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あばれて万歳さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1200
性別 男性
ホームページ ないっす!!!
年齢 60歳
自己紹介 客観的に分析したようなもっともらしいレビューって、実はちょっと地頭よければ誰でも書けちゃうわけで、結局ありきたりな物になりがちです。
別に映画評論家でもない1個人としては、個人の感性や主観、あるいは体験を元にしたその人しか書けないレビューの方がよほど価値があるように思うのです。
もちろんそれが、事実誤認やヘイトレベルの差別や偏見に寄って立つものであれば問題ですが、しかしその人しか書けないレビューというのは必ずあるわけで、そういう個人的な感覚や体験を元にした主観的なレビューは、いかにももっともらしいありがちなレビューよりよほど価値があるし読んでて面白いんじゃないかと思う今日この頃。(でも自己陶酔溢れるポエムみたいなのは…)
好きな言葉は「恋」 です。

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1.  クライムダウン 《ネタバレ》 
男3人女2人が山に行き危ない目にあうというシチエーションはこの映画の2年前にお隣フランスで作られたデッドクリフと同じなわけですが、映画の面白さで言えばこちらの方が断然上。  とはいえシナリオはこちらもかなり残念で、冷静に考えればかなりお粗末です。  まず(これは最後近くまで観ないとわからない事なんですが)そもそも主人公達が女の子を助けたのは間違いだったという事。 主人公達が女の子を助けなくても、あのお父さんですから十中八九女の子は助かっていたでしょうし、最悪の場合でも犠牲者は女の子1人で済んだはずで、そう考えると女の子を助けた事自体が間違い。 なにしろ女の子を助けた事で、主人公達一行に加え罪のない村人が大量に犠牲になっているわけですからバランスシートは大幅赤字です。 「少女を助ける」というお話の根本的な行動がそもそも間違ってるわけですから…そう考えると実にむなしい映画です。  細かく観ても問題は多く、例えば序盤ロープが足りないだの議論したあげく崖を降りるチームと二手に分かれるわけですが、山に慣れてない人が女の子つれてくのは危ないしそもそもロープ足りないならみんな一緒に山を下りろよ、と。 ここ明らかに作劇上の都合で二手に分かれたとしか思えないわけでさすがにどうかと思います。  それに何より後半です。後半でテイストが変わる事自体は必ずしも悪い事ではないと思います。 山で全部終わらせろよ、という意見もわかりますが、しかし後半でテイストが変わるのもうまくやるのであれば全然ありだと思うのです。 問題はそれがうまくいってない事で…そもそも交渉人用心棒チームが出てくるならそれが主人公達と共闘する…くらいでないとストーリー的に意味がないですよね。 あの用心棒とか最後まで主人公達と一切かかわらず、何のために出てきたのかわかりません。キャラとして出す意味がないのです。 というか「イギリスの傭兵は失敗しない」とかイキってた彼、視界の悪そうな豚の面かぶった犯人に瞬殺されてましたが…もうなんなのよ… あの豚お面も、途中で雑に村人ばんばん殺すし、あんたもはや目的忘れてますよ、と。  最後にしても犯人の処分は中途半端で描かれないし(いや殺されたんでしょうけど)、用心棒は微妙な顔でただ去っていくだけだし…で、あまりにもすっきりしない終わり方。  …とシナリオは穴だらけで特に後半は??って感じではあるのですが、でもまぁ最後までそれなりに緊張感をもって観る事ができたので前述のデッドクリフよりははるかにマシだと言えるでしょう。
[インターネット(字幕)] 6点(2020-09-03 05:31:46)
2.  クリミナル 2人の記憶を持つ男 《ネタバレ》 
相手がケビンコスナーだから老人とはいえギリで夫としてありなんだろうけど、太って臭いキモオタとかだったらあの美人の嫁は受け入れられるんだろうか… 人間の本質はどこにあるのか?を問う哲学的に深淵な映画と言えなくもない笑  記憶移植という荒唐無稽かつありがち設定をいまどき用いるならもっと弾けたストーリーにできなかったのか…と問い詰めたくなる映画で、老人ばかり(一部例外有)とはいえ豪華キャストだしストーリーも堅実だし出てくる女は軒並み美人なので、とりあえず最後まで観る事はできるけど、本当にただそれだけ。 いまどきこの設定で映画撮るならもっとはっちゃけないとダメでしょ。  あとゲイリーオールドマン演じる上司が無能すぎます。 ラストで「彼を雇う」と言ってましたが、こいつの部下になるのはマジでやめた方がいいよ!と観客が余計な心配をしてしまうくらい無能です。 どこでもいるんですね、ブラック上司。
[インターネット(字幕)] 6点(2020-06-16 11:22:04)
3.  グリーン・ゾーン 《ネタバレ》 
実話ベースの映画なのでそれぞれモデルになる人間がいます。 で、映画の中で裏もとらずに記事を書きまくっているWSJの女記者がいますが、これ、モデルになっているのはニューヨークタイムズのベテラン記者ジュディスミラーです。 実際にイラクの大量破壊兵器について裏を取らずに記事を書きまくって後で米国内でものすごく批判されたわけですが、この映画で一番大事なポイントはここにあると思っていて、つまり「政府高官」とべったりの記者がいて、普段いいスクープも回してもらう代わりに、ときどきは政府の都合にあわせた記事も言いなりで書く。 そういう都合のいい記者が政府は必要で沢山存在してるという事です。  政府からすれば必要なときに大衆に対し都合のいい記事を書いてもらうために絶対に必要です。 記者の方も普段貴重なスクープを取れるので名声と出世が手に入りますし、お互いにWIN-WINの関係。  で、こういう政府関係筋と記者のズブズブの関係というのはこの映画の中に限りません。 日本でもあるわけです。  なぜかというと、この感想を書いてる時点でまだまだ新しい話題である、検事長と新聞記者の賭け麻雀問題、あれです。  これ世間では賭麻雀のレートがどうこうという枝葉末節の事が話題になっていますが、この事件の本質はそこではありません。 賭けのレートとかそれが犯罪かどうかとかはどうでもいい事なのです。  重要なのは(この映画のように)日本でも記者と政府関係者はズブズブの関係だという事がはっきりした事です。 これはある意味当たり前の話で、政治ジャーナリストがほとんどの政治家と敵対関係にあったら、記事の書きようがありません。 誰も何も教えてくれないからです。だからズブズブにならざるをえないのはある意味必要悪であるわけなんですが、大事なのはマスコミと政治家がそうなってる事を知っている事だと思います。  世の中のニュースには時に素晴らしいスプークもあるわけですが、一方で政府に都合のいい誘導のような記事もちょろちょろ混ざっている。 それを知る必要があります。  そんな中で真実を知り正誤を判断する事は普通の人には本当にとても難しいことだ、でもがんばれよ、と、それをこの映画は教えてくれている…んじゃないでしょうか…多分。
[インターネット(吹替)] 6点(2020-06-06 02:26:32)
4.  グランド・ブダペスト・ホテル
監督?の作家性がよく出た映画であり、この監督の世界観とか映像とかが好きな人にはおそらくたまらない映画なんだろうな、と想像します。 僕自身は、映画は第一にストーリーを重視するタイプなので、雰囲気重視のこの映画は全く肌にあわず終始退屈なだけでした。せめて話が面白ければまだよかったんですが…。好きな方にはもうしわけありません。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2016-08-15 17:56:49)(良:1票)
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