1. 血を吸うカメラ
《ネタバレ》 映画評論家の町山智浩さんの番組で鑑賞。 タイトルのようなホラーではなく、主人公が女性が恐怖におののく表情をカメラに収めたいという、変な欲望を満たしたいがため、殺しを行っていくというサスペンスです。 最後は自分が恐怖に怯える表情を撮りたいと、自ら命を絶つのですが、60年前の作品とはいえ、退屈せずに見ることが出来ました。 当時は試写会の段階で悪評がついたらしく、評判が悪かったそうです。 ですが、監督のマイケル・パルマンの教え子だったマーティン・スコセッシによって1979年にリバイバル上映され高評価を得たらしいです。 日本でも、日活ロマンポルノで「切り裂き暴行ジャック」という、殺人に欲望を抱く主人公を描いた作品がありました。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-06-24 00:13:39) |