1. 狩人
《ネタバレ》 世界一退屈な映画に認定する。 ギリシャにおける右派共産主義と左派民主主義との対立を軸にした内容なのは分かるが、似たような静かなシーンの繰り返しばかりで、その退屈さに怒りさえ覚えた。 [DVD(字幕)] 0点(2024-12-28 23:23:44) |
2. アレクサンダー大王
テオ・アンゲロプロス作品を観るのもこれで何本目だろう。 結構観た気がするが、この退屈感は何本観ても解消されることはなかった。 特に、本作は殊更退屈だった。 退屈プラス理解不能。 話が陳腐とかではなく、むしろ高尚な感じのするものなのだが、そもそも冒頭からラストまで何が言いたいのか解らない状態が3時間半持続し、致命傷を負った次第である。 共産主義体制であるとか、宗教であるとかの問題が背景にドデーンと据わっているのは分かるものの、それに対する知識も造詣もないので、やっぱり解らない。 あと、この監督の作品とは波長が合わない。 何も起らない作品が嫌いというわけではないが、この作品の何も起らない感じは、どうにも私の感性とマッチしないようである。 [ビデオ(字幕)] 1点(2009-07-26 22:47:52) |
3. 霧の中の風景
《ネタバレ》 テオ・アンゲロプロスという監督とは、とことん相性が悪くて、今までに観たこの監督の作品はことごとく合わなかったという経緯がある。 しかし本作は私が最も好きとも言えるジャンル“ロードムービー”なので、少しは期待して観てみることに・・・ 前半からなかなかの良い雰囲気。 幼い子供二人が父親の面影を追い求め、旅を始める。 旅先で出会ったバイク青年との絡みはなかなか味わい深く、期待は増していったが、後半になるにつれ、いつものテオ節が炸裂!。 あえなく撃沈しそうになった。 そして、これまたテオ作品に多い、突然のハプニング。 終始、静かにゆっくり話が進んでいくと思いきや、突然、嵐が巻き起こる。 それがテオ作品。 今回は、少女への強姦事件。 描かれ方がとても地味であるため、余計にリアリティが増し、後味の悪さが残った。 この強姦シーンについては、個人的に不要と感じた。 別にこんな悲惨なエピソード盛り込まなくたって、二人の子供が静かにゆっくり旅をする・・・でいい様に思うんだが。 やっぱり、この監督とは相性が悪いらしい。 [ビデオ(字幕)] 4点(2009-07-20 23:46:20)(良:1票) |
4. 旅芸人の記録
やはり、この監督とはすこぶる合わない。 なんでこんなに尺が長いのか。 退屈なだけのロングショットに何を感じればいいのか。 というか、内容はこれでいいのか? 映像は綺麗だけど、感銘を受けるほど綺麗なわけじゃなし。 辛いだけの4時間弱。 休日の半分を割いて観るには辛すぎる映画。 ただ唯一のインパクトは、「ヤクセンボーレ!」の掛け声と共に行進しながら唄う人達。 ヤクセンボーレ! ヤクセンボーレ! うーん・・ 4時間弱、辛い映画を観て生まれた感想が「ヤクセンボーレ!」だけってのは、いかにも辛い。 [DVD(字幕)] 1点(2009-06-08 02:16:42) |
5. 永遠と一日
同じテオの『ユリシーズの瞳』と見分けがつかないくらい苦手。 [ビデオ(字幕)] 2点(2007-10-12 16:43:02) |
6. ユリシーズの瞳
溝口健二の長回しは大好きだが、テオ・アンゲロプロスの長回しは何故だかとても苦手。 [ビデオ(字幕)] 2点(2007-10-12 00:14:46) |