1. ディープ・ブルー(2003)
言うなよ~と思っていたら言っちゃった。ラスト10分くらいで台無しにしてしまいました、それまではとても好きです。どうしてこの手の映像は捕鯨を語りたがるかね~、私たちは鯨油を取るためだけにクジラを乱獲しましたと結ぶのであれば結構なんですがね。ヒゲの先から尾の先まで余すところまく利用し、千年以上の歴史のある捕鯨文化を持つ日本人にガタガタ抜かすな。太地町でも行ってくじら博物館と落合博満記念館でも行って出なおして来い! [DVD(字幕)] 0点(2005-12-15 23:15:47) |
2. ティム・バートンのコープスブライド
ビックフィッシュやチャーリーに「ティムバートンもすっかり落ちついちゃったな」なんて気持ちを忘れさせてくれるコアなバートンワールド。パペットの無機質感が気弱で悩めるビクターをより際立たせると共に、欲望渦巻くダークで愛のない生者の町と彩り鮮やかで明るくポップな死者の町の対比が見事、ありえないこの三角関係の中にいつの間にか引き込んでしまう魅力的なキャラ達もいいです。真実の愛とは永遠なる想いなのか、無常なるものなのか。かなりの毒を持っていながら真はストレートなロマンスで全体をファンタジーで包み込む流石です。 [映画館(字幕)] 8点(2005-10-28 22:03:29)(良:1票) |
3. 10ミニッツ・オールダー イデアの森
「水の寓話」10分の限られた物語で時の概念を覆す上手いオチ、流石です。「時代×4」4回見たら判るのかな?「老優の一瞬」走馬灯とはこんな感じで見られるんでしょうか?「10分後」全然印象に残っていない。「ジャン=リュック・ナンシーとの対話」これがゴダールかと思ったら違ってた。「星に魅せられて」これまた時の概念を覆す相対性理論なSF。「時間の闇の中で」正直ズルイ気もするが、何をやってもゴダールな訳です。 [DVD(字幕)] 6点(2005-04-16 17:07:13) |
4. 10ミニッツ・オールダー 人生のメビウス
ひねくれ者の私は誰が作ったかを見ないで鑑賞したが、やっぱ分かるもんね。たった10分に込めた様々な監督のそれぞれの想い、短いながらもカラーがしっかり出ているのは流石。「結婚は10分で決める」10秒で誰だかわかる、というか味で過ぎ。「ライフライン」赤ちゃんの鳴き声、人々の笑顔、母の子守唄、いいね。「失われた一万年」野蛮とは現代人であり、幸せな生活とは何だろう。「女優のブレイクタイム」満たされない女優のアイロニー。「トローナからの12マイル」オチは意外なちょっとイイ話。「ゴアVSブッシュ」黒人的にも納得いかないんでしょうがマイケルムーアに任せたら?「夢幻百花」中国の昔話でも見ているようでファンタジックで一番好き。 [DVD(字幕)] 7点(2005-03-29 23:53:28)(良:1票) |
5. ティコ・ムーン
映像と世界観コレが全て、感覚的に好きです。 8点(2003-11-01 09:29:59) |