21. フェイス
ロバート・カーライルの哀愁たっぷりの演技が印象的だった。ストーリー的にも一辺倒ではないドラマ性が充満してして感慨深さが残るものだった。単純なカッコ良さではない男の気概が魅力的だ。 [ビデオ(字幕)] 6点(2003-11-29 16:56:11) |
22. フラッド
純粋な災害パニック映画を想像していたが、焦点は洪水という環境の中でのクリスチャン・スレーターと悪漢どもとの対決となっており、全体的に中途半端な仕上がりになってしまっている。洪水に襲われた街の作りもセット感が拭えず、とても完成度が高いとは言えないものだった。 4点(2003-11-12 12:23:17) |
23. フル・モンティ
失業中という状態からまさに裸一貫で起死回生を試みる中年オヤジたちの生き様が清々しい。小気味いいダンスミュージックと台詞回しが、センス良く映画全体を包んでいて愉快で爽快感のある作品に仕上がっている。もはやイギリス映画を代表する秀作の一つではあるまいか。 [映画館(字幕)] 8点(2003-11-08 23:03:34) |
24. ファーゴ
コーエンブラザーズ独特のブラックなユーモアは効いているが、ストーリーにはあまりインパクトがなく、淡白な印象のまま終わってしまった。個人的には作風のシニカルさを受け入れられなかったのかもしれない。 4点(2003-10-29 14:08:32) |
25. フォーリング・ダウン
タイトル通り、日常から逸脱していく主人公のキレぶりが秀逸だった。誰もがはらんでいるフラストレーションを爆発させる主人公の姿は、日常を生きるほとんどの人にとってあり得ないことではないかもしれない。 [地上波(吹替)] 5点(2003-10-25 14:15:18) |
26. フィフス・エレメント
評価の対象はいろいろあるけど、やはり特筆すべきはミラ・ジョヴォヴィッチの存在だと思う。今や売れ筋映画として女性が主人公のアクション映画は多発されているが、その今のブームの先駆けとなったのが今作のジョヴォヴィッチのインパクトではなかったかと思う。リュック・ベッソンだからこそ作れたこの芸術的な娯楽大作は、間違いなく傑作である。 [映画館(字幕)] 8点(2003-10-25 13:45:15) |
27. フレンチ・キス
この映画ほど「主演女優が可愛い!」という一言につきる映画も珍しい。それほどに今作でのメグ・ライアンは魅力に溢れている。ついつい恋の行方を応援してしまう彼女の様は、ラブコメ女王の名にふさわしい。 7点(2003-10-21 01:15:16) |
28. フランケンシュタイン(1994)
とてつもなく怖く、とてつもなく切ない映画だった。フランケンシュタインというキャラクターそのものがとても悲しい。全身メイクで演じたロバート・デ・ニーロの存在感はさすがだった。映画全体に漂う不健康で焦燥的な空気感が秀逸。監督ケネス・ブラナーのセンスが光っていた。 8点(2003-10-06 18:33:35) |