1. 第9地区
《ネタバレ》 ドキュメンタリー風の演出がおもしろかった。 いちばんまともに思えるのがエイリアンの子供と感じられるくらい、出てくる人間がどいつもこいつもクズばかりというのは皮肉な演出。主人公自身も最初はどうしようもない最低のクズ野郎だったのが、エイリアンとふれあうことで「人間性」に目覚めるのも皮肉。最後は3年後を信じてああなってしまったのかと考えるとある意味哀れでもある。 続編ができる可能性もあるようだし、監督自身はその後を描く気があるようだが、これはこれでこのまま完結という形でも好いような気もする。 [DVD(吹替)] 8点(2011-02-12 23:14:02)(良:1票) |
2. レーシング ストライプス
「ベイブ」よりも動物の設定に無理があり、「シービスケット」よりもレース展開に無理があるし、ジョッキーでもない女の子がオートバイに乗れるってだけでレースに参加するなんて、無謀以外のなにものでもないんだけれど、全体として適度に楽しんだので、この評価です。最近は悪役でしか観ないブルース・グリーンウッドが、物わかりの好い、訳ありの父親だったのが好かったかな。 DVDを返却した後に、声の役でいろいろと有名どころが出ていたのを知り(←遅いって(笑))、字幕で観ておけば好かったと思ったのはナイショ。でもグリーンウッド役の山ちゃんも悪くはなかったけれどね。 [DVD(吹替)] 6点(2006-10-27 23:21:52) |
3. ボーン・スナッチャー
予告編はとても面白そうでした(笑)。本編もあれくらいコンパクトにまとめたら楽しかったかもしれないなあ。エイリアンのモチーフをパクった感じですね。アフリカの砂漠ということで、勘のいい人ならすぐに正体に気が付くはずですが、目的もわからないし、なぜそうなったのかも不明のままって感じですし、対決シーンがショボ過ぎ!(苦笑) 予告編だともっと迫力あったんだけどなぁ・・・。 5点(2004-09-17 13:17:09) |
4. シャークアタック<TVM>(1999)
《ネタバレ》 1999年製作とは思えないほどローテクの嵐が炸裂するC級映画です(笑)。こういうの大好きなんだよな。いきなり鮫のエサにされてしまうダイバーが何者なのかわからず始まるオープニングは、「つかみはオッケー!」って感じですよ。で、その謎を解き明かすため(だけじゃないけれど)にアフリカに派遣される研究者が、ぜんぜん頭好さそうに見えないのもご愛敬。さらに、単なる漁師でタクシー運転手なロン毛の脇役がとっても好い味出してます。でもあんなにドライビングテクニックがあるなら、もっと別の道を歩めば好かったのにね(笑)。 ところで、主人公のライバルになる科学者、怪しいと思わせて実は好い奴だったかも知れないのにね。私には、あんなにムキになって主人公が糾弾するほど悪いコトしていたとは思えないんだよね。もし研究が成功していたらどうなったかわからないジャン。で、あらゆる陰謀が渦巻く中、突然現れたBPがらみの話には、もう大爆笑でした。 (1)そんなところにいきなり出てくるのか? (2)その利権を得るためにする陰謀がちゃちすぎる! などなどね。でもホントにそんなことで利権得られるの?誰か教えてください。 で、最後に。あのブロンドのねーちゃん、実はけっこう好みだったりして(笑)。 7点(2004-08-17 10:24:52) |
5. レッド・スコルピオン
ラングレン版ランボーといったところでしょうか。けっこう好きですよ。 7点(2003-11-18 23:09:46) |