”との“勘違い”です。例え話をします。金色の仏像があったとしましょう。一人は金で出来ていると主張し、もう一人は真鍮製だと白状しました。どちらの話が信用できるでしょうか。答えは後者。だって私は仏像が真鍮である事を知っているのですから。ニセモノを本物だと主張する行為には“嘘”がありますが、ニセモノをニセモノと白状するのは“真”ということ。つまり『クローバーフィールド』は真剣に嘘をつき過ぎたのだと考えます。結果、かえって嘘が協調されたと。ところが本作はどうでしょう。着ぐるみ感タップリの熊に、即死と思しき攻撃を受けてもピンピンしているハンター。嘘がモロバレなのです。最初からバレている嘘は、もはや嘘ではありません。観客が騙されていないから、素直にエンターテイメントを受け入れられる不思議。というワケで、『クローバー』よりも高い評価をつけさせていただきます。モキュメンタリーにこそ、茶目っ気が必要なのだと思いました。そういう意味では、ダチョウの上島を主役に据えた嘘ドキュメンタリーシリーズは、正しいモキュメンタリーの在り方なのかもしれません。
[DVD(吹替)] 8点(2013-02-09 19:58:22)
3.  エッセンシャル・キリング 《ネタバレ》 
“主人公の台詞なし”も然る事ながら、より驚かされたのはBGMの使い方でした。状況、心情を煽る楽曲が皆無なのです。正確に言うと、微かに流れているシーンはあるものの(笛の音?でしょうか)、現場の状況音を掻き消す程の音量ではありません。観客が耳にするのは、常に主人公が耳にするものと同じ。風の音、雪を踏みしめる音、野犬の鳴き声、ヘリコプター音、時にはカーステレオから流れる大音量の音楽。主人公の視線に肉薄するカメラワークと相まった臨場感の創出はお見事でありました。普段、如何に私たち観客が音楽演出に慣らされているかを理解しました。映画のBGMは料理で例えるなら調味料。濃い味付けや化学調味料を使うと、確かに分り易く美味しい料理が作れます。でも一つまみの塩で素材の良さを引き出すような一品に出会うと嬉しくなります。料理人(監督)の力量が窺えるというもの。一見、単純な脚本に見えますが、主人公の回想シーンに込められた意図も興味深く(未来の出来事が挿入されていたり、主人公が目にしていない情景が含まれていたり…まるで神の視点のよう)、表層的な理解のみで語る事の出来ない作品であると感じました。分り易いエンターテイメントのみが娯楽にあらず。本作も立派な“娯楽”作品と考えます。映画における表現方法の奥深さを教えてもらいました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-09-06 17:39:03)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS