1. ザ・イースト
もうのっけから、僕が面白いと思う映画の雰囲気がビンビンきて、すぐに映画にのめり込んだ。まー、雰囲気からだけでゆーと、全く個人的なものだけど、漫画HUNTER×HUNTERの幻影旅団に女ジェイソンボーンが潜入捜査するって感じ。もちろんその企業テロ組織イーストのメンバーが特殊な力をもっていたりすることはない普通の人なんだけど、あくまで雰囲気ね。環境テロ組織と言えば、最近で言えば「シー・シェパード」が有名ですが、ここに登場する組織は、あらゆる企業が標的です。もちろんテロはいい事ではないのですが、どちらかとゆーとこの作品では、映画を観てる者は最初は不気味なテロ組織イーストに徐々に感情移入する作りになっていて、イーストのメンバーのそれぞれに悲劇的な背景があり、メンバーを深く掘り下げてイーストに感情移入させる作りです。そこが幻影旅団っぽいとゆーか。ただ、主人公の女ジェイソンボーンは、ボーンに負けず劣らずかなり優秀なスパイで、その能力を色々発揮してくれて、そこはスリリングでした。ラストまで目が離せない展開で、十分楽しめました。 [DVD(字幕)] 10点(2015-06-03 12:53:39)(良:1票) |
2. ザ・シャウト/さまよえる幻響
説明不足でわかりにくい所が多々ありまして、結構、自分の中で、これはこーゆうことやろなって勝手に納得しながら観なきゃいけないのですが、最後まではそれなりに観れました。まー無理して観るほどの映画じゃないです。18年間の修行で叫び声で人を殺す魔術を手に入れた男の物語なんですけど、ホラーやサスペンスじゃなくて地味で下エロな話でした。すごい魔術を習得したのに他にやることなかったのか。こいつの目的がなんと他人の奥さんを寝取りたいだけ。こいつは女をその気にさせる魔術も習得してるんですけど、それを使って奥さんをものにします。しかも魔術を解いて奥さんをいったん正気にさせるが、またエッチがしたくなったのか、また術をかける。いやー、エロイ男ですねー。最初に奥さんの干してるストッキングに思いっきり顔をこすりつけるあたりから、ああ、下エロな話かな~って思っていたら・・・案の定でした。旦那に「オレは今からお前の奥さんとベッドへいく」とワザワザ宣言するあたり、完全にSです。んでもって奥さんは術をかけられてるので、こいつにメロメロ。これは旦那にとっては苦痛以外の何物ではないと思う。奥さんを愛してる旦那さんはこの映画観ない方がいいかも、結構、腹立ちます。それとも逆に興奮するかも(ただしエッチシーンはあまりないので)。ただ、この男がシャウトするシーンはちょっと見ものです。「ウワーッ」と叫んで羊達がゾロゾロ死んでいく。漫画です。そんなシュールな不気味さと下エロな話と説明不足で意味不明なシーンが、おりかさなった変な映画です。 [DVD(字幕)] 5点(2007-09-18 17:33:23) |
3. サンシャイン 2057
ダニー・ボイル監督ときてキリアン・マーフィとくれば、俺の中では28日後なみの期待度が高まるんですけど、この映画、冒頭から、不安感と孤独感がヒタヒタと俺の心にせまってきて、結構はまってしまいました。あー、久しぶりのSF緊張感。その後は、危険であり美しくもある太陽の存在感を思いっきり体感させてくれて、太陽の近くにはいったい何が待っているのか?けしてまともな精神じゃいられない、その事で何かが起こるとゆー不安感と地球の映像はまったく写さないにもかかわらず、なぜか芽生える人類滅亡の終末観をはらんだまま映画は進行していきます。光のシャワーの映像は映画館で観たかったな~。そうこの映画はちっこい画面じゃ伝わらない迫力がありまして、映画館で観た人がほんとうらやましーです。それだけでも映画の評価は全然違ってくると思いますし。ただ、ちょっと残念なのが、わかりにくい映像や描写がちょくちょくある所。でも真田さんが出てるとゆー色眼鏡で観ちゃうともったいない、B級映画の中に掘り出し物をみつけた感覚がちょうどいい感じの閉鎖空間で数人が右往左往系映画であります [DVD(字幕)] 10点(2007-09-13 21:54:22)(良:2票) |
4. サンダーバード(2004)
オリジナルの記憶はちっちゃい頃観たんであんまないんやけど、なんかサンダーバードって人形劇やったからおもろかったってイメージあるねん。子供がおもちゃ感覚で観れるってゆーか、登場人物たちもみんなGIジョー感覚とゆーか。だから実写でやってもサンダーバードの魅力まったく発揮せんやろーって思って、たいして期待せずに鑑賞したんやけど、俺としては、ごめん、大満足。確かにストーリーは善対悪で能天気に子供達ががんばるってゆうお約束ファミリームービーやねんけど、テンションは最初からノリノリやし、一応サンダーバード全機の勇士は観れたし(二号機に積まれてるメカで有名な奴もみれる)、ペネロープはかわいく決まってるし、チンチンじゃなくてティンティンとアランとファーマットのトリオは観ててグーニーズみたいなノリで楽しいし、ラストのアレンジされた曲もノリノリやし、とにかくなんか元気になれるってゆーか、肩こらずに観れるってゆーか、勢いあったなーって感じやねん。ただ期待してはったオリジナルのファンの方にはダメなんもなんとなくわかるで、だって最後の展開とか完全に人間のアクション映画になってもーてメカ関係なくなってて、細かい所とか多分オリジナルと少し違った設定にもなってるみたいやから。でも脚本とかアレでも、このノリは悪くないんじゃないやろかいな。俺は続編作ってもらって、もっと他の人やメカの活躍もこのハイテンションなノリで観てみたいと思うんで、パート1としておもしろいと断言しときます。いや実際おもろかってんもん。続編希望。俺ってかなり幼稚なんやろか。 10点(2004-11-16 03:55:01) |
5. サラマンダー
まず展開が早いっていうか早すぎ、観客がじっくり観たいところは全てぶっ飛ばす早さ。ドラゴンもびっくり。予算がかかりそーな映像はだいたい端折ってるだけに設定のわりには世界観が狭く感じた。なんか近場で数人で数匹の恐竜と戦ってるだけというか。ほんとに世界崩壊してるん?って気持ちになってくる。設定を大きくしすぎたんではないやろか?それと予算の関係上、途中から設定とか脚本いじくりまわして作ったからか矛盾もでまくり。話が進むにつれてどんどんドラゴンが弱くなっていく感じなんやけど、だから観てる俺もどんどん冷めていきます。ただドラゴンはそれなりにかっこいーのと、人間ドラマは普通に観れるので、B級と割り切ってみれば、そこそこおもしろいかもしれん。俺はそれでもイマイチやったけど。 3点(2004-07-26 19:44:53) |
6. ザ・コア
結構パニック映画は好きやねん。なんか観ててちょっとしたパニック体感できるし。でも、これ基本構成が「アルマゲドン」と同じやね。地球規模パニック映像→ありえない解決方法そして後はアクションドラマ。嫌いな展開じゃないんやけど、パニック映像もよくできてるんやけども、なんか今ひとつパンチがなかった。多分結果が見えすぎてもーてるからかな、助かる人とか、亡くなる順番とか、あまりにもお決まりすぎて。だいたいあのモグラの電車みたいな乗り物にしても、もー、その展開がやりたいがゆえの形ってゆーのがはっきりわかる。てゆか、はっきりすぎる。最初のパニック部分でゾクゾクきてその勢いで一挙に観れば、退屈にはならんと思うけど。 5点(2004-05-27 18:45:14) |
7. サザン・コンフォート/ブラボー小隊 恐怖の脱出
設定はめっちゃ好きやで。戦闘のプロが森で何者かの襲撃うけるって、ゾクゾクするやん。雰囲気もよかった。なんかブレアウィッチ思い出したわ。あの森の感じ。相手は得体がわからんし。ただ、もうちょっと緊張感ほしかった。それと兵隊さんが、あんまり戦闘のプロって感じせーへのもちょっと。統率なさすぎって思ってもーてん。ただの烏合の衆に見える。もうちょい戦闘のプロってゆー技とか見せてくれたらなー、俺の中で盛り上がったかな。だから、ちょっと評価下げるけど、ごめん。並みで。でも、おもしろい方やとはおもう。 5点(2004-04-13 22:56:32) |