Menu
 > レビュワー
 > Northwood さんの口コミ一覧
Northwoodさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 217
性別
自己紹介 映画は楽しんでみるのが一番。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  フェラーリ 《ネタバレ》 
思っていたのとだいぶ違う内容でした。 スピードとレースに憑りつかれたカリスマが、世界最高のスポーツカーメーカーを作り上げるまでの知られざる熱き奮戦記、というようなものを期待していたのですがさにあらず、結婚生活が破綻したにもかかわらず人生をリセットできない優柔不断かつわがままなオジサンのグダグダな二重生活が話の中心で、レースは添え物。 話の中で最もカッコよかったのが、ラスト近くの、破綻しそうなエンツォに現金を渡して救う、劇中ではずっと悪役然として描かれていた妻ラウラだったというのではちょっとね。 劇中で2名のドライバーが亡くなるのですが、観客はこれらの死に全く感情を揺さぶられない作りになっています。特に終盤に大事故を起こすデ・ポルターゴなどは、劇中出ずっぱりの重要人物なのに、彼が亡くなるシーンも、映像はそれなりに派手ですが、彼が死んでしまって悲しいといった感情は残念ながらわいてきませんでした。この重大な事故については、他にも犠牲となった子供の家族の事故直前の描写が唐突に挟まれたりするのですが、かといって、その後それに寄り添うようなシーンや、遺族に迫られて苦悩するエンツォのシーンなどが一切なく、だからとってつけた感が強いです。人物を描いた映画なのに「過失がなかった」で終わって良いような出来事じゃないでしょう。 ドライバーたちだけに限らず、この映画のラウラを除く脇役たちの描写はペラッペラで、誰にも感情移入できません。本作の目的が、神格化されたエンツォの真の姿を暴くことだったとしても、物足りなさは否めません。もしそうなら企画自体がダメダメで、どう見ても映画としては失敗作だと思います。 アダム・ドライバーの演じる主人公のヘタレっぷりにどうも既視感があったのですが、しばらくして思い出しました。最後の決闘裁判でのヘタレ騎士やマウリツィオ・グッチとおんなじです。カイロ・レンも同じと言えば同じか。彼は、もうちょっとまともな役が与えられれば、スーパースターになりうる存在だと思うんですけどねえ。仕事選べばよいのに。でも「65」なんかに出ているようじゃ自業自得か・・・
[映画館(字幕)] 4点(2024-07-20 00:20:31)
2.  ブレードランナー 2049 《ネタバレ》 
まあ、前作だって美術とか雰囲気が評価されてカルトムービーにこそなってはいるが、全体的には見せ場の少ないモサッとした作品でした。今作もそのあたりは見事に同じ雰囲気にしてますので、やっぱりモサッとした映画になってます。 レプリカントと人間(当方は、断固としてデッカードは人間であると主張します)の子供が生まれているってのは、設定としてはやりすぎと思いました。ストーリーにも無理があったと思います。デッカードの娘の記憶を移植したレプリカントKが、たまたまそれに関する捜査を担当するってのは不自然だし、レプリカントを繁殖させたいというのが悪役側の行動原理であれば、その具体的方法論は異なるであろうけども、大局的にみればレプリカントレジスタンスの人たちの目的と合致しているとしか思えないし。つまり、娘の存在を隠し通さなければならない理由を持っているのはデッカードだけのはず。当方、何か勘違いしてますか? 原作ファンとしては、デッカードが飼っていた犬は、電気犬であってほしかったし、それを示すようなシーンがほしかった。途中で出てくるのがミツバチでなく、電気ヒキガエルであればなお良かったのですが。 力の入った作品であるのはよーくわかるのですが、これではヒットが難しいのも納得。
[映画館(字幕)] 5点(2017-10-28 19:31:41)(良:1票)
3.  フューリー(2014) 《ネタバレ》 
既にプライベート・ライアン、バンド・オブ・ブラザーズを知っている観客としては、わざわざこの映画を作った意味がわかりませんでした。この映画は、その2作の部分集合でしかありません。主人公の性格も、戦争犯罪そのものの殺人を新兵に強要するかと思いきや、一転してヒューマニズムを見せるなど、ぶれている気がします。ドイツ人女性2人が出てくるシーンが長すぎてだれるのも良くなく、しかもクルーの仲があまりよくないような描写で終わっているのは失敗でしょう。ひたすらアメリカ人からの視点のみなのも気になります。しかも神に関する言葉をやたらと持ち出して行為を正当化しようとするのは、やっぱり彼らがWW2を正義の戦争と考えているからなんですかね?戦車同士の戦闘など、臨場感はありました。あと、シャイア・ラブーフはもしかするとこれ以降名脇役の地位を確立するかも、と感じます。
[映画館(字幕)] 5点(2014-11-30 21:46:35)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS