1. アバター(2009)
《ネタバレ》 面白かった。圧倒的な映像と畳み掛けるような演出。3Dの完成度も文句なし。さすが魅せる男だジェームス・キャメロン! でもなー。観終わっての感想は「良くできたアニメ映画」だった。これ、どこに生身の演技があるの?そりゃもちろん着ぐるみやメイクであの青い人達やられちゃったら堪ったもんじゃないけど、ここまで「人間」じゃないと、もうアニメと変わんない。演技力なんかいらないんじゃないかな。 映像は超一級だけど話が普通。ちゃんとした作戦ナシの戦闘なんかただの無駄死に。意味無し。大佐は悪役だけど、彼はきちんと自分の仕事してるだけ。主役の彼も結局はマッチポンプだったし。これにアカデミー賞あげなかったのは当然だなあ。でも映像にお金出す価値はあるね。 鑑賞中ずっと引っかかってたのは、現地人の顔が白鵬やボクシングの内藤に似てたって事だった。実写できんじゃん! [映画館(吹替)] 6点(2010-03-25 22:42:21) |