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プロフィール
口コミ数 137
性別 女性
ホームページ http://escargot1.exblog.jp/
年齢 50歳
自己紹介 ジャンルにはこだわらないかも。
泣けるのも笑えるのも考えちゃうのも好き。
テーマに関わらず丁寧にきちんと作られた映画には感動する。
安直なもの、偏ったもの、意味なく大げさなものには白ける。

映画と日常生活についてのブログ始めました。→http://escargot1.exblog.jp/

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1.  ノッティングヒルの恋人
恋愛映画の中では最高峰に近いのでは? 個性豊かで味のあるイギリス俳優陣の中に飛び込んだアメリカ娘ジュリア・ロバーツが、いい意味での違和感を出していて面白い。それは彼女自身が素晴らしいというより、その他の俳優がうまい配置でそれを盛り立てているのだ。 さりげない映像効果であったり、登場人物の描き方、エピソードの盛り込み方、笑いと涙のバランスと、とても丁寧に作られた作品。この丁寧さが丁寧な感動を呼ぶ。 
9点(2004-01-08 00:25:50)(良:2票)
2.  アバウト・ア・ボーイ
最後はちょっと泣いてしまった。人はなぜ人を求めちゃうんだろうと考えた。結婚とか親子とか、そういう名づけうるかたちだけでなく、不器用にも愚直にも人は人を求めるものだと、そんなふうに胸がきゅっとした。
8点(2004-01-02 22:29:58)
3.  フル・モンティ
数ある「貧しいけど元気!」系イギリス映画の筆頭。親しみを覚える登場人物と爽快な展開は誰もが好きになるだろう。明るく幸せな気持ちにさせてくれる。
8点(2004-01-02 22:10:08)
4.  コックと泥棒、その妻と愛人
この映画を観るという判断をした時点で、それなりにマニアックな人だと思うので、観た人の評価が総じて高いのはしかたがない。 私はとにかくレストランものが好きで、タイトルだけで選んだために面食らった。なんだ、これは。 重苦しい。息苦しい。焦げついたシチュー鍋の底みたいな映画。 食と性は根源にして原罪。そこに通じるグロテスクと悲哀が全編のダークさ、時折の原色で描き尽くされる。そう、「尽くされる」というにふさわしい徹底さ加減。 これはこれでいいと思う。私の好みでは断じてないが。
5点(2003-12-30 19:50:22)
5.  ハンニバル(2001) ネタバレ 
冒頭の陰影のフィレンツェ。そこだけが良かった。残りはと言えば、前作の背筋に走るような怖さが全くなくなって、ただのグロイ映画になっていた。レクター博士はもっと詩的で本当に怖い殺人を行うのかと思ったら、意外と直接的というか、暴力的。ナイフで切りつけたり、豚に食わしたり、脳みそ食べたり、ただのサイコじゃん。そんじょそこらのサイコとは違う、特別な殺人犯レクターを貶めた罪は重い。加えて、レクターとクラリスの関係性までもチープに貶めた罪も重い。あまりに「等身大レクター」でがっかりだ。特にクライマックスが納得いかない。手錠の鎖を切りゃいいんだよ!
4点(2003-12-08 20:43:50)
6.  ハリー・ポッターと賢者の石
結構期待していたので、退屈さにがっかりした。 原作の忠実な再現と言えば確かに一つ一つのシーンはそうかもしれないが、映画として、物語として、あまりにもはしょりすぎている。壮大なダイジェスト版を観ている感じ。 登場人物の魅力や感情の機微はおろか、ストーリーさえ予備知識なしでは消化できない。実際、ストーリーは単純なものなのだが、原作が世界を熱狂させたのは、その緻密で丁寧な背景と舞台設定に拠るところが大きいと思われ、そこを無視した映画化は、実にもったいない、という感想だ。非常に、「ちゃちい」作品になってしまっている。 所詮子供向けと言ってしまうのが惜しい物語だけに、この映画は残念。
4点(2003-12-03 23:43:31)
7.  リトル・ダンサー
なかなか爽やかな映画で好感を持てた。 90年代後半以降「貧乏だけと元気!」系イギリス映画が多すぎて、若干、そのトーンに飽きてしまった嫌いもあるんだけど・・・。 主人公を取り巻く人々の優しさ、温かさが良かった。おばあちゃんはひどいボケ老人かと思いきや、しっかりしてるところもあって、ちょっと謎だった。
7点(2003-12-01 17:57:57)
8.  2001年宇宙の旅
宇宙ってのは、こういうふわふわ感というか、かすみやくすみの中にあるような気もした。ワルツ、あるいは無音の。 モノリス以降の終盤部はやはり理解できなかった。理解できなくてもよいのかもしれないが、それにしては長かった。 あれをずっと観ている間、観客は何を考えるのだろう。あの長い時間のうちに、観客が観るのは、おそらく映画ではない。もわーっとしたかすみのようなイメージの中で、意識は、過去や、未来や、かたちのあるもの、かたちのないもの、生きているもの、死んでいるもの、まだ生まれてさえいないもの、あらゆる個人的かつ普遍的な対象へ注がれていくのではないか。 その果てしない意識の旅を、宇宙の旅と呼ぶのだろうか? かの偉大だと称えられる監督は、そんな旅を現に体感させるところまで計算しつくしてこの作品を生み出したのだろうか? 映画としてはあまり好きでない。 命よりも長い旅に酔ってしまったからかもしれない。
5点(2003-12-01 16:48:30)(良:1票)
9.  ブリジット・ジョーンズの日記
いかん。共感してしまった・・・!
8点(2003-12-01 16:17:29)
10.  スナッチ
笑ったなー。テンポ良いし。やっぱりガイ・リッチーは好きだなあ。この手のをいっぱい観たーいって思う。また同じかよと言われても、こういうの、いっぱい作って欲しい。
9点(2003-11-28 19:09:27)
11.  ゴスフォード・パーク
危険なぐらい退屈だった。 「8人の女たち」みたいのを期待してわくわくしながら観たが、これといった見せ場もなく、ただ登場人物が多いばかりで良い意味でのサスペンス性は皆無に近い。 意味のない人物、意味のないモノ、意味のないエピソードが多すぎる。食わせモノの映画だ。
3点(2003-11-28 18:18:34)
12.  ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ
ガイ・リッチーは天才だ。計算されつくしている、映画じゃなきゃできないことをやっている。頭を捻りながら、ニヤニヤしながら、釘づけになってしまう。痛快!映画大好き!
10点(2003-11-24 15:47:36)
13.  ショコラ(2000)
舞台設定が好きだ。 ジュリエット・ビノシュその人のミステリアスさが活かされているのもいい。いい香りがする映画。
8点(2003-11-24 14:57:38)
14.  第三の男
往年の名作の一つ。舞台はウィーン。 友人を頼ってやって来たアメリカ人小説家。しかし友人は事故で死んでしまった直後だと聞かされる。それは本当に事故なのか?調べていくうちに、不審な事実が見えてくる。友人が事故に遭ったとき、そこには医者と親友、そしてもう一人誰かがいた。 第3の男は誰かをめぐるミステリー。 よくできたプロット。切ない恋の顛末。ラストシーンは有名。
8点(2003-11-22 16:31:56)
15.  ロリータ(1962)
よかった。これはおもしろかった。ほんとに。 キューブリック映画のなかで一番好き。 プロットも映像も役者も全て、完成度の高い作品だなあ・・・と。 もっと倒錯した映画かと思ったけど、普通に楽しめる。深く入り込めばもっと楽しめると思う。 非常におもしろかった。
8点(2003-11-22 16:27:48)
16.  恋するための3つのルール
ヒュー・グラントという俳優が、私はあまり好きでないのだけれど(単純にタイプじゃない)、でも、彼の出ているラブコメはおもしろいものが多い。 それでも、決してヒュー・グラントという人が魅力的だとは思えなかった。日本人を含めて、ヒュー・グラントが大好きな女性はたくさんいるのに。 で、この「恋するための~」を観て、気がついた、ヒュー・グラントという人は、「結婚したい男」なのだな、と。こういう人と結婚すると幸せにしてくれそう、っていうタイプの優しくてマジメな好青年を演じたら、天下一品なのだ。(ブリジット・ジョーンズは例外) この映画の中では、マフィアの娘と婚約したヒューが、シカゴ出身の「ミッキー・ブルー・アイズ」なる架空の人物になりきろうとして、無理に「R」を発音しないようにする、という大爆笑シーンがある。このとき、ヒューの「悪っぽく見せたくても、絶対無理!」っていう好青年ぶりが強調されてしまうんだけれども、それで初めて、ヒューの魅力というものを理解することができた。 ブラッド・ピットが無知ゆえの無垢を演じた「ジョー・ブラックをよろしく」で、それでもいたずらっぽくセクシーな瞳を隠し切れない(それはキャスティングの狙ったところだろうけど)ところから見ても、ブラッド・ピットにヒューのような役回りはぜーったいに無理なのだ。ぜーったいに。 ヒュー・グラントに「結婚するなら・・・」という視点を見出した私は、間違いなく年をとったと思う。これからはもう少し好意的にヒュー・グラントを見ることができるかもしれない。 でも、やっぱり、私はブラッド・ピットの方が好きだし、まだまだ「結婚するなら・・・」なんて言葉は使いたくないな~と、寄る年波に無駄なあがきをするのだった・・・。 にしても、邦題の「恋するための3つのルール」がなんだったのか、作品中ではまったく出てこない・・なんで?原題は「Micky Blue Eyes」。
6点(2003-11-22 15:46:22)
17.  ダンサー・イン・ザ・ダーク
映画館で本気で泣いた映画。悲しい映画だから泣いたのではない。 ストーリーに泣いたのでもない。もう、なかば反射的に涙が溢れてくる映画だった。 ミュージカルシーンになると涙があふれる。 ハンドカメラの色褪せたブレる画像が、発色のいいカラーになって、クレーンやヘリを駆使した、壮大な映像になった瞬間、涙があふれる。 ビョークの伸びやかな歌声と、リズミカルなステップと、幸福の絶頂にあるような笑顔。 つらい現実の世界を、自由な想像力で、美しく変えてしまうチカラ。それでも容赦なくどこまでも救いのない現実。空想。現実。空想。現実。空想。 空想のまま死ねたから、それでいい。ショーの幕は下りるけれど、そのまま終わるなら、それでその人生は完結。他人から見たら憐れでも、心の中はきっと幸せ。 現実を、どこまでも現実として捉えなければならないシビアさ。それでも現実を笑い飛ばし、捉え方次第で幸せを作り出すのは、他ならない自分自身の心。 この両方が生きるチカラだと、そう震えないではいられない大・大・感動作。
10点(2003-11-22 14:56:28)(良:3票)
18.  シェルタリング・スカイ
砂漠を舞台にした映画は好きだ。 ちょっとした過ちで永遠に失った愛する人。失った後の、埋めようのない欠落感。これを表現する舞台として、砂漠の「渇き」感がぴったりしっくりくる。 ベルトリッチが映し出す豊かな色彩、坂本龍一音楽のドラマ性かつ包容力。印象に深く焼きつく映画だ。 美術映画には好き嫌いがあると思うが、寡黙に耐えられる方は試してみる価値あり。寡黙だがドラマティカルで情熱的。ベルトリッチは人間の「衝動」を鮮明に描き出す監督だと思う。   詳しくはこちらのブログで→http://escargot1.exblog.jp/1244669/
9点(2003-11-22 14:42:59)
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