1. 英国王のスピーチ
「アカデミー賞」っぽい堅苦しさがなく、コンパクトにまとめた印象でした。 様々な表情で語れる主演のコリン・ファースがはまり役だったと思います。 吃音症に向き合う真摯な姿と、敵国に立ち向かう姿がリンクしており、国王の人柄が伝わってきました。 また、ローグ役の表情もよかったと思います。特に目。 ただし、秀作だと思いますが飛び抜けたものはなく、作品としては小粒感が残りました。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2012-08-12 21:41:38) |
2. エレファント・マン
見終えたあと、感動とも嫌悪感とも単純に言い表せない、心臓に重石を乗せられた感覚が続いています。 私が実際のところ彼を目の前にしたら蔑んだ態度はとりません。ただ、手を差し伸べることができるかどうか・・・傍観するのがせいぜいでしょう。 だから内容について賞賛することも批判することもありません。 しかしながら、これをモノクロで撮った監督のセンス、そして、胸糞悪くなるイジメの描写を入れた監督の度胸に感服せざるをえません。 [DVD(字幕)] 6点(2013-12-02 00:27:48)(良:1票) |
3. エンゼル・ハート
《ネタバレ》 予想以上に現実離れした内容で、ドロドロに根暗なファンタジー(?)といった感じでした。 序盤に何やら怪しげな依頼人が出てきて、その後単調な人探し・・・この設定でだいたい結末は予想がついてしまいます。 ホラー・サスペンスということでしたが、特に恐怖はなくて、オカルト色が濃く気色が悪い、という中途半端な印象。 「ミッキー・ロークってこんなカッコいい時あったんだ」、「デ・ニーロもこんな役引き受けるなよ」とキャラクターばかりに目がいってしまいました。 [DVD(字幕)] 5点(2010-09-13 21:40:18) |
4. エグザム
《ネタバレ》 何があるかまったく読めないため早く先が知りたい衝動に駆られました。 良かった点はそれだけです。 内容はイマイチ。 まず、ライトやスプリンクラーがどうだとか話の展開が強引すぎたように思います。 そして肝心のオチがショボすぎたのが致命的。 イチャモン的に言えば、この試験に挑んだ人たちは勝ち残った人材のはずなのに全く優秀に見えません。 80分くらい大人しくしていられないのか!? [DVD(字幕)] 4点(2013-12-02 00:29:46) |
5. エントラップメント
主役であるはずのマック(ショーン・コネリー)が思ったより普通の人物でインパクトに欠けました。 そのうえ、ラストのあの扱いでは小者感丸出し・・・ どうせならキャサリンのセクシーをもっと前面に出して、別方向のインパクトで勝負したほうがよかったんじゃないでしょうか。 [DVD(字幕)] 4点(2012-09-30 21:34:02) |