1. ミスター・ロンリー
映画紹介のそっくりさんというところで場末の演芸場のようなイメージを感じて敬遠していましたが予想以上にはまってしまいました。 最初の方は温かい優しい人が多くてほんわかした雰囲気で入っていきますが、途中から毒がのぞき始めて、尼さんが飛行機から落ちるあたりで、この映画はどちらに向かって行こうとしてるんだろうと思いはじめ、そうしたら目が離せなくなりました。 いくつもの印象的な死が出てきます。人生なんて思う通りになんかいかない、それでも生きて行こうと思う。それも力強くではなく、なるように流されてみよう、そんな風に思える映画でした。 [インターネット(吹替)] 9点(2017-07-02 12:38:17) |
2. ミッドナイト・エクスプレス(1978)
ジョルジオ・モローダーのテーマソングが心臓の音のようにドキドキさせます。ブラッド・デイビスはこの映画だけでも記憶に残ります。土埃色のイメージのやるせない映画です。病院での静かな狂気はすごいです。でも猫に対してのあの仕打ちは許せない。 8点(2003-07-08 12:37:10) |
3. 蜜の味
《ネタバレ》 疎放な母親と、そのせいでとげとげしく育った娘が反目しながらも似ているところが、どこか面白いなあと思いました。娘に同情する同性愛の男性が、そのまま娘を好きになって結婚を望むところが、いまひとつ同情からのことなのか、女性に目覚めたのがわかりづらかったです。しょうもないお母さんを見て、ちょっと家の親に似ていると思ってナーバスになりましたが、他人の親だと見ていて面白いものです。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-07-05 04:00:34) |
4. 未来世紀ブラジル
テリー・ギリアムのこういう映像感覚、大好きです。音楽も◎。デニーロも◎。 7点(2003-07-27 04:37:12) |
5. 未来惑星ザルドス
だいぶ前に名画座で見たのですが、印象は石の頭、地味なシャーロット・ランプリング、ふんどし?のショーン・コネリー・・・。 5点(2003-08-26 03:58:58) |
6. ミリオンダラー・ホテル
音楽は好きなんですが・・・。ヴィム・ヴェンダースに「ベルリン・・」のような映画をもう一度期待するのは無理なのでしょうか? 4点(2003-07-03 03:06:42) |