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オオカミさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1070
性別 男性
ホームページ http://vvolf.exblog.jp/5301623
年齢 22歳
自己紹介     <2016年03月03日21時58分JST版>68

1) レビューに関して:
☆ 4点以下は評価対象外、平均点は7と考えてます。
☆ 未見の映画については、基本的に余計な情報を入れないために他の御方のレビューを拝見せずレビューを書くため意見の重複などもあると思いますが、本人はオリジナルレビューのつもりでおります。

2) 観る・観ない映画のジャンル:
好きなのは、戦争映画、アクション、歴史もの、コメディ、SF、ファンタジー、動物もの、ホラー、アニメなどなど。最近の邦画実写もの、芸術色の強い(といわれる)ものなどはあまり観ません。

3) ひとこと:(2016-03-03)
星戦争は好いぞ!

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1.  ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館 《ネタバレ》 
ラドクリフ君が頑張っていて、意外に好くできていたという印象。 人形を効果的に使っていて、瞳に映る火の描写や効果音など、びっくりさせる演出に関してはなかなか好いものがあったと感じた。 ラストの駅のシーン、彼は死んでしまったのか息子を助けられたのかどっちなんだろうねという疑問が出てくるのはご愛敬か?
[地上波(吹替)] 7点(2015-01-28 18:50:14)
2.  フューリー(2014) 《ネタバレ》 
期待が大きかった(推定9点くらい)だけにガッカリです。なによりまずクルーに感情移入できない。古参兵の過去があまり描写されず欲求不満な上に、新兵の成長物語と思いきやダークサイドに落ちるだけ。 戦車の動くシーンとしては、ボービントン131が出てくるのはちょっとだけで、しかもガールズ&パンツァーの黒森峰戦みたいな戦闘シーンが展開されて興ざめ(苦笑)。それ以前の戦闘シーンも「スターウォーズか!」と思えるような曳光弾の応酬でリアリティに欠けるという印象。 肝心の戦車の魅せ方についても、履帯のキリキリ音とかエンジン音が物足りないせいで迫力不足。ドイツ人女性の家でのシーンは冗長すぎてもっとカットできたはず。いろいろな意味でガッカリ感が強く残った映画でした。いちばんの疑問は、SSのあの兵士はなんで彼を見逃したんだろう? それから、壊れた戦車や対戦車砲の置き方についても、「ただ置いてみました」的なバラバラな感じで、中学生の作ったジオラマのような印象でした。プロなんだからもっと工夫してくれよという感じ。
[映画館(字幕)] 6点(2015-01-28 18:46:31)
3.  ダイ・ハード/ラスト・デイ 《ネタバレ》 
クレムリンの尖塔が大々的に出てこないなと思っていたら、ロケ地はブダペストだったんだね。ハンガロリンクの一部を貸し切ってセットを組んだりしたとか。「なんかモスクワってとっても近代的な都市なんだな」と思ったら、まったく違う場所だった(笑)。 Mi-24やMi-26が出てきたのはわくわくしたけれど、ハインドがせっかく出てきたのなら、ロケット弾ぶっ放して欲しかったね。映画的な演出ならマシンガンよりもそっちの方が迫力あっただろうに。 映画としては3作目よりはマシだったが、「ダイ・ハード4.0」の方がずっとおもしろかった(1、2作目は別格として)。本作では1作目へのオマージュ的シーンが多数出てくる。たとえばステンドグラスの崩落とか、コマロフがハンス的な演技をするシーンとか。 でも、演出として、最初にあれだけ大々的なカーチェイスを延々と見せられた後では、その後のもっと盛り上がりを期待するところが、「え? こんな展開?」という、一種のしょぼさを感じてしまうのだ。一緒に観ていた彼女もそう感じたし私もそう感じた。また、同じ会場にいた別の夫婦も同じ印象を述べながら退場していた。期待感が大きいほど失望も大きいというところだろうか。あと、ラストの空港シーンは蛇足だったね。それと、エンドロールではぜひともシナトラの歌を流して欲しかった。  まあ、大画面と大音響で映画館で観るのを前提の映画だが、作品としてはシリーズでもガッカリ感が強いということだ。  ところで、娘、4.0のときはもっと痩せていて可愛いという印象だったんだが、本作では太ってガッカリだったな。あのときのハッカーとはもう付き合ってないのかしら?
[映画館(字幕)] 6点(2013-02-17 13:07:27)(良:1票)
4.  フォーリング・ダウン
午後ロー最高!(笑) 何の予備知識も無しに観たからすごく楽しかった。ぶちこわしたくなる衝動って誰に出もあると思うが、ふつうはそれを「常識」とか「良心」で抑えている。それがどういうきっかけで壊れるかという話なんだろう。ちょっとしたストレスの積み重ねでね。 わらしべ長者的に武器がパワーアップするのは笑えた。道路工事の無意味さや、ゴルフ場を動物園にしろって主張は同意できるし、いろいろと同意できることも多いんだが、実際にやっちゃうととんでもない犯罪者になっちゃうんだよなあ。でも、明日死ぬとかわかっていたらやってみたいぞ(笑)。  ラストはまあきっとそんなもんだろうなと思った。彼もある程度は満足だったんじゃないかな?  余談ながら、バーバラ・ハーシーはやっぱり好い女だね(まだこのときは)。
[地上波(吹替)] 8点(2012-07-18 13:22:28)
5.  シャーロック・ホームズ(2009)
(英語音声、日本語字幕でも観ています) それまでのホームズ観、とくにグラナダ版で印象づけられた紳士っぽいものが本作ではことごとく崩されてしまったのが強烈だった。 鳥打ち帽もかぶらず身なりもラフで、たんなるKYおやじという描写(笑)。相棒ワトソンとの仲もピリピリしたもので、破天荒なホームズ像という新しいイメージを作ったのはアリかもしれない。 ただ、他の登場人物たちが19世紀末のロンドンを彷彿とさせる労働者であったり娼婦であったりという中で、ホームズだけが浮いている印象を受けたのはなぜだろうか? 彼だけがその時代の中に生きているという一体感が無かったのが残念。 19世紀末のロンドンのゴミゴミしたイメージを再現した世界観は観ていて楽しいし、今後登場するであろうモリアーティ教授との戦いを想像するだけでもワクワクするものがあるが、まだまだホームズの人物像としてはなじめないのが残念ではある。
[DVD(吹替)] 7点(2011-03-04 22:21:21)
6.  ターミネーター4
パロディというかオマージュというかがてんこ盛りで充分楽しめた。 お気に入りは、主役級二人にそれぞれ別の場面で「大脱走」のマックイーンの再現をさせるところや、「地獄の黙示録」のカーツ王国の爆破シーンを再現してるところ。もうそれだけでこちらはニヤニヤが止まらない。イセエビというかウミヘビというかのターミネーターを使っての実験シーンとかはエイリアンを想起させられる。 スカイネットの基地に潜入するシーンは「ロード・オブ・ザ・リング」を彷彿させるし、自分がお気に入りの映画の場面が使われているのは嬉しく感じる。マイケル・アイアンサイドが出てきたら「スターシップトゥルーパーズ」が連想されるし、A-10が飛ぶシーンは「ルーデルかよ」って突っ込みたくなる(笑)。2018年に現役で稼働できるんだね。  主役が誰なのかは大いに疑問があるが、“彼”に人間的な魅力があるのは間違いない。ただ、あれこれ盛り込みすぎたために竜頭蛇尾的に終わった感は否めない。「5」に期待するか?(笑)
[DVD(吹替)] 8点(2011-01-02 19:33:59)
7.  ダイ・ハード4.0 《ネタバレ》 
いやあ、おもしろかった。FOXのオープニングテーマが終わる辺りから画面がウィルスに浸食されるみたいな演出も「くすっ」としてしまった。ああいうお遊び精神って好き。とにかくいろんな要素てんこ盛りで、十二分に楽しめた。さすがに100人以上のスタントマンを使っただけのことはあって、これでもかというアクションシーンの連続。やはりこういう映画は映画館の大スクリーンと音響で観ないとダメでしょう。監督があのオタクだから、きっと自分の好きなようにいろんなことを盛り込んだんだろうね。細かいところにいろんなパロディがいっぱいあったし。オタク要素というか、作り手の遊び精神というか、そういうのが気に入ったので、採点はちょっと甘めです。 で、なんといっても今回のメインテーマであるハッキング。キーボードかたかたやってるああいうオタクっぽい雰囲気の奴、けっこういるよね。サイレント・ボブにしてもジャスティンにしても好い雰囲気が出てたし。「ジーパーズ・クリーパーズ」のあのガキが、こんなハッカーになっちゃったんだねえ(笑)。「ニュースが操作されている」という台詞は笑ってしまった。まあ、ある意味マスコミの出す情報はふるいにかけられているから、そういう意味では“操作”されているのは本当かもしれないが……。 そして、サイバーテロをする集団が結局は金目当てという、わりと原点回帰っぽいストーリー展開で、人質もホリーがルーシーに置き換わっただけ(名字のことなんかね)。「129分もあったの?」と思えるくらい、あっという間に観終わってしまった。それだけ映画にぐいぐい引っ張られていたんだろうね。マクレーンが最低でも5回は死んでいると思える強引な展開もご愛敬。個人的にいちばんウケたのは、ハンドル一本でトレーラーを立て直したところ(笑)。あんなことできるわきゃねーだろ!(笑) ところで、ルーシー役の女優。「ファイナル・デッドコースター」に出てたんだね。まったく気がつかなかった。わりと好みだなあ。配役の妙といえば、FBIのボウマン役の彼、「コラテラル・ダメージ」でのテロリスト役だったよねえ。そういうのもおもしろい。 とにかく、いろいろと突っ込みどころは満載なんだけれど、こういう映画は余計なことを考えずに素直に楽しむのがベスト。アメリカバンザイで終わらないのも好印象だしね。DVD出たら欲しいなと思う一本。
[映画館(字幕)] 9点(2007-08-15 00:30:51)
8.  フラッド
なんとなく「ポセイドン・アドベンチャー2」を連想させられる。こういう大自然パニックものは、皆さんご存じの通り、さりげない日常が描かれて、じょじょにそれがおかしくなっていくのが常道であるが、本作はいきなり水浸しで始まる。それがダラダラとした印象を与え緊張感の”き”の字も出て来ない原因だろうか。思わせぶりなダムがあるにも関わらず、それが微塵も見せ場を作らないのがなんとも消化不良である。「ナバロンの嵐」くらい派手に吹っ飛ばして欲しかったものだ。
[地上波(吹替)] 6点(2005-05-10 22:32:19)
9.  ジョニー・イングリッシュ 《ネタバレ》 
期待してなかったから、まずまずおもしろかったですね。回転寿司のシーンでプラス1点です(笑)。あの台詞、たとえ日本向けだとしても大ウケしました。イタリア語を意識しているんだろうか?(笑) 次に何が起こるか、たいていの場面では予想できるのですがあのシーンだけは予想もつかなかったので、まさに「やられた!」という感じです。2004年12月にローワン・アトキンソン氏がイギリス下院で「特定宗教への批判を禁止する法案」に反対する演説をした背景には、本作のようなアイロニーがあるんでしょうね。カンタベリー大司教をいじくって笑いをとろうとするんだからね。ま、あれが高尚な表現の自由と言えるかどうかは疑問だけれどね(苦笑)。それにしても(←口癖(笑))、マルコヴィッチのフランス語訛の英語は雰囲気もあっておもしろかったし、戴冠式のシーンは身長もあるから格好良く見えたね。悪役としてはたいしたことを狙っていないのが拍子抜けだけれどねえ。ところで、あんなアストンマーチンなら乗ってみたいなと思いました。で、実際に彼があんなスピンターンをやったの?
8点(2004-12-18 16:51:17)
10.  アンダーワールド(2003) 《ネタバレ》 
オオカミとしては観ないわけにはいかないでしょう(笑)。主役のケイトは、ハードなアクションをほとんど自分でこなしたそうで、銃撃戦の時に目を閉じなかったというのが評価高いですよね(笑)。ヴァンパイアという設定だから、なんかダークな雰囲気が好かったです。肝心のライカンですが、なんか雰囲気は今ひとつでしたねえ。あれじゃ、オオカミというよりは熊って感じです。ラストの対決シーンでヴァンパイアとライカンの混血がどうなるのか期待していたのですが、あんな様でかなりガッカリしました。あれさえ出さなければ好い線行っていたのにねえ。とくにライカンのリーダーのかつての経験として扱われた奴隷の話など、おもしろい設定だったのにね。とにかくラストにあのミックス野郎を出したのが失敗ですね。残念!
6点(2004-12-15 22:37:06)
11.  ビーン
Mr Beenの真骨頂は、観ているものをイライラさせ、その上でクスリと笑わせることだと思ってます。大人の人間ではなく、大きくなった子供が騒ぎを起こすことが本質だと思うから。ただ、その背景にはイギリス的なブラックユーモアの精神があるわけで、アメリカ映画として作られてしまった本作の背景には、あまりそれが感じられません。コメディの手法がアメリカナイズされてしまっているからでしょうね。それから皆さんお書きのように彼はしゃべらない方が好いんです。説明的な台詞はアメリカ映画にはアリだとしてもMr Beenには必要ないんです。わかりやすくしようとしたのだろうけれど、「よけいなお節介」ということでしょう。英米のカルチャーギャップにしても最後の「中指」くらいしか感じられないしね。ただ、不覚にも絵画の除幕式での演説にはある意味感動してしまったので(笑)、この点数を献上します。宗教規制法への挑戦も頑張って欲しいしね(笑)。  2004年12月10日21時23分JST追記: そっか、「どこか別の場所からアメリカ人の家庭にやってきて、その家の子と仲良くなったストレンジャーがさまざまな事件を巻き起こし、その家庭をめちゃくちゃにして嫌われ者になるのだが、やがて家族ともうち解け、感動のハッピーエンドを迎える」っていうのは、典型的なアメリカのファミリー・ムービーだったね(苦笑)。なんか、Mr. Beenが「ハリーとヘンダーソン一家」とか(犬の)「ベートーベン」とかに見えてきた気がする(笑)。それじゃあ、イギリスのテレビ版とはまるで正反対だよね。
7点(2004-12-10 21:06:12)
12.  トゥー・ブラザーズ 《ネタバレ》 
金払って観に行って好かった!久々に満足したと思える映画でした。とにかく小さな虎たちが可愛すぎ!実際はあのままの大きさでいるわけではなく、大きくなれば危険性も増すし、きれい事だけではすまないことはわかっていても、素直に楽しめました。たしかにストーリーは理想論に過ぎるでしょう。細かいツッコミどころはいっぱいあります。でも、クライマックスシーンでは、ガイ・ピアースに「いいか、ここで撃たないでくれよ!」という思いでいっぱいでしたし、青臭い少年の論理にも賛同したいと思っています。あまりに人間的すぎる虎の行動に否定的な意見もあるでしょうが、目の中に炎が写ったときには「ニヤリ」としてしまいました。動物好きなら楽しめると思います。最後に劇場を出てくるとき、前を歩いていた女性達が「人間が嫌いになっちゃうね」と話していたのが印象的です。
9点(2004-10-22 16:36:52)
13.  えびボクサー
タイトルや予告からコメディを予想していた私は、(好い意味で)裏切られたという思いでいっぱいです。この手の作品を配給する会社も、もう少しタイトル考えた方がいいよ。トレーナーとボクサーとその彼女が、それぞれの人生を観直すロードムービーといった感じで、エビは出汁に使われた(←上手い表現でしょ?(笑))というのが結論ですね。あの種の生物に愛情やら共感があるかどうかはわかりませんが、無表情なシャコ(あれはエビではないでしょ)に対して、なんらかの感情を読みとろうとしている私がいました。良くも悪くもイギリス映画という雰囲気で、モンティ・パイソン・シリーズなんかをふつうに受け入れられる人には大丈夫な作品ですね。そうじゃない人にはウケないだろうな。少なくとも私には、同時に観た「28日後」よりも好きかな。
6点(2004-08-29 17:49:13)(良:1票)
14.  28日後... 《ネタバレ》 
皆さんお書きの通り、ロンドンの街がゴーストタウン状態なのは見応えがあったね。鳥が飛んでいるのは演出だったのかな?それとも編集でも消せなかっただけ?保菌者が猿だから霊長類にしか感染しない細菌であることは予想ができるが、なぜそういう実験をしていたのかが謎のままだし、解決策も提示されないままなのは物足りなさを感じる。そして明るい未来が期待できないエンディングはイギリスらしいブラックな演出だよね。イギリスの中で感染が広がる恐怖は、想像力を働かせると怖いものがあるし、同じ島国の日本国内で同じ事が起こったらどうなるだろうと考えると興味深いね。極限状態であれば、規律が重視されるはずの軍隊でも理性が失われるという演出はある程度予想できたし、何が正しいのかが混沌としてしまう世界では、生存本能が優先するというのも理解はできる。延々とそれを見せつけられるのも多少うんざりしてきたところでRAFが登場するのは、なかなか好い演出だと思う。それを考えると、冒頭のロンドンで鳥が飛んでいるのは、これを予兆させる伏線であったのだろうか?「デス・フロント」(2002英)同様、イギリス映画のこの手のやるせなさは、気分が落ち込んでいるときには観たくないと思うこともあるだろう。
6点(2004-08-28 23:20:14)
15.  ミニミニ大作戦(2003) 《ネタバレ》 
まず最初に、オリジナルは未見です。オヤジ・サザーランドが出てきたから、何かやるのかなと思っていたら、大した事しないで(といってもやってはいるんだが(苦笑))いなくなっちゃったのは残念でした。"Italian job"という原題から考えると「爆破して落っことす」ことに重点があるのだし、ストーリーのキーワードにもなっているんだけど、軽薄な「ミニミニ大作戦」だと、私のイメージでは「ミニスカのおねーチャンがいっぱい出てきて、ミニクーバーが走り回る映画なんだろうな。だったらつまらないんだろうなあ。」と思って毛嫌いしてたくらいで、この映画、タイトルでかなり損をしてますね。で、肝心のミニクーパーだけど、当初の予定から作戦変更で走る場所が変わってしまうわけだが、ああいう使い方をするだけだったら別にミニにこだわる必要ないよね。ただ単にお洒落な車を見せたかっただけ? たしかに、冴羽リョウといい上田次郎といい、どちらもファッションとして乗っていて、あれを見る度に、「あ、赤のミニが欲しい」と思うんだけどね(笑)。最後にひとつだけ。後半でオートバイが追跡するシーンがあるけど、ああいう角度での階段への突っ込み方すると、前輪のサスペンションが底付きして反動で転けます。保証します(笑)。 <2004年6月18日追記>今朝のテレビで中村獅童が出ていたのを見て書き忘れてたことを想い出しました(笑)。映画の後半で"italian job"をするシーンで、スパイダーマンが出てきましたね(笑)。 <2004年6月21日追記>そうそう、忘れてました。フロイドの「マネー」を前半と後半でかけるけれど、やっぱりあの曲はレジのキャッシャーのカチャカチャ、ガチャーンという音が入って来ないと雰囲気出ないよね。
7点(2004-06-18 00:26:13)(笑:1票) (良:1票)
16.  リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い 《ネタバレ》 
なんかわけのわからない面白さがありましたね。それぞれが一本の映画で主役を張れるキャラクターをまとめて登場させてしまったから、消化不良の感はありますが楽しめた方です。ベルヌの小説は読んだはずなんだけど、ネモ艦長がインド人だったとはすっかり忘れてました。それにしても(←口癖(笑))相変わらず突っ込みどころ満載で、その意味でも楽しめました。また、個々の短い台詞が、けっこうニヤっとさせられるものがあったんですよねえ。鑑賞者の知的レベルが試されるんじゃないでしょうか(フフ)。「パワープレイ」(←まだ誰も追加レビュー書かないねえ)であれだけダンディな大佐を演じていたデビッド・ヘミングスが冒頭で出てきたときはビックリ!(すぐに消えちゃったけどね) 登場人物で透明人間は、まああんなもんでしょうが、”ハルク”はいけません!(笑) 巨大化したらどうして手が長くなるの? 子供の頃読んだハイド氏は、あんなイメージじゃなかったなあ(苦笑)。個人的には、女ヴァンパイアのミナが非常にお気に入りのキャラクターですね。あんな美人に吸われてみたい(笑)。 で、最後のシーンはゾンビですか?(笑)
7点(2004-06-09 00:19:25)
17.  トゥームレイダー2 《ネタバレ》 
初っぱなは、なかなか盛り上がりそうな展開ではあったのですが、後半の展開が物足りなくなりました。そもそも得体の知れないパンドラの箱に多額の投資をする連中の気が知れないし、それを求めるマッド・サイエンティスト役のシアラン・ハインズが、テロリストの親玉にしか見えない(笑)。「トータル・フィアーズ」のロシア大統領といい、今回といい、相変わらず東側の人間の役が多いけど、ベルファスト出身だからねえ。どうしてもIRAとダブらせて観てしまいます(苦笑)。 で、今回の突っ込みどころ。 1) 剣道の防具をつけて、ああいう格闘はふつうしないだろ!(笑) 2) 前半の万里の長城を走るシーン。どうしても自分で運転しているように見えない。 3) 「生命のゆりかご」の部分が暗くてよくわからない。 4) 前回のパートナーの活躍が今ひとつ。 5) 何よりも、あの珠が(オーパーツだとしても)そんな時代に作れたと思えない(笑)。 ということで、前作の方がまだ面白かったねえ。 
6点(2004-06-06 21:14:22)
18.  スパイダー/少年は蜘蛛にキスをする
内面世界の映像化って、難しいなあ。退屈でほとんど早送りで観ないと寝てしまう感じのつまらなさです。ようやく興味を持てたのが1時間過ぎた辺り!ここまで観客を退屈させるなよ(苦笑)。スパイダー少年の精神面が主体に描かれるために、どうしても入り込めない部分が多すぎる。また、意味ありげに見える行動や、曰くありげな登場人物が、けっきょくたいしたこともせずに終わってしまうので、肩すかしも好いところだね。忙しいときに観る映画ではない。自分の気持ちに余裕のあるときに、映画に寛大な気持ちになれないと、退屈で早送りで観てしまうでしょう。
5点(2004-02-21 12:40:22)
19.  デス・フロント 《ネタバレ》 
暗い!なんという絶望感だ!例えて言うなら、アニメ「ベルセルク」のラストの希望無き戦いのシーンを想い出す。舞台は第1次世界大戦中の1917年。イギリス軍のY中隊が経験した不可思議な現象を描いている。塹壕という閉鎖空間が、そのままお化け屋敷のような怪奇現象に覆われ、抜け出せないという閉塞感とやるせない虚しさを強調する。主人公の16歳の少年兵ジェイミー・ベル(シェイクスピア役)は、純真で正常な精神の持ち主を最後まで好演している。また、この手の人間関係を緊迫したものにするには、狂気に満ちた人間が必ず必要なものであり、それをアンディ・サーキス(クイン役)が怪演しているのは見ものである。彼はご存じ「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの重要な役を担っているね。性格俳優である叔父エドワード・フォックスと雰囲気は似ているローレンス・フォックス(ジェニングズ中尉役)は、線の細さを強調し、頭でっかちの将校を頑張っていた。信心深い兵士に狂気の殺人者を演じさせたり、ドイツ兵が本当の敵か味方なのかわからない演出をちりばめたり、閉鎖空間での狂気を見事に描いていると思う。本作を、宗教的・哲学的な読み方をすれば、霧の演出や張り付けにされたドイツ捕虜の位置づけなど、いろいろな解釈ができるであろう。果たして彼は悪魔だったのか、天使だったのか? 作品中の聖書の朗読もある程度のヒントを示しているのかもしれない。寓意的な見方をするなら、芥川の「蜘蛛の糸」のような解釈もできるだろう。戦場という狂気の場所で、正常な人間らしさ・理性や善の心を持ち続けることがいかに大変かを、この作品は訴えているのかもしれない。単なるホラーとか戦争物と決めつけるのではなく、いかにもイギリスらしい、哲学的宗教的寓意的作品である。
8点(2004-02-17 16:18:46)(良:1票)
20.  ザ・コア 《ネタバレ》 
冒頭のスペースシャトルの緊急着陸シーン。ヘルメット姿は美人かなと思ったのだけど、それ以降、どの場面でもヒラリー・スワンクは不細工に見えてしょうがなかったです(ファンの人ごめんなさい(汗))。「インソムニア」の時はもう少し可愛かったのになあ。地球の中心なんて、学校の地学の教科書くらいでしか観たことはなく、実際にどうなっているかなんて誰も知らないのだから、それをどのように描写するかは興味がありました。地底に潜るマシンが(その後の展開を想起させる、予定調和的に)連結構造になっており、クルーが6人いるけど、最後に誰が残るかが読めてしまう消え方はちょっと残念(笑)。肝心の地球の中心ですが、なんとなく細胞の中を行く「ミクロの決死圏」のようで、期待感が裏切られた感じでした(苦笑)。もっとド派手なものを想像してたんです(笑)。役者では、地上でコンピュータを管理する、MIT出のハッカーが、なかなかオタッキーで好かったですね。ただ、ストーリーの発端である「デスティニー」計画が最後に曖昧なまま終わってしまったのが、非常に残念です。そもそもコアを止めたのがそれなんだから、止めた奴らの責任をちゃんと追及しなきゃね。その辺がおざなりなのが、残念です。普通に楽しめたので7点献上。
7点(2004-02-15 16:46:39)
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