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あにやん‍🌈さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 2526
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ホームページ http://coco.to/author/aniyan_otakoji
自己紹介 レビューを相当サボってしまってるの、単に面倒になっちゃってるからなんですよね。トシのせいか、色々とメンド臭くなっちゃって。
映画自体、コロナ禍以降そんなに見に行かなくなったのだけど、それでも年に70~80本は見てるワケで(でも今年は50本行かないかな?)、レビュー書けよ自分、って思ってる、でもなんか書かない、みたいな。
これからは今までよりも短文でレビューを上げてゆきたいな、と思う次第であります・・・微妙だけど。.

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1.  スノーピアサー 《ネタバレ》 
 前半、ありがちなB級SFアクション映画で、ポン・ジュノ監督ともあろうものがハリウッドに呑み込まれまくったモノを作っちゃったかぁ、って失望気味だったのですが、中盤からどんどんと一筋縄ではいかないヘンな映画になっていって、ああ、監督、ちゃんとブレなかったんだ(笑)ってひと安心。   『ほえる犬は噛まない』『殺人の追憶』『グエムル 漢江の怪物』『母なる証明』と、ポン・ジュノ監督の作品は一貫して「英雄になりそこなう底辺の人々」を描いています。正義の名の元に体制に逆らい、真実を暴いてゆこうとする、だけど待ち構えるのはいつも皮肉な展開。   今回の作品はそのポン・ジュノ路線をいっそう純化させたような内容で。  一本の列車に凝縮された社会の縮図があって(この部分、エド・ハリスのセリフを始めとして説明し過ぎた感はありますが)、その中で底辺の人々の闘争があって。   一両一両の小さな空間にまとめられ象徴された世界(扉が開かれるごとに全く趣向が変わってゆく、その魅力的な仕掛けが楽しく)、そしてその社会の縮図を守ろうとする意志と破壊しようとする意志のバランス。それぞれが脆弱なものの上に成立している現実、それぞれの役割を全うする事こそが、社会のシステムのバランスを保つ秘訣・・・でも?   最後の投げっぱなしには決して明るい未来が開けてはいません。だけど、じゃあ今のシステムの上に安住する事こそが幸せなのか、上を向かずただそこにある現実を甘受していればいいのか、と言えば・・・。いずれにしろ今の行動が未来に責任を残す事に変わりはない、その「今」を描く事にポン・ジュノ監督はいつも腐心しているように思います。   予告から受ける印象よりもずっとヘンな映画で、それゆえポン・ジュノらしい快作でした。
[映画館(字幕)] 8点(2014-02-13 20:50:35)
2.  幸せはシャンソニア劇場から 《ネタバレ》 
シャンソンに彩られた古き良きパリ、古き良きフランス映画の世界。ヌーベルバーグ以降のグチャグチャした作家性の強いおフランス映画ワールドではありません。街に夢を甦らせてゆこうとする人々の姿が美しく楽しく、人情話が感動的で、ああ、これこそ映画の夢、フランス映画に求めてるのって、こういう感覚だよねぇ、って。だけど、クライマックスで感動を作り出そうとするあまりか、無理に波乱に富んだドラマティックな展開にしてしまった事で逆に夢を醒ましてしまった感があります。そして、その展開はフランスを襲ったであろう大戦の傷をも回避してしまうという都合のいいものでもあって。終戦後まで描いてしまったら、当然そこを気にしてしまいますって。巴里祭で終わらせれば十分だったハズなのに、なぜあの蛇足感たっぷりな暴力と贖罪の物語にしてしまったのやら。そこまでは今年のベスト?くらいに映画を楽しんでいただけに、腑に落ちず残念。役者は皆、愛すべきキャラにまで昇華されていただけに惜しいです。
[映画館(字幕)] 8点(2009-10-15 19:48:22)(良:1票)
3.  007/カジノ・ロワイヤル(2006) 《ネタバレ》 
これまでもテコ入れのためのリニューアルっていうのは何度もしてきた007ですが、今回はちょっとリニューアルし過ぎと違います? 世界征服を企む悪の組織も秘密基地もない、とにかく荒唐無稽な設定をなるべく排除した映画になっていますけれど、秘密道具もキザなボンドもラストのラブラブ引きの画も、いろいろと排除し過ぎで今までの007を見慣れた身には違和感たっぷり。映画を見ている間、ずーっともどかしさを感じ続けて、ラスト5秒~エンドクレジットに至ってやっとですよ、ああ、きた!ってのは。映画自体の作りが、わざとそういう風になってるのがまたイヤラシイ。んー、でも私が「ダイ・アナザー・デイ」のところで書いた事と激しく矛盾しちゃうなぁ。私が求めていたのは結局お馴染みボンド映画の世界だったのか?って事になってしまうし。これまでやってきた映画をMを除いてほぼ全部まるっと無にしてニュー・ボンドです、って形にしたのは、やっぱりどうなのかねぇ、と。ミニチュアセットやCGが出てきてバーン!ってやるのはナシで、アクション主体で見せるって点は良かったんですが、ポーカーのシーンなどは駆け引きの面白さそのものはちっとも描かれていないまま、ただたっぷり時間を取ってるばかりで、後にもうひと山見せ場がある分、間延びさせる原因になってしまっている感じがあります。拷問シーン以降のすっきりしなさ加減は、もはやこれまでのボンド全否定?みたいな状態ですし。でも私にとっての最大の問題点はダニエル・クレイグを若き日のショーン・コネリーに置き換えて見てた、って事ですかねぇ。もしこれがコネリーだったら、って。ダニエルはどうしても器小さめ、どうも映画全体が亜流B級スパイ映画風味に思えてしまって仕方ありませんでした。悪役がころころ変わって安定してない、っていうのもB級風ですしね。それにしても、あのお馴染みテーマ曲がエンドクレジットでやっと流れてほっと安心、ってファンサービス程度の扱いなのはどうなのよ?
[映画館(字幕)] 5点(2006-12-03 20:32:40)(良:3票)
4.  サウンド・オブ・サンダー 《ネタバレ》 
冒頭の恐竜のCGが出てきた時点で「ああ、この映画にはナニも期待しちゃダメだ」とは思って、アタマをB級映画モードにシフトさせはしたんですけどね、それでも退屈しちゃいました。『バタフライ・エフェクト』よりもずっとバタフライ・エフェクトな映画なんですけど、納得のゆく説明一切ナシで、強引に物語が進んでゆくので、いちいち「ちょいと待ってくれ、その理屈は正しいのか?」って思いながらの観賞になってしまいました。変化の波が必然としてやってくるのならば、質量不変の法則が正しいとすると、物質の辿った経緯によって人間そのものの存在が進化の歴史順による変異以前に消えてしまう可能性はすっごく高いワケですけれど。そもそも、蝶一羽の生死でそこまで塗り替えられてしまうというのはさすがになさそうですし(現代の菌を持ち込んだ、とかいうのならば話は別ですけど)。そういう部分に納得できないので、物語のメインとなるサバイバル部分にちっとも現実味を感じず、「オチは判ってるんだから早く進めてよ」って感じになってしまいました。まあ、「歩いてるフリ」にCGを合成するというショボさにはさすがに笑わせて頂きましたけど。CG全体が、XBOX360あたりでもリアルタイムで楽々処理できちゃいそうなレベルで、そこまで予算なかったのかとちょっと同情したり、「カプリコン-1」のハイアムズがこんな映画を撮ったのかと悲しくなったり、だけど同情で点入れても仕方ないですし。せめて登場人物の誰かに魅力を感じられれば良かったんですけどねぇ。
[DVD(字幕)] 3点(2006-10-08 00:15:00)
5.  ヴァン・ヘルシング 《ネタバレ》 
ILMの仕事っぷりが荒れてくると、もうすぐ「スター・ウォーズ」なんだなぁ、と実感できますねぇ。さて、この映画、正直なところガッカリでした。えーと、昔、変身サイボーグっていうオモチャがあったんですよね。スケルトンな人形に服やマスクを被せてウルトラマンになったり、仮面ライダーになったり。男の子向け着せ替え人形。この映画のイメージは、アレ。ハリウッドの娯楽映画の定型フォーマットにホラーの服を着せました、って感じ。結局やってる事は「インディ・ジョーンズ」や「ハムナプトラ」。で、80年代末時点で、「インディ」はやや時代遅れ気味になっちゃったんですよね。超人的、奇跡的展開にウソっぽさが感じられるようになって。それをここでは今だにやってるもんなぁ(世代が一巡した、って事?)。しかも丸出しCGで見せられると、そりゃナンでもありでしょーよ、ってな気持ちで萎えちゃいますしね。それでも変化を色々と見せて貰えればいいんですけど、なんでここ一番の舞台はいちいち機械屋敷になっちゃいますかねぇ。あと、新しいモノを見せて刺激を与えてくれれば良かったんですけど、狼男、フランケンシュタインの怪物、ドラキュラ伯爵と、既成のものを盛り合わせただけなので、そこに思い入れないと、新鮮味がねぇ・・・。それにしても、最後にヒロインを襲う悲劇、あれは笑って欲しいワケではないんでしょうけれど、どう考えても・・・ねぇ。最後に、「ハムナプトラ」の時もそうだったんですけど、メインタイトルを出さないと、いつまで経っても本題に入ってくれないって感覚になっちゃうんで、メインタイトルは冒頭に入れといて下さいな。個人的な気持ちの問題ですけど。
5点(2004-09-14 22:45:04)
6.  コーリャ 愛のプラハ
子供をダシに使ったベタベタ感動系映画かと思ったら、子供とおじちゃんの関係を通して近年の東欧・中欧に訪れた大きなうねりが描かれてゆく、意外にも硬派な映画でした。バブルと不景気くらいのうねりくらいしか体験してない近年の日本とは違って、劇的変化を遂げていった世界で生まれるドラマは、ちょっと切なくて、そして温かくて。人は対立する民族や国を恨んだり憎んだりしますが、でも、子供に罪はないのですからね。争いなんかする前に、まず子供の目を見ろ、という事ですね。
[映画館(字幕)] 7点(2003-12-03 23:02:05)
7.  愛のイエントル
バーブラ、どう見ても女にしか見えないよ~!というツッコミは仕方ないとして、それに惚れちゃうエイミー・アービングもどーかと、というのも置いといて、結構楽しい映画でした。男社会に突入する女、というネタは、マジメに作ってても、楽しくなるものです。でも、この映画をかばうヤツはゲイだと『イン&アウト』で言ってるし、バーブラは悪だと『サウスパーク』で言ってるし、男の私としちゃ、この映画褒めたらいかんのかい?
[映画館(字幕)] 7点(2003-11-25 13:57:15)(笑:1票)
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