1. イングリッシュ・ペイシェント
初めて見たときは全く好きになれない映画でした。あのねちっこい不倫のシーンとかって日本人にはいまひとつ受け入れにくいのではないでしょうか。2回目はテレビ放映で見て、不倫以外の部分も見えてきた。3回目は友人がDVDを貸してくれてたので見たのですが、見るほどにいい映画だと思えました。主人公は自分の愛するアフリカの国が英国の殖民地になっていくのが許せなかったのでしょう。彼自身が言っているし、爆弾処理係のインド人も語っています。登場人物が全て傷ついて絶望的になっていましたが、生き残った人々が希望をもってこれから生きていくだろうと暗示するエンディングがとても良かったです。心が晴れやかになりました。映画って1回見ただけで判断してはいけないなと思いました。 8点(2005-01-19 01:03:20)(良:1票) |
2. ハンニバル(2001)
見なければよかった、が第一印象でした。あまりにグロです。ジョディ・フォスターは断って正解(彼女が出ていたら映画の雰囲気は変っていたと思います。でもジュリアン・ムーアも悪くはなかった)この映画を引き受けたアンソニー・ホオプキンスの役者根性に敬意を示しますぅ~。曲者役者のレイ・リオッタが普通っぽい役で出てるのかと思ったらやはり、そうであったか。フィレンツェの美しい映像と格調高い音楽にあえて3点です。 3点(2004-04-12 17:49:14) |
3. ノッティングヒルの恋人
懐かしいノッティングヒルの風景がたくさん出てきて楽しめました。しかしストーリーは...H・グランドとアメリカ女性の恋愛物というのはどうもフォーウエディングスといい嘘っぽい感じがしてしまってだめです。まぁ大人の甘い御伽噺に浸りたいならば見て損はないかも。 6点(2003-02-21 01:14:55) |
4. ノストラダムス
預言(予言)をする人とかってちょっと胡散臭い感じがしますが、どんなのかと思って見てみたら、ノストラダムスは真面目ないい人だったというストーリーでしたね。彼の別な側面も見てみたいような気がしました。だって王妃に取り立てられて偉くなって真面目ないい人のままでいられるんだろうか?映画的には結構面白かったと思います。 6点(2003-02-21 01:09:17) |
5. 父の祈りを
警察の理不尽なやり方に腹が立ってもう映画を見ているときから胃酸過多で胃が痛くなってしまいました。きっと俳優達がみなうまかったからでしょう。エマ・トンプソンが信頼できる弁護士役でよかったです。 8点(2003-02-21 01:01:50) |
6. 吸血鬼(1967)
吸血鬼物は結構好きなんです。でもこれはコメディですね。恐くないよ。 6点(2003-02-05 02:30:45) |
7. 赤い影
N・ローグ監督の作品の中で私は1番好きな作品です。現実と超現実が冬のベニスというエキゾチックで不思議な世界で交錯していてすごく恐いわけではないけれど何か心理的に恐さを誘います。見て損はない映画です。 9点(2003-01-27 22:27:40) |
8. 未来世紀ブラジル
ずっと見たいと思っていてやっと見ました。イギリスの映画なのでブラックユーモアは外国人には理解し難い部分が多かったと思います。この映画の少し前に「メトロポリス」を見たのでちょっとダブりました。管理社会への皮肉が痛烈ですね。ネタバレになりますがラストは「カッコーの巣の上で」的で管理社会の恐ろしさを描いていると思います。カッコー~が現実的過ぎてもう一度見るには気力がいるけれどこれはファンタジーなので少し気が楽。女優さんってちょっと八千草薫さんに似てませんか? 8点(2003-01-26 20:44:01) |
9. スライディング・ドア
G・バルトロウはあまり好きではないのですがこの映画は好感が持てました。皆さんのおっしゃる通り男優2人がどうもね。狭間に立って揺れ動くほどの説得力があの容姿では理解し難いです。映画だからもうちょっとかっこいい人に出て欲しかった。確かに英国俳優さんのほとんどってかなり顔不細工な人多いです。映画はともかくTVシリーズなんか見ると一般人のほうがよほど綺麗。演技力重視の世界? 7点(2003-01-22 22:05:27) |
10. コックと泥棒、その妻と愛人
あまりにグロの世界なので当時見てびっくりしてしまいました。でもセットとか衣装とかの雰囲気、登場人物のコクはなかなか見ごたえがありますね。でももう一度見たいとは思えません。 5点(2003-01-18 22:37:28) |
11. フランケンシュタイン(1994)
人間の倫理に迫る問題ですね。尊敬する人、愛する人を死なせたくないという一心からなのですが、それが大変な悲劇を起こしてしまうということ。現在、クローンの問題などが起こっていますがメアリー当時すでに警告していたのでしょうか。恐いというよりとても悲しかったです。 8点(2003-01-15 23:29:53) |
12. スナッパー
俳優さん達はみな芸達者ですが容姿があまりに一般人、そこにリアリティが出てくるのでしょうか。主人公の女の子確か20歳そこそこの設定ですよね。ちょっと無理だよね。女優なら前歯の矯正して下さい(確かすきっ歯だったような)・ネタバレになりますが主人公が妊娠してしまい誰が父親か、それが近所のおやじだとわかり両親の驚き、落胆でもでもさすがカトリックの国アイルランド、中絶なんてことは全く考えず子供は生まれてくるものと常に前向きな姿勢がとても良かった。赤ちゃんにはホントなんの罪もないのですから。生まれればホラ可愛いものなんです。 8点(2003-01-15 23:20:34) |
13. 眺めのいい部屋
美しい音楽、映像そして機知に富む会話。それぞれの気持ちが交錯していて面白い。何回も見た映画のひとつです。主人公の女優(H。B・カーター)はああいう役が合いますね。D・D・ルイスは私全然気が付きませんでしたよ、彼が演じていたって。それにしてもイギリスの上流階級の家って遊んで暮らしてるみたい。 8点(2003-01-12 23:23:19) |
14. ラストエンペラー
J・ローンの大ファンの私はこの映画もう20回以上は見ました。(最近彼はなんだかギャングのボスとか怪しい役ばかりのような)溥儀はすごい波乱の人生を送ったのですね。皇帝から一市民へと変っていく姿をJ・ローンは好演していたと思います。坂本龍一はヴィジュアル的には悪くないけど演技はどうも。やはり音楽家ですね。最後のこおろぎが悲しいけど1番好きなシーンです。 8点(2003-01-12 20:37:03) |
15. シューティング・フィッシュ
現代版「The Sting」(ちょっと違う?)主人公の男の子ふたりも憎めないしなかなか爽やかで面白かったと思います。 8点(2003-01-12 20:18:20) |
16. フォー・ウェディング
当時イギリスに住んでいて外国人(イギリス人以外も)がみんなすごく面白かったというので見ましたが、馬鹿馬鹿しかったと思った。出会ってすぐにベッドイン(きょうびこれは驚くべきことではないが)、それで女が結婚を(マジで)ほのめかす(信じられん)、婚約者がいるのに再びヒュー・グラントとベッドイン(これもありか) ベッドインしただけの男とその友人を自分の結婚式に呼ぶかかぁ~ 理解不能じゃ。アメリカ女性ってこんなに変じゃないと思うけど。この恋愛のきっかけや発展の仕方がましだったらもっといい映画だったのにと思いました。でもイギリスの結婚式風景が見られるのとヒューの友人達やMr.ビーンがいい味を出していたのでおまけで6点です。 6点(2002-11-25 20:32:54) |