1. ホテル・ルワンダ
自分にも家族がいますが、この映画の主人公のようにあの状況下で家族を守りきることができるだろうか、そう思いながら観ていました。それだけでも難しいとは思いますが、主人公は一人のホテルマンとして、一人の人間として見ず知らずの人々を最後まで守り抜いたことには感動しました。ただ、現実に目を向けると、それでも何の罪も無い人々が何万人も殺されている事実に虚しさと無力感を感じざるを得ません。観終わったあと、こんなに複雑な気持ちにさせられた映画はいまだかつてありませんでした。 [映画館(字幕)] 9点(2006-07-05 21:48:29) |