1. バリー・リンドン
とにかく美しい・・・。キューブリックの作品を全て鑑賞したわけではないがキューブリックの完璧主義を改めて感じた作品でした。長編にもかかわらず映像や音楽に浸っている間に3時間という時間はあっという間に過ぎていきました。必死に上流階級の仲間入りを果たそうとするバリー、最期にはああいった結末。最初の純粋だった頃のバリーの心はいつ失われてしまったのでしょうか・・・。 8点(2004-03-21 17:09:18) |
2. 博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
非常に評価がしにくい作品ですね。素直に笑いの部分を笑いとして感じることができませんでした。さすがに博士が自分の右手を必死に抑えているシーンと『総統!歩けます!!』のセリフには笑わされましたけど、どちらかというと核や戦争のイメージが強く残りました。(まじめに観すぎたかな?)冷戦時代の緊迫した状況の中でこの作品を作ったキューブリックはすごいですね。ピーター・セラーズの一人三役にはみなさんのレビューを観るまでまったく気付きませんでした・・・。 7点(2003-11-15 14:42:13) |
3. ハリー・ポッターと賢者の石
自分が小学生の頃に映画館で観たら感動してたと思いますが、ちょっと子供向けすぎるような気が・・・。まぁ純粋に楽しめましたが。 7点(2003-08-10 18:07:06) |
4. パーフェクト・カップル
製作者が「日の名残り」と同じでエマ・トンプソンも出演していたので、日の名残りのような私たちの知ることのできない世界を描いてくれるんだろうと期待してしまいました。確かに政治の裏側という普段知ることのできない世界が描かれていましたが観賞し終わった後には後味の悪さのみが残った作品でした。キャシー・ベイツが自分を月にたとえ切なそうに語ったシーン、悲しすぎます・・・。「パーフェクト・カップル」という作品名が皮肉にも聞こえますね。 5点(2004-06-12 18:12:14) |